無色透明な明日へ

⚠️いじめ⚠️

⚠️自殺⚠️

※主はこういうのが大好きです。これからも推しを病ませたりすると思います。

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死んで欲しいと言ったのはアイツだから

机に「消えろ」と刻んだのはアイツだから

そんな言い訳で彩り、さらに重ねて、

今日という真っ白なキャンパスを塗り潰す。

屋上で沈みかけた赤い夕日を見つめ、小さな溜息を吐く。

自分より高いフェンスを軽く睨んだ。

どれだけ高く背伸びしても、目の前の人間 一人 守ることすら出来ないのだ。このフェンスが何のためにあるか分からない。

こんな俺が何のために生きているかも分からない。

空が紺色に染まって行く。青白い月が薄い雲に覆われ、朧げに街を見下ろしていた。

今日でキャンパスは使い切ってしまったから、明日には何も描けない。筆もここで捨ててしまおう。

アイツらはどんな反応するのだろう。

喜ぶ？

驚く？

焦る？

どれでもいいや。

あーあ、明日のニュースが楽しみだなぁ。

まぁ、俺は見れないけど。