ポケカメンside
今朝ついに俺は親に見放された。親に新しい恋人ができたらしい
「今日さ家帰ってこないでね。」
💙「…は?」
「だから。帰ってこないでって言ってんの。邪魔だから」
💙「なんで?じゃあ金くらい置いてけよ」
「あんたに渡す金なんてないわよ。てかもう帰ってこなくていいよあの人に言っちゃったし。子供いないって」
クソ親。ネット上に晒しあげたらすぐ掴まんのに…なんで俺はそんな簡単なことができないんだろ。こいつのどこかに情があるのかそれと俺の行動力がないのか…はたまたどっちもなのか。ただ俺の限界が爆発しそうなのはわかってる
💙「……」
「いい加減早く学校行ってよ。お前の顔すら見たくない」
💙「はぁ…行ってきます」
いつも通り進路相談室に足を運ぶ。今日は授業があるらしい。先生が出てって教室に1人静かになった
ポタッ
💙「あ…おれなんで……」
もう泣かないって決めたのに最悪だ…
💙「上手くいかねぇなぁ」
先生が来る前にどうにかしないと。寝てればごまかせるか。ちょうどいいや寝れてなかったし
💙「スゥ…スゥ……」
数時間後
たばこの匂い…先生かな戻ってきたんか
❤️「…おい飯は?」
💙「いる…てか先生たばこ吸ってきたでしょ」
❤️「吸ってねぇよw」
先生が戻ってきたからいつもみたいに話していた。愚痴とか色々。そしたら急に黙り込んで俺の目ずーっと見てから
❤️「お前なんかあった?」
なんて言われてしまった。バレた…何とか誤魔化さないと
💙「さっきまで寝てたし浮腫んでるんだよw」
❤️「浮腫んでるとかじゃなくてなんかあったなら言えよ」
💙「どうしても言わなきゃだめ?」
❤️「だめ。」
💙「…帰る家なくなっちったw」
❤️「え、は?」
💙「母さんに新しい彼氏できてそいつが家に来るから出てけってさ」
❤️「え、お前どーすんの?金は?」
💙「貰えるわけないじゃん…」
❤️「……」
💙「先生俺どーしよ…w」
声震える…人前では泣きたくない絶対に
❤️「仕方ねぇな〜俺ん家泊まっていいよ」
💙「いや…でも」
❤️「こんな寒い中野宿する気か?w死ぬぞお前」
💙「そーいう問題じゃなくて俺家に入れたら先生やめないとなんだよ?いいの?」
❤️「べつにw俺教師辞める気でいたしちょーど良くね?お前は帰る場所がある。俺はやめたかった教師辞めれるwin-winやん」
💙「ばか…」
❤️「え、泣いてんの?wどーしたのぽけ〜」
💙「別に泣いてねぇよ!やめろこっち来んなw」
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