「ぼくを迎えに来るのが優先だよね?」
「ジュンくんジュンくん!勿論持ってくれるよね?」
「ジュンくん…って汗臭いね!近づかないで!悪い日和っ!!」
振り回されてばっかのオレ。だけどそろそろおひいさんをぎゃふんと言わせたい。
「…と言っても、なにをすればいいんすかねぇ…」
「あっ。」
そういえば前見た少女漫画に壁ドンしてたシーンあったな…女の子の顔が赤くなって…
「…でも、そんな話現実にあるんすかねぇ?」
まぁ試してみる価値はありそうだ、と感じ早速実行に移った。
「おひいさん、ちょっと来てください。」
「どうしたんだね?」
いざするとなるとちょっと照れるな…いや、こんなときこそ漢を見せるんすよ漣ジュン!
ドンッ_
「おひいさん、好きで…ぇぁっ…ぅ… 」
言ってることの途中で、恥ずかしさのあまり言葉が途切れてしまう。それを見た彼は少し笑って、
「…ジュンくん…w」
「あぁもうっ!笑わないでくださいよ、!」
「いや、笑ってなんか……ぷぷっ…あはっ…」
どう考えても笑っているおひいさんに少し怒り気味で
「オレ頑張ったんすよ?なのにあんたはっ……はっ…!?」
「…五月蝿い口は塞がないとね♡」
今日も元気に敗北する漣ジュンだった。
コメント
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あーーーーー!!最高ですわ🤤🤤🤤🤤