テラーノベル
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高専の男子寮、その最奥にある棘の部屋。
いつもと変わらない様子で「こんぶ」と憂太を誘った棘の後に続いて、憂太が静かに足を踏み入れた瞬間、背後でカチャリ、と冷たい金属音が響いた。
「え……? 棘くん、今、鍵閉めた……?」
振り返る憂太の目に飛び込んできたのは、ドアのノブをひねってもびくともしない現実。完全に退路を断たれた部屋の中で、棘は無言のままクローゼットを開けた。
そして、ガサゴソと取り出したのは、フリルとレースがふんだんにあしらわれたクラシカルなメイド服。
棘はそれを憂太の胸元に押し付けると、じっとその目を見つめ、顎で「着替えて」と促すようにジェスチャーをした。
「……っ、な、何これ!? 棘くん、冗談だよね……? ぼ、僕、男だし……!」
全力で拒否しようとする憂太だったが、棘の瞳は冗談を言っているようには見えなかった。むしろ、底知れない熱を孕んだ瞳が、じっと憂太を射抜いている。彼氏である棘に迫られているという奇妙な高揚感が憂太を襲う。
「……わ、分かったよ。着ればいいんでしょう……。その、……///」
真っ赤になって俯いた憂太は、メイド服を抱きしめるようにして呟いた。
「……後ろ、向いててね」
棘は満足そうに口元を緩め、素直に背を向けた。衣擦れの音が狭い部屋に響く。憂太は羞恥心で破裂しそうになりながら、慣れないフリルに腕を通し、背中のファスナーをなんとか閉めた。サイズはなぜかぴったりだった。
「……できた、よ」
消え入るような声で憂太が言うと、棘がゆっくりと振り返る。
黒い生地に映える白いエプロン、細い身体を強調するウエストのライン。顔を真っ赤にしてスカートの裾を掴む憂太の姿を見た瞬間、棘の瞳の色が完全に変わった。
「ツナ、マヨ……」
喉の奥から漏れ出たような声。棘の呼吸は明らかに荒くなり、その瞳には猛烈な発情の色が浮かんでいた。
## 豹変
「あ、棘く……んんっ!?」
言葉を紡ぐ暇さえ与えられなかった。
棘が猛然と距離を詰め、憂太の顎を強引に持ち上げると、そのまま深い口づけを交わす。
互いの舌が絡み合う、生々しいベロキス。ハイネックの襟を下げた棘の口元から、蛇の目と牙の呪印が憂太の唇を、舌を、容赦なく蹂躙していく。
「ふ、むぅ……っ! ん、んううぅ……っ!!///」
容赦なく口内をかき回され、大量の唾液がじゅるり、と音を立てて唇の端から伝い落ちる。激しいベロキスに脳が完全に揺さぶられ、憂太の目からじわりと涙が溢れて零れ落ちる。唾液が追いつかずに顎から首筋へと流れ落ちるのも構わず、棘は憂太の舌をぎゅうぎゅうと自分の舌で押し潰し、狂ったように味わい尽くしていく。
酸素を奪われ、完全に膝から力が抜けた憂太の身体を、棘の逞しい腕が抱きすくめ、そのまま背後のベッドへと激しく押し倒した。ドサリ、と柔らかいマットレスに沈み込んだ瞬間、憂太の上に棘の身体が完全に被さった。
「んむ……ッ、はぁ、う、あ……っ! 棘、く、ん……だめ、そんなに、激し、い、の……ッ///」
棘の大きく逞しい手が、メイド服の白いフリルを容赦なく左右に引き裂くように押し広げる。黒い上着が乱暴に剥ぎ取られ、白い肌が容赦なく晒された。
