武装探偵社
中島敦(なかじま あつし)
声ー上村裕翔、Lynn(幼少期) /演ー鳥越祐貴
文豪ストレイドッグスの主人公。右側に髪が一房垂れている。(孤児院の子供に変に切られてそのままにしてるだけ)
そんな特徴の18歳の少年
誕生日:5月5日 身長:170㎝ 体重:55㎏ 血液型:AB型
好きなもの:茶漬け、猫、カメレオン、ヨコハマ 嫌いなもの:自分自身、昔いた孤児院
<今までの活躍・行動・>
「探偵社・西のへたれ」と呼ばれるほど気の弱い男だが心優しく、
いざというときには自らを犠牲にしてでも他人を守ろうとする大胆な行動をとることもある。
孤児院を追放され飢餓状態でヨコハマを徘徊していたところ、
鶴見川に飛び込んでいた太宰を助けたことで自分が孤児院を追い出された理由や自身の異能を知り、
武装探偵社に勤めることになる。
入社直後は自分に自信が持てず悲観的だったが、数々の経験を経て成長していく。
孤児院では職員から虐待されており、そのことがトラウマになっている。
孤児院で自分の存在を否定され続けたことから、逆に存在意義のない人間はいないと考えており、
自分と境遇が似ている鏡花に親身に接し、敵であるモンゴメリに対しても
幸せに過ごせる方法が浮かばなかったことを悔いていた。
なお憎んでいた孤児院の院長が巻き込まれた交通事故の調査で、彼の真意を理解した時は涙を流した。
フィッツジェラルド曰く、「本」を探す時に必要な”道標(タイガービートル)“である。
そのため組合から多額の懸賞金(七十億円)をかけられ、身柄をポートマフィアから狙われていた。
当初は異能による変身が始まってから人間の姿に戻って目を覚ますまでの自身の記憶・意識が無かったため、
太宰達と出会うまでは、自分が孤児院を追い出された理由や「虎」の正体や自分が異能者であることに気づいていなかった。
孤児院を追い出されてからは、ホームレスとして無一文での生活を続けていたため、お金に対する執着が強い面が見られる。
その後、探偵社の寮にて、太宰に良いように言いくるめられ鏡花と同棲を始める。
三社戦争が始まると太宰と行動を共にするが、太宰と別れた直後ナオミや春野と合流した際にQの異能を受け、
駆けつけた太宰に救われる。その後街でフィッツジェラルドと遭遇する。
しかし突然姿を現した鏡花に連れられて逃走するが、港で追いつかれ捕まり、
白鯨内で、「横浜焼却作戦」を聞き焦燥に駆られるも再会したモンゴメリと心を通わせ、彼女の助けで脱出、
街に落ちる途中でトウェインに撃ち抜かれて意識を失うも心の中で虎に感謝の言葉を述べた事で虎に助けられ、
太宰にQの人形を届けることに成功した。
そして再度白鯨に乗り込み、その墜落を阻止すべく芥川と共に、フィッツジェラルドに戦いを挑み勝利する。
ドストエフスキーの武装探偵社とポートマフィアを潰し合わせる計画が明らかになると、
ポートマフィアと争うなという福沢の指示を守ろうと、
マフィアとの対決を避けドストエフスキー本人を倒す為に国木田と奔走する。
ドストエフスキーの潜窟に芥川と共に侵入し、いがみ合いながらもプシュキンを追う。
その途中でゴンチャロフに行く手を遮られるが、芥川と新たな合体技を繰り出し捕縛に成功した。
その後芥川から6か月後に再戦を宣言され、受ける条件に「6か月の間一人も殺さない」ことを承諾させた。
武装探偵社が《天人五衰》によって犯罪組織の汚名を着せられた後は鏡花と共に行動。
新生組合のフィッツジェラルドに協力を要請し、ミッチェルを与謝野の異能で治療することと引き替えに、
「神の目」で小栗を捜索し監禁されていた彼を救出。
小栗から聞いた「裏頁」に希望を見出し、太宰と結託した安吾、彼に保護されたモンゴメリの協力の元天空カジノへ潜入し、
「頁」の在処を知る総支配人シグマの捕縛を試みる。
《猟犬》の燁子との戦闘の末に落下してきたシグマを一度は受け止めたものの、突如現れたホーソーンの血弾を受け、
結局は彼を落下させてしまった。
シグマの手を掴んだ際に彼の異能によって「頁」の在処、更に《天人五衰》の首魁である「神威」が、
探偵社の面々を暗殺しようとしていることを知って焦るが、乱歩によって救出された探偵社員と再会を果たした。
その後乱歩の指示で、《猟犬》の隊長である福地と乱歩を密航させる手伝いをするが、
「神威」の正体に気付いた乱歩が福地の斬撃を受けてポオの小説内に退避せざるを得なくなり、福地と対峙することになる。
自身を尾行していた芥川と共に対策を考えたが、唯一の勝機を『時渡り』で潰されて敗北、芥川が犠牲となる。
芥川の尽力で逃走に成功し、情報を持ち帰る事はできた。
ポオの異能で創られた探偵社空間で社員と合流し、
乱歩の指示の下《大指令》受け渡し阻止及びブラム・ストーカー殺害作戦の実行を試みる。
空港内でブラム・ストーカーと文を探す中《猟犬》の燁子と遭遇するも、
立原が残した映像を見せることで攻撃の手を止めさせ、協力を取り付けようとする。
<異能力>
月下獣(げっかじゅう)
非常に大柄な白虎に変身する異能。
その体は銃弾すら通らないほど頑丈になる上に、動きが非常に俊敏になり、
身体の一部を失っても猛スピードで復元される(敦曰く傷というものを否定する力がある)。
また、その爪には異能自体を裂く効果がある
(触れた部分のみの無効化で、太宰の人間失格に比べて目立たないため、この力を知るものは仲間内でも少ない)。
ただし完全に変身すると自身で制御できなくなる。
入社後は福沢の異能により、体の一部分だけを変化させ能力の一部を引き出し、
肉体の強化と身体能力の向上や治癒能力を自分の意志で使用するなど制御が可能になった。
能力名は上記の短編小説『山月記』から。