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コメント
16件
きゃーー!! やっぱみんみんさんは天才ですね!😭
え、最後の好き てかがち目に神
没になった作品ですが、許してください😖
yarnです
ya→人間
rn→幽霊
ya視点
ya …
妙に違和感がする。
人に見られているような…
俺は高校2年赤川ya。ごく普通の男だ。
俺はゲームが趣味で、平日は学校から帰ってきたら、休日は毎日のようにゲームに時間を費やしている。それほどゲームが好きというわけではないが、なぜかハマる。手が勝手に動くんだ。
親に頑なに部屋から出てこない事を怪しまれて一回ゲームを没収されたのはこの世の終わりかと思うほど俺は趣味に一途だった。
それほど面白いゲームなのか?と聞かれたらそうと答えるだろう。俺がやっているゲームは、幽霊に関するゲームだ。そこまで人気はないゲームだが俺はこのゲームにどハマり中だ。
俺はいつものようにゲームをしている。
今日は休日だからな。
ゲームチェアに乗ってあぐらをかいてゲーム中。
ヘッドホンをつけているので周りの音は聞こえない。
母 yaー!朝ごはんよー
と言う声も全然聞こえない。まじで。
だから時々母さんを怒らせてしまう。
母さんも呆れたのか一回しか言わなくなったのだ。
ya (ここのステージはそれなりに面白かったな、まあ前のステージの方が好みだけどな)
一旦休憩しようと椅子から立ち上がった時、
rn ジー、、
ya !!!????
顔を上げた時、目があった
マジでビビって尻もちをついた。
動揺している俺を見て、
rn わあ!ご、ごめんなさい!!わざとじゃないのよ!
明らかに女の声だった。
…てか,コイツ幽霊…か?
この女…?の姿は宙に浮いている状態だった。
白い着物に頭に白い包帯?をつけていた。
ya 誰だ…お前
と言った途端
et バン!!!
勢いよくドアが開いた。
そこに立ってたのが、
et アンタうっさいわね!!!もうちょい静かにしなさいよこのドアホ!!
姉のetだった。
ya それどころじゃねーよ!!コイツ見えねーのか!
そう言って俺はこの女の幽霊を指差した。
et はぁ?幽霊?どこにもいないじゃん。なーに言ってんの?
見えてねーのか?
俺だけ??
姉が去って、俺はもう一度幽霊に話しかけた。
ya お前…誰だ?
rn そうでした!申し遅れましたね!私は、rnと言います!
rn…明らかに女の名前だ。
ya んで…そのお前がなんで俺だけ見えんだよ
rn だって一目惚れたんですもん!
ya は?
rn 何かおかしいですか?
ya ちょ、待て…頭が働いてねー…
コイツが俺を好き?何言ってんだ?しかもこの姿から見て同い年だ。
rn 初めて見ました!こんなに綺麗な人!
ya はあ…そーゆーけーか。
rn え?
ya 俺を連れていこーってか?まだ俺はやることあんだよ!お前に構ってる暇ねー。
rn そんな!だって貴方いつもゲームしてるじゃないですか!
ya うるせーっての。
rn って、このゲーム好きなんですか!?
そう言って画面に映し出されてるやりかけの画面を指差した。
ya あぁ、知ってんのか?
rn はい!もちろんですよ!!やってましたしー!
ya …知ってるのか…
このゲームは人気はそこそこある程度だった。
ストーリー性があまりなく、ただ単に倒すだけ系みたいなゲームだから、批判も多い。
rn このゲーム私好きなんですよねー!!ストーリーはあんまりないですけど、敵を倒したりいろいろできるし、何より自分で自由にやりたいところが選べる!そこがいいですよねー!!
と、笑みを顔から崩さず俺に向かって言った。
ya …
俺とおんなじ気持ちだった。
俺もコイツと同じような気持ちでやっていたのかもしれない。
rn でも人気がそんなにあるわけじゃないのがいやですよねー…
ya …あぁ
rn そういえば貴方の名前聞いてませんでしたね!
なんと言うんですか?
ya 言う必要あるか?
rn ありますよー!!せっかく好きなのに
ya …
俺は人にあまり自分の名前を教えたくない。
よく、名前でいじられたことがあるからだ。今はないがそのトラウマが蘇り、また同じように…って思っていわない。
でも…
rn じゃあ当てますね!予想はー…
コイツなら…
ya …赤川ya
rn !!
ya 言った言った。だからもうどっか行け。
rn すっっっっごくカッコいいー!!!!
ya …は?
rn yaくんでしょ!?すっごくカッコいい名前ー!!
目を輝かせながら顔を近づけてきた。
…そんなに言ってくれるヤツなんて…いなかったのに
ya …
rn 私貴方のこと好きでよかった瞬間増えたよー!!!これからもずっとそばに居させてね!!
なんだそれ。と思ったけど、心の奥底で、違う答えがあったのを俺は知らなかった。
ya ふっ…ゲームの邪魔すんなよ
rn …!!!
…、あれ…俺、何言って…
rn 笑ったー!!!!!!
ya は?
rn やっと笑ったー!!!死んだ目してたのに笑うんだねー!
ya 一生くんな
rn わー!!ごめんってぇー!!前言撤回前言撤回ー!そばに居させてよー!!
焦って俺に言い直してきた。
面白いヤツ…笑
ya あー!うぜーな!!わかったから!
rn やったー!!
ya ただしゲームの邪魔だけはすんなよ?
rn 承知しましたー!これからが楽しみだなー!
ya 大袈裟なヤツ…
rn だって嬉しいよー!好きなヒトのそばにいれるなんて!心臓ないのになんだかドキドキするー!
ya んだそれ…笑
rn また笑ったー!!
ya うるせぇ…
この先は、
俺と…rnだけが知っている物語。
邪魔してくんじゃねーぞ