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注意事項 は 読んで 頂けました でしょうか ?
それでは いい夢を .
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俺は 相原 享太 .
どこにでもいる ただ の 高校教師 だ .
そんな 俺だが , 今 凄く 悩んでいる 事 がある .
とある 生徒 に 一目惚れしてしまったのだ .
『( … 曲 でも 聞いて 気 を紛らわそう … ) 』
スマホ を 鞄 から 出し , イヤホン を 耳 に かける
しかし , 音楽 で 俺 は 気 を紛らわせない .
彼女 は 高校三年生 .
そして , 卒業 まで あと少し と言える で あろう .
何故なら , 今日 は 2月 だ .
『 ( … 何 を 考えてる んだ、俺 は … ) 』
通勤中 の 電車 の 中 で 顔 を 俯かせる .
そろそろ 学校 が ある駅 につきそう だ .
『 ( 今日 も 気合い 入れていかないと な … ) 』
学校 に つき , 職員室 に 向かう .
今朝 電車 が 遅れた せいで 俺 は , 少し 出遅れた ようだ .
もう 学校 の 中 に 入っている 生徒に 挨拶 を する .
『おはよう .』
そう 言うと , 気 だるそう に 返事 を する 生徒 が 寝ぼけ眼 で 此方 を 見つめる
『 ちっ 〜 す… 』
彼 は いつも 遅刻 してくるが , 今日 は 妙に 早い .
昨日 親 に でも 叱られた の だろうか ?
少し 職員室 に 行くと , もう チャイム が 鳴ってしまう .
『 ( あ , 行かない と … ) 』
小走り で 教室 へ 向かう .
『でさ 〜 w 、 そこで 先公 が 〜』
『 … あ , おはよう ございまぁ〜す 』
『おはよう .』
…今日 は 彼女 は 休み なのだろうか ?
たっ たっ たっ たっ …
上履き で 走る 音 が 響く .
『 はぁ , はぁ , すみませ〜ん , 遅れ ました …』
『… ったく , 今日も 遅刻 か …』
彼女 が 俺 が 一目惚れ してしまった 相手 , いや
_鈴木 凛 .
一見 男 の ような 名前 にも 思える かも しれないが .
実際 には 凄く 綺麗な 長い ストレート 黒髪に .
_透き 通った 黒い 瞳 .
誰 でも 1回 は 振り向いて しまう 程 に 美人 だ .
『美人 なのに ,容赦な 〜っ w』
… 俺 だって 普通 なら 贔屓 している かもしれないが .
俺 は …
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帰り の 時間 に なった .
俺 は 手早く 話 を 終わらす .
『起立 , さようなら .』
日直 の 生徒 が そういうと , 皆 が 一斉に 教室 から 飛び出す .
『 … はぁ』
皆 が 帰り 終わった後 , 俺 は 小さく ため息 を ついた .
今日 も 職員室 で 丸つけ を する .
がたっ、
『… ?』
今日 は もう 俺 しか 職員室 に いないはず なのに ,
物音 が 聞こえる .
思わず 窓 を 見るが , 何 も いない .
『 ( 今日 の 丸つけ は 終わったし , 帰るか .) 』
俺 は 軽く 荷物 を まとめると , 私服 に 着替える .
『 (日課 を やるか…) 』
そう , 俺はあの子の ,
ストーカーだ .
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いい夢 でしたか ?
おやすみ なさい .