一旦家に帰った後、すぐに若井の家へ向かう。
番号は咄嗟に覚えた。道は怪しいけどなんとなく辿り着ける自信があった。
______,
ここだ…ついさっき出てきたマンション
チャイムを押す。
すぐにドアが開き少し緊張した面持ちで歩き出す。
「若井、やっほ」
「うん…入りなよ」
そう案内されたので入る。
今回2回目の若井の家だ。
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若井は親切にコーヒーまで出してくれた。
そのコーヒーを一口飲んだあと、若井の方から口が開く
「元貴、会うのはもう、これっきりにしてね」
なんてことをさらりと言った。
まだ言うの。。
これっきりで終わらせられるわけがない。
僕は心に深く、若井の印が残っている。
「そっちなんだよ…若井から始めたんだよ」
さっきまでの怒りが悲しみに変わった。あぁ、また泣いちゃうのかな。
「俺は、犯罪者だから。」
関係ないよ。僕は許してる。
「若井が好きッ…好きなの」
つい言ってしまった。また、若井を困らせる。
そう思い若井の顔を覗き込む。驚いた。こんな顔をさせるつもりではなかった。
「そっか……」
…。この言葉は若井の表情に比例していない。
「若井…本当のこと言って」
「もう、嘘つかないでよっ…」
「元貴にはね。お兄ちゃんがいたんだよ。」
思ってもいない発言だった。兄がいただと?
いや、そんなの聞いてない。僕は一人っ子だ。
「なにいってんの、」
「本当だよ」
「あの海の近くに住んでたとき、
よく思い出して。。」
あの海の近く…??確かに、見覚えのあるような気がしなくもなかったけど、記憶にないな。
暫く考え込んでいると突然曲が流れ出す。
「part of me。元貴の曲だよ」
そうだ。確かに僕の曲だ。
おおよそ3分。僕たちは黙って曲を聴いていた。
曲が終わったと思えば若井の頬に涙が伝う。
「若井っ…?なんで泣いてるの、」
「元貴____,」
「元貴はすごいよ」
突然声が聞こえる。若井の声によく似た、…
「若井お兄ちゃんっ…?」
すごく、物凄く短くてすみません。
また、かけたらだします
ねえきいて。
あの昨日公開した
これ!比喩とか使って表現めっちゃ工夫したの!!!
がんばりました。ほめろ
コメント
5件
沢山褒めましゅ(?)