TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

僕だけの奇想天外な神様

一覧ページ

「僕だけの奇想天外な神様」のメインビジュアル

僕だけの奇想天外な神様

第3話 - サービスを受ける

162

2025年04月09日

#mtp

#夢をかなえるゾウ

#🍏

ウヴァ

シェアする

この作品はいかがでしたか？

162

ウヴァ

プロフィール

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール

テラーノベルのスクリーンショット

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ホーム

検索

通知

本棚

言われた通り磨いてみた。、正直に言うと気持ちが良かった、とても。

にわかには信じ難い快感だった。

何だか自分を磨いている様だった。

『どうだった？』

「良かっ、た。」

『何、その返答。小学生？』

頭が痛い。

『もう少し相手の心を伺ったり期待に応えようとする返答は出来ないの？』

ぶっ飛ばしてやろうかな。ぶっ飛ばしてやりたいな。

「……あのさぁ、僕にどうこう言うくせに君はあんまり良い印象を振りまいてないよね」

『良い印象を振りまくことが成功の道なんだったらオレは元貴に成功しろだなんて言ってない』

「いや、心を伺うとかって…」

『良い印象を振りまけとは言ってない。』

「だとしてもたたない角をたてる必要はないじゃん」

『…』

言い返せないのかい。おい、さっきまでの威厳はどうした。

恐ろしい、コイツの気まぐれさが恐ろしい。どれだけ人を振り回せば気が済むのか

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー〜

「…さっきから黙ってるけど、大丈夫、？」

『…近くにお店ある？』

話しかけなければよかった。

「…あるけど、なんで」

『勉強しに行こっか。ね、ほら』

「は？ちょ、待って。おいｯ聞けってば」

『なんだよ、さっきからぁ…』

「なんだよってなんだよ。ツッコミどころしかないわ。急に勉強に行くったって僕、勉強道具とか持ってないよ」

『別に道具は要らない勉強だよ。安心して着いてきてよ』

「安心できるとでも？」

『まあまあ』

なんだ？勉強？えぇ？

道具が要らないってことは国語とか理科とかじゃなくて、その、成功の秘訣みたいなものの勉強なのか？

『ここ？』

「ん、そう」

『じゃあ今日の教え』

〜サービスを受ける〜

「………っえそれだけ？」

『それだけって、甘いねぇ甘すぎる！』

「もう、君のキャラが分からないんだけど。」

『サービスっていうのは単に店員さんがお客さんにする奉仕のことだけじゃないの。』

「…例えば？」

『人に何か協力した時、感謝の言葉を述べてもらう。それがサービスを受けたってこと。

分かる？まぁ、分かりにくいよね』

「、とりあえず人に何かをして貰うことが今日のミッション？」

『それと、サービスを受けた時に自分がサービスをする立場に立った時どうするかを考えて学ぶこと。』

「考えて学ぶ…。」

今日の教え

サービスを受ける

ケツメイシ

出会いは成長の種