桃赤
俺はなんで生きてるのか。
俺はなんで死ねないのか。
その答えは______。
赤Side
俺は小さい時から母に生まれて来なければ良かったのにと言われ続けていた。
言葉が分からない2歳の時母は包丁を持って俺のところにやってきた。でも殺そうとはしなかった。
なぜなら捕まるからだ。
小学生だったころ俺は自分がおかしいと気づき始めた。みんなは友達いるのに俺は居ない。みんなは遊んでいるのに俺は勉強。
そんな中ある男の子が話しかけてきた。
“赤くんだっけ?俺と友達にならない?”
なんでだろう。なんで友達になりたがるのか分からなかった。
俺は無言で勉強をまた始めた。
話しかけられてから毎日のように名前も知らない人から話しかけられる。同じクラスだとしてもみんな名前知らない。自己紹介やってても俺はぼーっとしてた。
“赤くん一緒に体育館行こ?”
“赤くん一緒に帰ろ?”
“赤くん勉強教えて”
毎日毎日話しかけられるからこれだけを言った。
「俺に話しかけると呪われるよ」
なんて嘘を。
そこから名前も知らない男の子は俺に話しかけら無くなった。
そして呪われると言った嘘情報が噂になるとも知らずに。
桃Side
俺は小学生のころ気になっていた男の子がいいた。その男の子は誰とも話さない子だった。
ある日俺は”赤くんだっけ?友達にならない?”と声をかけたが無視されてしまった。
毎日毎日話しかけた結果やっと話してくれると思ってたら「俺に話しかけると呪われるよ」と言われ怖くて話しかけられなくなった。俺が話していれば今もあんな噂が広まることはなかった。
赤Side
中学生になり俺はずっと勉強をしていた。なぜなら勉強は大切だからだ。今回の定期試験では5教科の試験。いつもより頑張って勉強した結果合計で500点だった。つまり全て100点。成績は5段階中5。この成績をみてみんなは凄いという。
でも俺は何が凄いのか分からなかった。勉強して、提出物を出していれば簡単に5は取れるのに。なんでみんな羨ましいと思っているんだろう。
変な人たちだな…笑
そしてまた小学生のとき話しかけられていた人から話しかけられる
“俺中学生になって勉強分からないから教えてくれない?”
そんなことを言われた気がした。でも俺は「また呪われたいんですか?」と答えた
“呪われるって嘘なんでしょ?”
は?この人は何を言っているのか分からなかった。
“じゃあ本当に呪ってよ”
えっ…。
“出来ないじゃん。嘘情報なんでしょ、?”
俺は無言でまた勉強を始めた。
俺はなんのために勉強をして、
なんのために生きているのか。
それは志望校に受かるために勉強をして、未来の子供達に楽しんでもらいたいから。
結局俺は志望校に受かり、高校生生活を1人で楽しんでいた。
なのにまた。名前も知らない人が同じ学校なんてびっくりした。
桃Side
俺は中学生になってから勉強に追いつかなくなったので赤くんに話しかけてみた。
そしたらまた「俺に話しかけたら呪われるよ」なんて言われたけどどうせ嘘情報だ。
だったら呪ってよって言った瞬間赤くんは大きく目を開いた。
嘘だ。って思った。
そこから先生に赤の志望校を聴きそこの高校に受かるようにいつもよりか勉強した。塾も行き始めた。そしたら受かった。
“あった。良かった、お母さん受かったよ”
なんて亡くなったお母さんに言う
お母さんはなんて言ってくれるのだろう。
良かったねぇ、高校生生活楽しむんだよって声が聞こえた。
赤Side
俺らが高校生のとき一気に流行ったのは歌い手グループ。
でも俺は興味なかった。歌い手なんかやってたら勉強する時間が無くなると思ったからだ。
そんな時ある人に誘われた。
名前も知らない、少し上の人。名前は確か…紫…?だった気がする。
俺は検討中と言った。
そんな時紫さんは俺と同学年のよく話しかける子を誘った。その人の答えはやりたいだった。
