滴る水の音が聞こえる夜……
優しい風が吹く外…
どれも気持ちがいいものだ
「外を覗いて何見てるの?」
後ろから声が聞こえた、振り返らずに外を見つめながら言う
「水の音と風が気持ちがいいから見てるの」
僕はそう言った
「そっか、でも風邪引いちゃうかもだから眠くなったらベッドに行くんだよ?」
優しい表情と声で僕にそう言った
「大丈夫だよ、お姉ちゃんも見る?」
僕はやっとお姉ちゃんの方へ目を向け少し隣により
お姉ちゃんが入るようにした
お姉ちゃんの見た目はショートヘアの明るめな茶髪で瞳は緑、服は
完全寝る気満々の星空が描かれたシンプルなパジャマだ
「少しだけ、見ようかな」
そう言い僕の横に来る
僕もお姉ちゃんも外を眺める
「お姉ちゃん、いつかお姉ちゃんも外で一緒に遊ぼ!」
笑顔で僕は言う
そうすると優しく少し困った顔でお姉ちゃんは言った
「うん、沢山遊ぼうか」
僕は嬉しくてニッコリと心から笑う
その時ノックの音が鳴ってドアが開いたそこには綺麗な水色で銀髪の髪を
していて会社員みたいにキッチリとした姿のお母さんがいた
母「しー君、迎えに来たよ」
詩愛「お母さん!」
僕はお母さんの方に行き抱きつく
お母さんは一瞬驚いた顔をしながらも笑顔で受け止めて撫でてくれた
母「希心、しー君を見てくれてありがとうね 」
希心「どういたしまして!」
笑顔で彼女はそう答える
母「希心、最近どう?少しでも楽になってくれてたらいいんだけど…」
心配した顔でお母さんは言う
希心「大丈夫だって!」
希心「お母さんは心配し過ぎだよ〜」
手を縦に降り笑いながら答える
母「それならいいんだけど…」
まだ心配しているお母さんに僕は言った
詩愛「お母さん…僕眠い…」
母「あっ、分かった急いで家に帰ろうね💦」
少し焦りつつも優しく僕を抱っこした
後、希心の方へまた向く
母「ごめんなさい、しー君が眠いみたいで…」
希心「お母さん、時計みて私も寝ないとだよ(笑」
お母さんは腕時計を覗いた
母「あっ、本当だ!」
母「急がないとね、迷惑かけちゃうし…また明日詩愛を宜しく頼むね」
希心「いいよ!明日も自由時間あるしね!」
元気で明るい希心を見て
少し安心したような顔をするお母さん、でもまだ心配しているようだ
「またね」とニコッと笑ってお母さんは部屋の外え出た
希心「またね〜👋´-」
お姉ちゃんが手を振っていたのを見て僕はそのまま眠りについてしまった
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