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「ん、…ぅ、…ぅ、…」
起きるとそこは、ベッドだった
「やっほー、起きた?」
「ビックッ!?、…」
突然話しかけられ体が跳ねた。隣を見ると、ぼんさんが半笑いながら驚かせたことを謝って居た。自分がさっき負けた相手、…すると、
「悔しい?」
と、聞いてきた自分はその質問に頷き言葉を返した
「初めて、…負けました…」
と、自分はそう言いながら下を向いた
「じゃぁ、初めての負けを味わえたね♪!」
貴方は笑ってその大きな手で自分の頭を撫でてくれた。暖かかった。負けたのにこんなにも心が暖まることなんて今まではなかった。でも、自分は貴方の笑顔に笑顔で返すことができなかった。
すると、また彼が口を開いた
「おんりーチャンの弱点は、なんでもギリギリで避ける、ところだよ。それだと、肝心なとき避けることが出来ないかもしれないから、相手がどう動くが予め考えておくべきだよ?」
何も言い返すことが出来ないくらい、自分の弱点がばれてしまった。でも、ギリギリで避けるのは、相手がぼんさんだったからだ。いつもならもう少し速く動けれるけれど、ぼんさんの動きが速すぎてそれを上間ることはできない、
「でも、おんりーチャンは身体能力は全然俺よりいいよ、今までで見た来た人の中で1番凄かったよ」
そして、また貴方は自分の頭を撫でた。貴方は勝ったのに嬉しそうにしたり、自慢をしたり、威張ったりしない。それはどうしてなのか。何故戦った相手にこんなにもアドバイスをくれるのだろうか。疑問を考えれば考えるだけ、また疑問が生まれる。
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