なんのためにやりたいのか。なんでやりたいのか俺には分からなかった。
結局俺はグループに入った。
でも勉強が最優先ということもあって、俺は全く活動をしなかった。
活動しないで1年が経った。
俺はグループに入ってる存在なのか。みんなは忘れてないのか心配だった。俺はなにかと紫さんに連絡をした。
俺次の公式配信出てみたいです。っと。
紫さんは分かったと返信が帰ってきたが、紫さんと名前も知らない人しか分からない。グループには6人いるらしいけど、他のめんばー?は分からない。
そんな時公式配信が始まった。
始めてだった。これで6人揃ったねと。
紫さんと黄さん…?はめっちゃ喜んでいた。
また、6人で活動できると。
また、6人で色々できると。
俺はなんで公式配信を出たんだろうか。
2時間あれば、勉強なんていくらできるのだろうか。
俺はそれを考えながら公式配信を最後までやった。
公式配信が終わって紫さんに聞いた。
なんで俺を誘ったのか。
その答えがいつか絶対楽しいと思える人が欲しかったからと紫さんは答えた。
それが俺だと言う。
高校も卒業して歌ってみた?を撮って1人でMIXまでして投稿した曲が300万回を超えていた。
びっくりした。そしてオリジナル曲を投稿してみた。そしたら600万回以上を超えていた
でも歌うことは昔から好きだった。嫌いではなかった。俺は歌に恵まれていたのかもしれない。
そしてSNSのフォロワーも300万人以上でグループの中で一番上だった。
俺はグループなんて入らなければ良かったと思っていた。いや、今も思っている。
でもめんばーは嫌いでは無い。好きでもない。今後活動していく中で沢山話す機会があると思ったけど紫さん以外俺は話すことができなかった。
話しかけられないから。話しかけたら嫌われると思っている。紫さんはそれを知っている。俺は嫌わないと言ってくれたので自分の中では仲良くしている方だ。
俺は初めての個人配信をした。閲覧は6万人ぐらい。びっくりした。これだけの人が俺を応援してくれるなんて。
なんでこんなに応援してくれるんだろう。って内心思ってたけど俺は口に出さなかった。
俺はなぜ生きているのか。
俺はなぜ死ねないのか
その答えは活動をしているから。と答えたかった。
俺はなぜ生きているのかに対して答えよう。
俺はもう死んでいる。
そしたらなぜ俺は死ねないのかに答えよう。
俺は幽霊だから死ねないからだ。
だから俺はなぜ生きているのか。
なぜ死ねないのかという疑問が解決した
俺は死んでから幽霊になって、生きているから死ねないんだ。という答えになった。
めんばーは死んだことは知らない。
知っているのは俺と見ている君だけ
俺は一生死ねない世界に来てしまった。
みんなは死ねるのに俺だけ幽霊になってしまった。
でも幽霊は幽霊でも楽しかった。
でも俺はここまでだ。
20××年6月4日俺は幽霊から身を離した。
俺のことが大好きなみんな応援してくれてありがとう。
声を聞いてくれてありがとう。
愛してくれてありがとう。
でもそれは本当の俺じゃないことを証明してあげる。でも証明するのはこっちの世界にきてから。
と思った。グループに誘ってくれた紫さんも、名前も知らない男の子も、他めんばーも幽霊世界にいた。
本物の人間が幽霊になるまでは疑問に持っててね
end
お久しぶりです。覚えてますか?
久しぶりの作品なのに謎作品を作ってしまってごめんなさい。笑
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次の物語 へ。
コメント
5件
フォロー失礼しますm(_ _)m
久しぶりすぎるうううううう めちゃめちゃ神だよお߹𖥦߹❤︎ 受験生だし大変だもんね…しょうがない…😵💫🌀 落ち着いたらまたお話しよーね💗
覚えてます.ᐟ.ᐟめちゃ作品好きです.ᐟ.ᐟ💗😘