「あ、 ぁっ……! 棘、くん、まっ……激し、い、よぉ……っ! ぁ、ん、んんっ……!!♡///」
フリルのスカートが完全に捲り上がって腰の辺りでぐしゃぐしゃになり、恥ずかしい姿が露わになる。恥ずかしさで気が狂いそうなのに、棘の飢えた瞳に見つめられると、下腹部がズキズキと疼いてしまう。
「ツナ、 マヨ……っ」
棘の喉から獣のような唸りが漏れた。限界まで昂ぶった棘の質量が、憂太の秘割へと容赦なく押し当てられる。
「ま、 まって、 それ、 は……っ! 入らな、 ぃ、 あ、 ぁあぁーーーっっ!! ゲ、 ほっ、 ぁぐぅっ……!!♡♡///」
緩めることも、躊躇うこともなく、棘は己の欲望を憂太の奥深くへと一気に突き立てた。内壁が限界まで押し広げられ、未知の質量に侵食されていく感覚に、憂太は背中を弓なりに逸らして絶叫した。
「あ、 ぁっ、 ぁ、 ぁ……っ! 嘘、 嘘でしょ、 棘、 くん……っ! 壊れちゃうぅぅぅ……っっ!! ぁ、 ぅ、 ぐ、 ぅうっ……!!♡///」
「しゃけ……っ、 憂太、 憂太……っっ!!」
完全に興奮の坩堝に叩き落された棘は、憂太の泣き顔を見下ろしながら、狂ったように腰を打ち付け始めた。ドスッ、ドスッ、と肉と肉が激しくぶつかり合う生々しい音が、静かな寮の一室に容赦なく鳴り響く。
「あ、 がっ……! ひ、 ぅ、 ぁ、 あぁっ……!!♡ そこ、 だめ、 それ、 変にな、 っちゃ、 うぅぅーーーっっ!!♡♡///」
憂太の身体がびくんと震えた瞬間、棘が呪印の刻まれた唇を開いた。
「 “イ” “け” 」
「あ、 ぁあぁあああああーーーーーーっっっ!!!♡♡♡///」
脳内に直接響くような、凄まじい強制力。
呪言の力が憂太の脊髄を直接駆け抜け、身体中の神経が狂ったように弾けた。触れられているわけでもないのに、棘の言葉一つで、憂太の身体は絶頂の奈落へと容赦なく叩き落とされる。びくびくと身体を激しく痙攣させながら、憂太は狂ったように絶頂を迎えた。
しかし、棘は手を緩めない。絶頂の余韻でピクピクと震える憂太の中を、容赦なく、さらに激しく抉るように突き上げる。
「あ、 ぁっ! だめ、 もう、 でな、 ぃ……っ、 ぼく、 もう、 無理、 だよぉ……っっ!!♡///」
泣き叫ぶ憂太の耳元に、棘はさらに容赦なく唇を寄せた。
「 “イ” “け” 」
「ひ、 ぃいぃいぃいいっっ!!! ぁ、 ぁがっ、 ぁ、 あぁぁぁーーーーーーっっっ!!!♡♡♡♡///」
逃げ場のない暴力的な快楽が、再び憂太の身体を襲った。
まだ終わったばかりの敏感すぎる身体が、呪言によって無理やり次の絶頂へと絞り出される。
「あ、 ぁっ、 ぁっ、 ぁっ、 ぁ……っ!! 脳みそ、 溶けちゃう、 溶けちゃうぅぅぅ……っっ!!♡♡///」
「 “イ” “け” 」
「あ、 は、 ぁあぁぁぁあああーーーっっっ!!! ぁぐっ、 ぅ、 ぅあぁぁぁーーーっっっ!!!♡♡♡♡♡///」
容赦なく連発される呪言の弾丸。そのたびに憂太の意識は完全にぶっ飛び、快楽の絶頂へと何度も何度も突き落とされた。シーツを掴む憂太の指先はガタガタと激しく震え、視線も定まらず、ただ玩具のように犯され続ける。
「あ、 う、 ぁ……っ、 と、 とげ、 くん……っ、 ぼくの、 中、 こわれ……、 ぁ、 あぁっ、 ぁーーーーーーっっっ!!!♡♡♡///」
