風紀委員長の先輩。

憂鬱な気分のまま、

家の中へ入る。

○｢はぁ 、｣

こんな嫌な気分になるなら

あの時断ればよかった …

知らない方がいいこともある 、って

こーいうことか ㅋ

そもそも恋愛なんて 、

成功して奇跡だもん 。

私なんて尚更 。

なんでも上手くいくなんて 、

絶対に思っちゃダメなのに 。

＿＿＿

△｢おはよー！｣

○｢おはよ｣

△｢あれ、なんか元気ない？｣

○｢いやいやいつもと同じㅋ｣

△｢だよねびっくりしたㅋ｣

私だって

いつも元気なわけじゃないんだよ 。

どんな顔して先輩に会えばいいの？

できるなら  、

もう先輩と会いたくない  。

合わせる顔もない  。

私の勝手な思い込みで  、

先輩を傷つけてしまう前に  。

消えてしまいたい  。

恋がうまくいかないって、

こんなにつらいの？

こんなにも頭の中が

先輩でいっぱいなんて  、

相当好きなんだな  、私  。

今更諦めるなんて無理だよ 、先輩 。

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