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女の子が少し羨ましい。男みたいにゴツゴツしたからだでもないし背も小さいし声も高いし。別に女の子になりたいわけではないけど、可愛いものを着れて羨ましい。男である僕は、可愛いものが好きでも周りが男の子なんだからとスカートを簡単に着れない。僕は女の子が少し羨ましい

「校長先生からのお話です。」

「校長の三方多用(みかた たよう)です。皆さん入学おめでとうございます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜これで終わります。」

きおつけ、礼

「次に、

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 」

「こんちには〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

「これで入学式を終わります。一同礼」

***

赤岩高校に中学した僕は入学式が終わり早速帰ろうとした。

「やっと卒業式終わった~校長先生の話すごく長かったなぁ~家帰ったらスカートとはいて早速お出かけしよ〜。今日は、どこ行こうかなぁ~」

僕はそういいながら考えていた時に前の人とぶつかってしまった。

「す、すみません💦考え事しながら歩いていたせいで💦💦すみませんすみません💦」と言いながらペコペコと言いながら謝っている。

「……別に……とりあえずそこどいてくれる?…」と言いながら僕を見下している。

「は、はいすみません💦」と言いながら端っこに行った。そのあと彼は、そのまままっすぐ進んで行った。

「すごい怖い人だったな~💦 」とふ〜と言いながら少し焦りながら帰って行った。

「ただいま~!」

「おかえりー!!!駿にぃ!!」

「おかえり駿介随分帰るのが早かったわね。仕事で行けなくてごめんなさい。私も行きたかったけど、仕事出忙しくなっちゃって💦やっぱり言った方が良かったんじゃないかしら💦」

「大丈夫だよ、母さん仕事頑張って来てくれてありがと、海斗も幼稚園楽しかった?」

「楽しかった!」

僕には海斗という弟がいて、弁護士をしている母がいる。母弁護士の仕事をしているため忙しく基本家事や弟のお世話をしているんだ。弟は6歳になったばかりで来年は小学生で僕と違ってお友達が沢山いる。父は…父は弟が2歳僕は11歳の時に事故にあい他界している。母は女手1つで頑張って僕たちをここまで育ててくれた。本当に感謝している。けど、

「そうだ!お母さん、僕高校生になったからバイトしたいんだけどいい?」

「そうね〜バイトか〜ん〜私的に流行って欲しくないは欲しいものがあれば私に言ってくれれば買ってくるし、別にバイトしてあなたが大変な目にあったら困るし、私は金銭的には何も問題ないから😊」

「……そっか…なら大丈夫だね!あのねお母さんひとつ言いたいことがあって……… 」

僕は自分が可愛いものが好き。女装が好きってことを言ったことがない。そろそろ言わないとダメだと思い言おうとした。

「どうしたの駿介?」

「僕……💦…の友達がさ!可愛いものや女装が好きっ言ってたんだお母さんはどう思う?💦💦 」と言いながらはぐらかした。正直に言うのが怖かったんだ

「その子は男の子?男の子ならかっこいいを好きじゃないと女装だって…男なのに気持ち悪い・・・・・・・し」

「ッッ……そう?💦💦僕は好きなことをちゃんとできていいと思うよ?💦」

僕は焦りを出してお母さんにといた。

「駿介…あなたそういうの好きになったの?ならやめてあなたは普通の子なんだから」

と少し怒り気味で言っていた。僕はそれを聞いた瞬間数秒頭がぼーっとした。なぜ男が可愛いものをつけたり着たりしたいだけなのにそれが許されないの?おかしいよ…と頭の中で呟いた

「…そ、そうだよね…ははは…僕疲れたからシャワーして寝るね 」

「え?まだ夕方よねるには、早すぎるんじゃないん?けど入学式で疲れたわよね、今日は早めに帰れたし夜ご飯は作っておくからラップして置いとくわね。おやすみ」

「おやすみ…お母さん、海斗」

「ブーンブーンえっおやすみお兄ちゃん」と車のおもちゃで遊んでた海斗


***


今日はお出かけしようと思ったけどお母さんの話を聞いてもう自分に嘘しか付けなくなりそうで怖かった……やりたいことをやりたいって言える人間になりたい…と思いながら夢の中へはいっていった。



自然とポロッと自分の目から涙が寝ている時に出ていた。

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