限界を遥かに超えた快楽に溺れ、涎を垂らしながら喘ぐ憂太の奥深くへ、棘は最後に気が狂うほど深く、強く、己のすべてを叩き込むように激しく突き入れた。
「しゃけ、 ぇええええええーーーーーっっっ!!!♡♡」
棘の咆哮と同時に、限界まで昂ぶった熱い塊が、憂太の最奥へとドクドクと激しくほとばしる。それと同時に、呪言の残響に導かれるように、憂太もまた、白目を剥くような凄まじい絶頂へと同時に掻き消されていった。
事後
荒い呼吸だけが響く静かな部屋。
ベッドの上には、引き裂かれ、シーツの海にぐしゃぐしゃに散らばったメイド服の残骸。そしてその中央で、すべての力を抜き取られた憂太が横たわっていた。
「……っ、 ぁ, は、 ぁ……っ///」
顔は未だに耳の裏まで茹で上がったように真っ赤で、涙と涎でぐしゃぐしゃになった潤んだ瞳が、枕元に佇む棘を捉える。憂太は弱々しく震える腕で、辛うじて自分の身体の前を隠そうと破れたフリルをかき集めながら、恨めしそうに棘をギロリと睨みつけた。
――の、つもりだった。
「……っ、 棘くんの、 ばか……っ。 あんな、 呪言、 ずるい、 よ……っっ///」
きつく睨んでいるつもりなのだろうが、涙目で潤んだ瞳は潤みきっており、怒りよりも羞恥と興奮で完全に蕩けきっている。睨みつける視線にはまったく威力がなく、むしろ「もっと苛めてほしい」と誘っているようにしか見えない。
その姿を見下ろす棘の胸の内に湧き上がったのは、申し訳なさなどでは決してなかった。
(……可愛い)
ただその一言、圧倒的な愛おしさと独占欲だけだった。
「おかか」
棘は掠れた声で短く呟くと、ほんの少し口元を緩め、ベッドへと膝をついた。そして、睨みつけてくる憂太の頬に、そっと優しい動作で触れる。
「ひ、 ゃぅ……っ!?///」
ビクッと身体を跳ね上げ、露骨に怯える憂太。その反応すらも堪らなく愛おしい。
棘は憂太の涙を親指で優しく拭い去ると、そのまま額に、そして腫れ上がった唇に、今度は呪言もない、狂おしいほど優しいキスを落とした。
「しゃけ」
「……っ、 反省、 してない、 でしょ……っっ///」
確信犯的な棘の態度に、憂太はさらに顔を真っ赤に染めて枕にギュッと顔を埋める。完全に拗ねてしまった憂太の腰を、棘は背後から優しく抱きすくめ、その柔らかな温もりを堪能するように何度も何度も髪に唇を寄せ続けた。
10
ゆうクロ。
93
comi
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コメント
5件
呪言チートじゃん?!!私特級が犯されてるところ 好きななんだよね理由は強い人ほどわからせたくなるからだね他にも色々理由があるけど主な理由はこれかな
いやっっっ……読んでるこっちが真っ赤になったわ!!🫣 棘くんの無言の圧と、感情全部目に出ちゃってる感じがエグい。あの「ツナマヨ」一つでどれだけ切羽詰まってるか伝わってくるのずるいよな。 憂太の泣きそうになりながらも着ちゃう流れ、完全に相手のペースに飲まれてる感じが可愛すぎる。呪言で無理やりイかされる展開は反則だわ……棘くんの独占欲がビンビン伝わってきて震えた。最後の優しいキスで全部チャラにしてるとこも、棘らしいというかずる賢いというか😇 BL慣れしてる身としても結構ガッツリで、うたひめちゃんの棘の解釈が刺さりまくった。続き、絶対読みたい🔥