私はアジトに来ていた。
玲奈「調子はどう?、、、みんな。」
???「うん。好調。、、、そっちは?」
玲奈「ボチボチだね。でも、心配しないで。確実に堕とすから、、、。」
???「にしてもよぉ、こんな偶然起こるんだなぁ。まさか、西園寺の人間が来てくれるなんてよぉ。」
玲奈「そうだね。今は彼も安心しきってる。リーダーがいないこのチームに彼をリーダーとして就任させる。、、、その為にあなた達に協力してもらうわ。いいわね?」
???「おっけー。」
このチームにはリーダーがいない。だからこそ彼をリーダーにする。完全に安心させて、油断した所で叩き落とせばいい。西園寺の名前が入ってるからそれ相応の価値になる。
玲奈「フフフ、、、。」
------------------------俺「はぁ、、、。」
なんだか最近、妙な感じがする。それが何なのかは俺にも分からない。
俺「誰かが、、、俺を狙ってる、、、?」
、、、しばらくして、玲奈が帰ってきた。
玲奈「傑くん。仲間集め、終わったよ。」
俺「本当か?、、、随分早いな。」
玲奈「とりあえず、アジトに行こう。、、、みんな集まってるから。」
俺「分かった。」
そうして、俺たちはアジトに向かった。
俺「ここか、、、。」
ようやくアジトに着いた。家からはかなり離れた所にあった。
玲奈「さ、入って。」
俺「あぁ。」
俺たちはアジトに入っていった。
「おいおい、アイツだろ。あの玲奈の隣にいるやつが、、、」
「あぁ、間違いない。西園寺 傑だ。」
なんだろうな。あまり歓迎されてないっぽいな。
玲奈「ここだよ。」
俺たちはある部屋の前に来ていた。
俺「ここは?」
玲奈「うーん、、、。なんて言ったらいいんだろう?、、、会議室みたいな?感じ。」
俺「そうか。」
そうして、俺たちは部屋に入った。そこには、何人かの人がいた。
???「お?そいつが例の?」
玲奈「うん。彼が西園寺 傑くんだよ。」
仁「へぇ〜。俺は仁(じん)って者だ。よろしくな。傑。」
と、厳つそうな男が言った。なるほど、仁というのか。
俺「あぁ。よろしく。」
???「ん〜?へ〜?、、、結構なイケメンじゃん。」
と、面倒くさそうな女が言った。
茜「アタシは、茜(あかね)。よろしく〜。」
俺「あ、あぁ。」
うわ〜。苦手なタイプ。
玲奈「ちょっとキャラ強めの人が多いけど、悪い人では無いから(笑)。」
俺「分かった。」
玲奈「それでなんだけど、傑くんをリーダーにしたいの。このチームはリーダーがいなくてね。いいかな?」
俺「いいぞ。」
そんなわけで、リーダーになった。
俺「ちなみにだが、チーム名とかあんの?」
玲奈「特には無いけど、、、。」
俺「そうなのか。 うーん、、、。じゃあ、チーム名は 黒薔薇(くろばら)でどうだ?」
玲奈「いいと思うよ。でも、なんで黒薔薇?」
俺「まぁ、何となくだ。」
俺「とりあえず、数は十分だ。、、、あとは反乱をいつ起こすか、だな。、、、1ヶ月後でいいか?」
全員「分かった。」
何はともあれ、反乱は1ヶ月後ということになった。勝手に敵対されたなら、それに乗ってやる。『悪』として演じてやる。そう思い、俺たちは早速準備をするのだった。
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