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今回の登場人物︰カミラ・ロールズ(K.L。ヴァンパイア聖魔学校3年。アダムの双子の姉)、レオン・フローレス(L.F。ヴァンパイア聖魔学校3年。カミラの相方)、アダム・ロールズ(A.L。ヴァンパイア聖魔学校3年。カミラの双子の弟)、ヴァニスタ・ストレンジ(V.S。ヴァンパイア聖魔学校3年。右手に火傷のあとがある)、ルカ・ボーンズ(R.B。カミラたちの担任)、エレノア・ガーネット(E.G。医務室の先生。ルカとグレースの元担任)、シリル・ガーネット(C.G。医者。エレノアの夫)、その他(レオン母)
※暴言が含まれています
痣が出てから3週間。ついに、レオンと戦う時が来る。
L.F「…」
K.L「レオン、今日は随分静かね」
今日のレオンは先週よりも落ち着いており、ついにほとんど何も喋らなくなった。
A.L「何かあったのか?話せるなら話してくれ」
V.S「アダムの言う通りだ。私たちに話してみてくれないか?何か力になれるかもしれない」
L.F「…」
アダムとヴァニスタは何かあったのかもしれないと思いどうにか話してもらおうとしたが、レオンは黙ったまま。そのまま帰る時間が来てしまい、校舎を出た。この日はこの4人が最後に出たため、生徒は誰もいなかった。そして、校舎を出た瞬間、レオンの魔力量が急激に増え、しゃがみこんだ。
K.L「レオン?どうしたの?」
L.F「ハァァァ」
そして、大きく息を吐いた。
V.S「待て、レオンの様子がおかしい」
『バンッ!』
それと同時に、レオンは両手を地面に思いっきり叩きつけた。叩きつけた後、レオンの体が黒いオーラに覆われた。
A.L「離れろ!」
カミラたちは咄嗟にレオンから離れた。その時、外の騒がしさにボーンズ教授が駆けつけた。
R.B「なんの騒ぎですか!…って、フローレス…さん?」
ボーンズ教授はカミラたちの方へ飛んで行った。そして…
L.F「ふふふ…はははははは!」
『ズズズ…バサッ』
レオンからは角が生え、大きな翼を広げた。そして、起き上がりカミラたちの方を見た。その姿は、まるでレオンではないようだった。痣は、顔の半分を覆っていた。危ないと思い、4人は空へ避難した。その時、
A.L「ガハッ!」
アダムが吐血した。振り向くと、レオンがこちらを見つめていた。いつの間にか上空へ来て、アダムに攻撃したのだ。
V.S「レオン!お前、アダムに何をしたんだ!」
L.F「別に?避けられないソイツが悪い」
レオンは変わってしまった。今は、いつもの明るく優しいレオンはいない。
L.F「さぁ、お前達は俺の攻撃を避けることが出来るか?」
レオンは次々と攻撃していった。4人は、反撃をする隙がなく、ただ避け続けていた。
―医務室―
E.G「レオン…ついに限界突破したか…」
ガーネット教授は、外でレオンの相手をしている4人を見つめていた。
E.G「…シリルに連絡した方が良さそうじゃ。その後に、レオンの両親に連絡せねば。ルカを呼んで、連絡をしてもらわねば」
ガーネット教授は、プライベート教授室へ向かった。
―プライベート教授室―
『プルルルルルルル』
E.G「出るかのう…」
電話をかけてから1分後、
C.G『どうしたんだい?』
シリルからの返事が来た。
E.G「やっと出てくれたのう!レオンが限界突破してしもうた。学校に来てくれんか?」
C.G「分かった。すぐに行くから待っていてくれ」
E.G「あぁ、すまんのう」
電話を切った後、ガーネット教授は大急ぎでカミラ達の元へ向かった。
―上空―
E.G「お主ら!無事か!」
R.B「ガーネット教授!えぇ、私達は無事です」
E.G「そうかい、それは良かった。ルカよ、お主は今すぐレオンの両親に連絡しろ。その間は儂がレオンの相手をする」
R.B「分かりました!なるべく早く戻ってきます!」
ボーンズ教授はガーネット教授とバトンタッチし、急いで教授室に向かって電話をしに行った。
L.F「チッ、邪魔者め…ふっ、まぁいい。人が変わっただけで人数は変わっていない。なら、全員ここで○してやる。くたばれ!」
レオンは4人に向けて攻撃をした。ガーネット教授はそれをはね返した。
E.G「レオンよ、お主の相手は儂じゃ。倒してみるが良い!」
ガーネット教授はレオンにそう言った。もちろん、レオンはそれに反応し、ガーネット教授を中心に攻撃をした。
―教授室―
R.B「早くしないと…ガーネット教授が相手をしていただいている間に…!」
ボーンズ教授は大急ぎで電話をかけた。
『プルルルルルルル』
レオン母『はい。レオンの母です』
何とか出てくれた。出たのはレオンの母だった。
R.B「こんにちは、レオンさんのお母様でしょうか?担任のボーンズです」
レオン母『ボーンズさん?どうしましたか?』
ボーンズ教授は、「息子さんが限界突破した」と言うことを言いたくなかった。それを言って、自分の生徒と親を悲しませたくなかったからだ。
R.B「大変言いにくいのですが…お宅の息子さんが限界突破いたしました。ですので、学校まで来ていただけませんか?」
レオン母「…分かりました。主人とレオンの兄も連れていきます」
R.B「はい。ありがとうございます」
そう言って電話を切った。切った後、ボーンズ教授は少し心に傷ができたが、切りかえてレオンの相手をしてくれているガーネット教授の元へ急いだ。
―上空―
R.B「お待たせしました!」
ボーンズ教授が帰る頃には、レオンと激戦が繰り広げられていた。カミラ、アダム、ヴァニスタは攻撃を避けるばかりだが、ガーネット教授だけは、攻撃を避けつつ攻撃をしている。
E.G「こんなことして、いいことなどひとつもない!友人や家族を傷つけ、後悔するのは自分じゃ!」
ガーネット教授は必死にレオンに話しかけていた。でもレオンは、
L.F「うるさいな、お前…少しは黙っていろ。出来ないなら、俺が強制的に黙らせてやる」
とガーネット教授の言葉を受け止めもせず、ただガーネット教授を○そうとしていた。
『ボコッ!』
E.G「くっ!」
ガーネット教授は攻撃が当たってしまった。でも、ガーネット教授は少しよろけるくらいで、彼女にとっては軽傷感覚だった。しかし、ボーンズ教授は気付いていた。今のレオンの攻撃が、いくらガーネット教授でも軽症では済まないと。
K.L「私が…動かないと…同じクラスメイトを、自分の相方を…助けないクラス長がどこにいるのよ!」
カミラは自分に腹が立っていた。クラス長なのにも関わらず、教授任せのことが、自分が無力なことが。
K.L(○ぬかもしれない。でも、行くしかない!)
『ダッ!』
カミラは一直線にレオンの元へ向かった。
A.L「あっ!おい!」
V.S「…私達も行こう、アダム。クラス長を見習わなければな!」
A.L「ふっ、そうだな。行くぞ!」
カミラに続いて、アダムとヴァニスタもレオンの元へ向かった。