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皆様、その、
大変お待たせいたしましたー!!!!!
そして、
申し訳ございませんー!!!!!!!!
何故こんなに更新が遅れたかというと、
クソ中間テスト野郎がありました^_^
許すまじ
しかし久しぶりにテラーノベルを開いてみると、バリオルが合計136いいね!感動で涙が止まりません、ありがとうございます😭
さて、1ヶ月ぶりの更新なので文章力が落ちているかと思いますが、四話、なんとか描き上げました。挿絵つき。(瀕死)
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『恋人…ごっこ、だと?』
『あ、いや、待って、違…』
嘘嘘嘘嘘!!!!何言ってるんだ!!!
あたしのバ鹿!!!!!!
『ううう、忘れてくださいっす!!!』
バタンッッッ
テンパって、ドアを勢いよく閉めてしまった。
…
はぁぁぁぁぁ…本当、何で恋人ごっこなんていっちゃったんだろう…
口に出すなんて、バ鹿バ鹿バ鹿ぁ…!
ドン引きされて、全部無かったことになるに決まってるじゃん…
あー、最悪、泣きたくなってきたっす…
頭を抱えて、扉の前で崩れ落ちる。
『良い、許す。』
へ?
『余を満足させてみよ、ウインバリアシオン』
扉の向こうから静かで厳正な声が響いた。
こ、これって…
まさか、
OKされた!?!?!?
『ほ、本当っすか!?!?!?』
急いで聞き返しても、
もう返事は無かった。
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《翌朝》
ん…朝か…
って、ああああ!!!!
今日、トレーニング復帰の日じゃないすか!!!
し、しかも、昨日オルフェと交わした…
“恋人ごっこ”初日…
前途多難すぎるっすよぉ!!!!
とととととりあえず、朝食を食べに行かないと。
あたしはすうすうと寝息を立てて眠るシュヴァルさんを横目に、洗面台に向かった。
髪はしっかり手入れしてるから、櫛で一回ほどすけばサラサラと流れる。
その髪達を赤いリボンでゆわいて、
耳にメンコを被せて、
あとは翼の髪飾りをパチンと留める。
準備は完了、あとは野となれ山となれ。
とりあえず食堂に向かって行った。
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《トレセン学園食堂》
食堂はいつも通り多くの生徒でにぎやかだった。
いやちょっと、にぎやかすぎるかもしれない。
あ、にんじんハンバーグ、数量限定だ。
食べたいなぁ。
でも争奪戦に参加するのもなんだか今はダルい、、
あたしは適当に定食を頼んで、
空いてる二人席に座った。
そして、お味噌汁に口をつけようとしたそのとき。
『座るぞ』
こっ、この声は…!!!
『オルフェえええっ』
驚いたものの、昨日のことを思い出して、弱々しい呻き声しか出なかった。
恋人ごっこ。オルフェ、なんだかノリノリすぎじゃないすかね?
相席なんてしたこともなかったのに!
う、嬉しいは嬉しいっすけど。
『あれ、ご飯はどうしたんすか??』
『既に食べ終えている』
『はぁ??』
『貴様と言交わしたかっただけ故にな』
『はぁ…』
いきなり近づかれたら驚くっすよ!
いや、恋人ってそんなもんなんすか?
あたしが、じっと見つめてくるオルフェに動揺していると、
『食べぬか?余が口へと運んでも良い』
とか言ってきて、ちょっとウザい。
『良いっすよ、子供じゃないんですから!』
あたしは腹いせに米にがっつく。
はー、なんか、想像していたものじゃ全然ない…
ただオルフェに揶揄われているみたいだ。
見られてるのだから変に緊張して、
まるで白米の味がしない。
ふと顔を上げると、オルフェが愉快そうに微笑み返す。
『どうした?』
違う、違う!
あたしが確かめたいのは
こういうことじゃなくってぇ!!
ガタンッ
勢い良く席を立って、向かい側の席にズカズカと歩を進めていく。
彼女は、目を見開き、肩を引く。
席の前に立つ。
そして、木造の綺麗めな椅子に座る乙女に、そっとキスを落とした。
『プリンシパルは、あたしっす。』
そう囁いて、
あたしは元いた席に着いた。