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意外と、って言ったら失礼かもしれないけど、司は家事が出来た。
でもやられるばかりじゃ申し訳ないからさすがに手伝った。
そしてしばらく経ったある頃。
奏から連絡があった。緊急だから会えないかって。
正直色々あって忙しかったけど最近はスマホで操作してたからあんま声聞いてないなって思って会ってみた。
そしたら、開口一番に言われた衝撃な事実。
「まふゆのお母さん、私の家に来た」
「…え?」
てっきり瑞希か絵名になんかあったかと思った。
「…先週、まふゆはどこ?って問い詰められたけど、正直私も知らなくて…知らないって答えたんだけど、そしたら」
少し奏は間を置いた。
「そしたら?」
と聞くとまた話し始めた。
「もしかして天馬司、とかいう男のところかしらって…」
「な、何で知ってるの」
「私もそこまでは知らない…でも、気をつけて、って最後に言われた。」
「わ、たし一旦家に…帰ろう」
「私は止めない。でも司さんに相談してね」
「わかったありがとう」