「1限体育……地獄だよぉ…」
「大方あれやろな、体育祭の練習とかやろ。」
「うん…………。」
「うわ、負のオーラでとるで、桜www」
「青華は運動得意だからなぁ……いいなー……。」
「え、私より桜のほうが足早いし飛べるやん。」
「え~…調子いいときだけでしょ…。」
「そういや、桜バレー部、見に行ったことないやろ。」
「え?うん。」
「いいん?角名かっこいいで。」
「行こうかな~、バレー部。見に行ってみようかな……。」
「なんや、春咲さん、バレー部見に行くんか?」
「えっと……宮治君」
「あってるで」
「そう。見に行こうかなって。」
「ちょい、治」
「?どしたん、天原。」
「桜はね、角名君を見に行くんだって。」
「あ~、なるほどな。そういや、角名も好きみたいやで」
「え、両片思いってこと!?」
「そうなるな」
「は~。見てて楽しいけどはよくっつけや!ってなるやつやんww」
「そうやなw」
「桜、今日の放課後は一般も見れるって……あ」
「角名君。」
「おはよう、桜さん」
「!ちょっと、桜!昨日あたしが帰った後どうなったん!?」
「う~ん。長くなるからまた後で……」
「桜さん、なんでそんなにテンション低いの?大丈夫?」
「桜はな、1限体育やからテンション低いねん。体育あるときはいっつもテンション低いけど、1限体育の時はいつもよりテンション低なるんよ。」
「へぇー。」
「絵描こ……。」
「ほんで、絵描きだす。」
「……私の高校のバレーボールってどんなだっけ……」
「Ⅿikasaだよ、桜さん。」
「あー。青と黄色でローマ字で描いてるやつか……ありがとう……。角名君……。」
「まって桜寝てへんよな???」
「寝だした…………!!!!寝やがった……!!!こいつ寝たらおきんねん……!!!!」
「へぇ……。」
「おい角名秒で春咲さんの寝顔撮んなや」
「桜、起きてーーーー!!!!!!!」
「天原さん、ちょっとどけて。」
「ええけど…なにするん?」
「秘密」
「___桜、起きて?」
「!?び、びっくりした…心臓に悪いです角名君…………」
「ごめんごめん。」
「思ってない顔だ……!!」
「なにされたん?」
「小声でささやかれた……熱でそう……」
「何熱?」
「何熱だろ、恋熱?」
「なんやそれww」
「角名君、こんど、バレー部見に行くね」
「!…うん。楽しみにしてる。見つけるから。」
「え~?人いっぱいでしょ。見つけれないって。」
「見つけるよ。桜さんだもん。」
「え、あ、うん。ありがとう?」
「うん。それと、1限体育でしょ?早く準備しなきゃ。」
「俺先行ってるから、遅れないようにしなよ。でもこけないでね、桜さん。」
「そうだ!ありがとう、角名君。でもさすがに廊下ではこけないよ。…多分!!」
「多分のほうを勢いよく言わないでほしい。心配する。」
「ごめん。じゃあまたね!」
「うん。」
「「はよくっつけ」」
「…珍しく意見合うやん、治」
「こればっかりはな。」
「そやな。」
「何の話~?」
「あんたと角名の話。」
「え。」
「ほら桜!!はよ準備する!!」
「そういや、今日見に来るんやっけ?」
「そのつもりだけど。」
「そのつもりやけど。」
「仲良すぎやろ。」
「じゃあ早めに来たほうがええで。女子で埋まる」
「ほんま?やって、桜。」
「早くいったほうがいいね、HR終わったらすぐいこう、青華。」
「そうしよか。」
「じゃあ俺は先行くで。」
「まってチャイムなる。」
「走れ走れ!!」
To Be Continued
夢主プロフ
アナログなので見ずらいかも……
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