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あの日の続きと花束を
⚠︎注意⚠︎
この話は捏造です
学生時代の西園寺羽京様を想像で書いております。(後半を作るとしたらストーンワールドでの羽京様も入ると思います)
続きは予定しておりませんが好評でしたら考えさせて頂きます
名前表記の方〇〇にしていますので読者様のお名前を当てはめながら読んでください_
未完成.暇つぶしで書いていたものなので物語と言うよりはメモに近いと思いますのでクオリティ等を求める方は🔙した方がいいと思います。
夢要素注意です
学生時代の私は陰キャとか陽キャとかそういうもので分けるとしたら陰の人だったと思う
9月の休み明け久しぶりに席替えがあった
くじを引いて決めるルールだった
クラスの大半の女子は西園寺くんと横になりたいと話していたが私にはとても縁のない話だ
私の横は別に誰がいいとかそんなのはなくて話せる人がいいなとは思ったけど特にこだわりはなかった
ただ静かに過ごしたかっただけなのに
私の横はクラスで騒がれている西園寺くんになってしまった
「よろしくね ○○さんとは話したことがあまりないから話してみたいと思ってたんだ_」
そんなことを話す彼の笑顔はとても素敵だと思った
[よろしくね あまり喋れないとは思うけど]
言葉だけでは素っ気ないかななんて考えて少し柄ではないが微笑んでみた
上手く笑えていたかなんて分からない
だけど西園寺くんからは何も言われなかったので笑えていたのだと思う
授業が始まりノートをとり少しぼーっと外を見てつまらないことばかり考えているうちに私は当てられていたらしい
[あ 私ですか? ]
授業なんか頭に入っていなかったから何を答えればいいのかすら分からない
立ち尽くしている私に隣の席から声がかかった
「そこ一文読むんだよ」
西園寺くんがコソッと何をすればいいか耳打ちしてくれた
読み終わった後西園寺くんにお礼を言おうと思ったけど話しかけるタイミングが分からなくて授業の後に話しかけようと思った
終業のチャイムがなって各々好きなことをし始める
[西園寺くん授業中はありがとう 助かった]
西園寺くんはお礼は言われないと思っていたのか少し驚いた様に私を見た
「○○さんが余所見してるなんて珍しかったからね」
珍しかったという言葉が引っかかったけれどそれより 西園寺くんが普段の私の姿を知っているなんて思わなかった
「呼ばれてるからもう行くね」
そう言って彼は教室を出た
私は特にやることなんかも思いつかなかったから机に突っ伏してただ時間を過ごした
その日はもう西園寺くんと話すことは無かったけれど今日あったことが私じゃなくてほかの女の子ならすごく嬉しかったのかな なんて思いながら帰路に着いた
帰り道は田舎道で私が帰る頃はあまり人が通らないからいつも鼻歌を歌いながら帰っていた
恥ずかしながら歌を歌うことが好きだから
静かな田舎道で歌を歌うのは気分が良くなるから好きだ
でも私は油断しすぎてたのかもしれない
私がひとりだと思って歌っていた歌は私の少し後ろを歩く西園寺くんに聞こえていたらしい
当たり前だ人が完全に通らない訳では無いしそれに西園寺くんは耳がいい
小さい鼻歌だとしても聞こえるだろう
「綺麗な歌だね 」
ひとりだと思っていた私は驚いて後ろを振り向いた
そこにはにこにこしながら私に話しかける西園寺くんがいた
私は恥ずかしくなって少し目を逸らしながら西園寺くんと話す
[ありがとう聞かれてるとは思わなかったな
家はこっちなの?]
今思えば少しおかしなことを言ってしまったと思う
ここを歩いているのなんて家がこっちだからでしかない
「確かに家はこっちの方向だけどこの道を通るのは初めてだよ 鼻歌が聞こえたからさ」