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え?ちょっと待って皆んな早ない!!
え?もういいね数100に到達してんの?ゑ?まじかちょっ頑張りますわ٩(🔥▽🔥)۶
それでわ、少年の日の思い出(wrwrdVer.)の時間です。
今でも特に綺麗な蝶や蛾を見ると、俺はあのころの情熱を感じることがたびたびある。結構遊んでたしね。
そんな時俺は一瞬、子供だけが感じることのできるあのあれだよあれえっとあ!!そうだなんとも表現しようのない、むさぼるような恍惚状態に襲われる。少年の頃、はじめてのキアゲハにしのび寄ったときのあの気持ちなんだよ。また、突然幼い頃の無数の瞬間や時間を思い出す。楽しいよな🌱 ᐛ🌿。強い草いきれのする乾燥した荒野での昼下がり、庭での涼しい朝のひととき、神秘的なもりのほとりの夕暮れどき、俺は捕虫網を持って、宝物を探す人のように待ち伏せていた。
そんなとき、美しい蝶や蛾に出会い、——–それは 特別な珍品でなくともよかった——–その蝶が日に当たった花にとまって、捕らえるよろこびに息もつまりそうになり、そろりそろりとしのび寄って、輝く色彩の斑紋のひとつひとつ、水晶のようなしみ脈(ごめんしみやくって漢字出てこやんかった)のひと筋ひと筋、触覚のこまかいとび色の毛の1本1本が見えてくると、それはなんという興奮、なんというよろこびだったろう。こんな繊細なよろこびと、荒々しい欲望の入り混じった気持ちは、その後今日までのじんせいのなかでもめったに感じたことはなかった。
両親がちゃんとした道具をひとつもプレゼントしてくれなかったので、おれは自分のコレクションを古いつぶれたボール紙の箱に保管するほかなかった。針がしっかりと刺さるように、ワインの栓を輪切りにした丸いコルクの切片を底に貼り付け、このつぶれかけたボール紙の箱の中におれの宝物をしまった。
力尽きたから終わるじゃあね