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覚醒

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覚醒

3 - 第3話

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2024年06月03日

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目黒ー残念がってたよ。

渡辺ー知ってる。

目黒ーモデルやってやんないの?

渡辺ーん〜康二な、応募欄に名前書いてた。

目黒ー何か撮るのかな?

渡辺ーモデルとタイトル欄は空白だった。

目黒ーしょっぴーを撮りたいんじゃない?

渡辺ー分かってる。


あの夜、身体がとろけそうだった。

それほど気持ち良かった。

でも、まだ我慢させている。

次もきっと我慢させてしまう。

まだ向井を受け入れる勇気はない。

指なら何とかなる。


目黒ー俺たちだけが知ってるだけで、一般の人たちはどんな朝か知らないと思うよ?

渡辺ー分かってる。

目黒ーまぁ、無理にとは言わないし。

渡辺ーん。


そう、あれが熱い夜の次の日の朝だと分かる人はメンバーだけだ。

ただ、渡辺はその熱い夜に問題がある。

まだ、あれから先に進むのが怖いのだ。

あの写真を撮ってから、何度か熱い夜を過ごしてるが、今まで通りに戻ってしまった。

身体がとろけそうで気持ちいいが怖いという思いもある。

どうなるか心配なのだ。


渡辺ー康二、今日の晩ご飯は?

向井ーうちに来てくれるん?

渡辺ー食べたい。

向井ー冷しゃぶサラダと何しよ?

渡辺ー唐揚げ!

向井ー分かった、買い物して帰ろか?

渡辺ーん。


渡辺は向井が料理してる間、あの雑誌を見ている。

締め切りまで後10日。


渡辺ー康二。

向井ーん?

渡辺ー今日泊まる。

向井ーええよ。着替えあるし。


渡辺はペンを探した。

向井が料理してる間に、あの雑誌のモデルの欄に自分の名前を書いた。

知らん顔して雑誌を戻す。

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