逆行した糸師凛
ーーーーーーーーーー
凪「いや…そうだけど…//」
ウィーン
千切「おーい凪ー」
凛「あ…千切」
千切「…お前ら何やってたの?」
凛「凪が頭撫でてほしいって言うから」
千切「おーい凪ー?抜け駆けすんなって言ったよなーボソッ」
凛「?」
凪「冗談で言っただけだったんだけど、まさか凛が撫でてくれるとは思わなかったんだもんボソッ」
千切「へぇ…ならさ、凛、俺の事も撫でてよ」
凛「…ギュウ…ナデナデ」
千切「ッ…//」
凛「ナデナデ…これでいい?」
千切「おう…//」
凪「それより、熱は?」
凛「多分、下がったと思う」
千切「一応熱測って」
凛「…ピピピッ…37.0」
凪「さっきよりは下がったね」
凛「凪と千切に熱うつんないといいけど…」
千切「大丈夫だろ」
凪「うん」
凛「…ねぇ…兄ちゃんは…今どこ?」
凪「凛のお兄さんスペイン棟行ったよね?」
千切「あぁ、スペイン棟にいつもいるって言ってたしな」
凛「そっか…」
凪「…会いたい?」
凛「あ…いや…」
千切「なんか思い詰めてる?」
凛「…兄ちゃんが…なんでブルーロックに来たのかなって…」
千切「……(凛のために来たって言った方がいいのか?)」
凪「(多分凛のために来たんだろうけど)」
ウィーン
冴「凛!」
3人「ビクッ」
凛「え…兄ちゃ…」
冴「はぁはぁ…ちょっと2人にさせてくれ」
凪「はーい」
千切「なんかあったら呼べよ〜」
凛「…何しに来たの?」
冴「あ?」
凛「なんで…ブルーロックに来たの?」
冴「それは…」
凛「潔達に会うためでしょ?」
冴「は?」
凛「潔は、U-20の時に最後に点を決めたし、士道だって兄ちゃんに選ばれたし、他の奴らだって、点を決めたり、兄ちゃんに認められるような実力を持ってる…だからブルーロックに来たんでしょ?」
冴「…凛、俺がブルーロックに来た理由は、お前に会うためだよ」
凛「え…」
冴「確かに、潔世一は最後に点を決めたが、それはお前もだろ?」
凛「それは…皆のサポートがあったからで…」
冴「それに、お前に謝りたくて俺はここに来た」
凛「謝る…?」
冴「あぁ、あの雪の日の事と、U-20が終わった後に言った事を謝りたかった」
凛「……」
冴「悪かった…」
凛「いいよ…もう…」
冴「凛?」
凛「あの時はまだ子供だったし…兄ちゃんだって、スペインで辛い事があったんだろうし…」
冴「…ギュウ…」
凛「え…」
冴「…もうお前と離れないから…」
凛「…笑何それ…」
冴「悪いかよ」
凛「別に?照れた兄ちゃん見るの初めてだなーって思って」
冴「馬鹿にしてんのか?」
凛「してないよ笑」
コメント
2件
見るの遅くなってごめんなさい、😓原作はこんなサクッとはいかないだろうけど、仲直りしてほしいな…。ほんと毎回理想の作品すぎます!!🥹💖