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逆行した糸師凛

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逆行した糸師凛

11 - もうお前と離れないから

♥

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2024年01月11日

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逆行した糸師凛

ーーーーーーーーーー

凪「いや…そうだけど…//」

ウィーン

千切「おーい凪ー」

凛「あ…千切」

千切「…お前ら何やってたの?」

凛「凪が頭撫でてほしいって言うから」

千切「おーい凪ー?抜け駆けすんなって言ったよなーボソッ」

凛「?」

凪「冗談で言っただけだったんだけど、まさか凛が撫でてくれるとは思わなかったんだもんボソッ」

千切「へぇ…ならさ、凛、俺の事も撫でてよ」

凛「…ギュウ…ナデナデ」

千切「ッ…//」

凛「ナデナデ…これでいい?」

千切「おう…//」

凪「それより、熱は?」

凛「多分、下がったと思う」

千切「一応熱測って」

凛「…ピピピッ…37.0」

凪「さっきよりは下がったね」

凛「凪と千切に熱うつんないといいけど…」

千切「大丈夫だろ」

凪「うん」

凛「…ねぇ…兄ちゃんは…今どこ?」

凪「凛のお兄さんスペイン棟行ったよね?」

千切「あぁ、スペイン棟にいつもいるって言ってたしな」

凛「そっか…」

凪「…会いたい?」

凛「あ…いや…」

千切「なんか思い詰めてる?」

凛「…兄ちゃんが…なんでブルーロックに来たのかなって…」

千切「……(凛のために来たって言った方がいいのか?)」

凪「(多分凛のために来たんだろうけど)」

ウィーン

冴「凛!」

3人「ビクッ」

凛「え…兄ちゃ…」

冴「はぁはぁ…ちょっと2人にさせてくれ」

凪「はーい」

千切「なんかあったら呼べよ〜」

凛「…何しに来たの?」

冴「あ?」

凛「なんで…ブルーロックに来たの?」

冴「それは…」

凛「潔達に会うためでしょ?」

冴「は?」

凛「潔は、U-20の時に最後に点を決めたし、士道だって兄ちゃんに選ばれたし、他の奴らだって、点を決めたり、兄ちゃんに認められるような実力を持ってる…だからブルーロックに来たんでしょ?」

冴「…凛、俺がブルーロックに来た理由は、お前に会うためだよ」

凛「え…」

冴「確かに、潔世一は最後に点を決めたが、それはお前もだろ?」

凛「それは…皆のサポートがあったからで…」

冴「それに、お前に謝りたくて俺はここに来た」

凛「謝る…?」

冴「あぁ、あの雪の日の事と、U-20が終わった後に言った事を謝りたかった」

凛「……」

冴「悪かった…」

凛「いいよ…もう…」

冴「凛?」

凛「あの時はまだ子供だったし…兄ちゃんだって、スペインで辛い事があったんだろうし…」

冴「…ギュウ…」

凛「え…」

冴「…もうお前と離れないから…」

凛「…笑何それ…」

冴「悪いかよ」

凛「別に?照れた兄ちゃん見るの初めてだなーって思って」

冴「馬鹿にしてんのか?」

凛「してないよ笑」

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