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すず
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小説 『終焉の勇者』
私たちは勇者パーティー。
いや、勇者パーティーだった。
第1話「 魔族の街 」
妖花「アイスランサー!」
迫り来る魔物に追われ中、そんな声が草原に響いたその瞬間、幾つもの氷の矢が魔物を貫いた。魔物の悲鳴が響き渡り、消えた。
この銀髪ロングの子はすず。魔術師である。アイスランサー、魔術師なら誰もが使える基本魔法の一つである。しかしすずは普通の魔術師よりずば抜けた才能を持っていた。
妖花「終わったよー!」
すずがそう叫びら散らばっていたすずの仲間__勇者パーティーの面が集まってきた。
全員で6名。多いかと言われればそうでもない。基本勇者パーティは十数名居るものだと聞いているが、この6名はそもそもの個人の実力が半端ないのだ。
甘姫「はー、疲れたー。ま、ゆめは天才だからすぐ終わったけどね!」
この天才を自称する低身長のピンク髪の女の子は夢花という。職業はシーフ、いわゆる精霊使いというやつだ。頭は良くないが実力はプロのシーフも顔負け。
普通、精霊は一度に5匹程度が限度だが、夢花は余裕で10以上の精霊を仕えていた。
甘姫「そらー。回復してー」
茅野「じゃ、こっち来い。」
夢花が茅野の方へ走っていった瞬間、夢花が落とし穴に落ちた。この銀髪の眼帯のいたずら好きは茅野という。いたずら好きだが実力は本物。通常深い傷も治すのに何十分かかかるものを茅野なら数分で治せる。病院で働いていた親の反対を押し切って勇者パーティに入っていたのだ。
甘姫「ひどい…怪我人なのに…」
緑葉「夢花、傷開いてないよね?大丈夫だよね…?ほら、捕まって。」
このやけに過保護な緑髪のオッドアイの子は緑葉。特殊なエルフ族で100年以上生きている自然の支配者でもあるのだ。
この世にある植物ならどんなものでも操れる。けれど、使いすぎれば体調を崩してしまうので仲間は止めているが本人は役に立ちたいから、と辞めない。
ねこ神「すず、治して。」
妖花「え、私?そらに治して貰った方が…」
ねこ神「無理。」
このやけに人間嫌いな金髪の子は黄鈴。人間嫌いだけど何故かすずにだけ心を開いてる。職業は戦士で短剣で戦い、大剣を使わない。何故人間嫌いなのか理由は不明である。だが、猫は好きで猫の前で飲み本当の自分をさらけ出している__と言われている。
桜々咲「終わった…寝よ。」
緑葉 「回復が先だよ、!?」
茅野「ダメだこりゃ。寝たな。」
この戦闘が終わって立ったまま寝れる青髪の子は叶夢。戦闘以外はほとんど寝ているが、この子もまた実力は本物。子供の頃から暗殺者として育てられてきたがすずとの出会いで廃業。けれど実力はそのままなので魔族を殺す暗殺者として活動していた。
妖花「こんなんじゃ、いつ魔王倒せるんだか…」
甘姫「倒せるよ!ゆめ天才だから!」
ねこ神「そういう問題じゃない」
緑葉「いいから、街に戻りますよ。」
そうだった。すっかり忘れていたが村人からの依頼で魔族を倒してたんだった。急がなければとても待たせてしまっている。
そうして数十分歩き、依頼人が待っている街に戻った。
その街が破滅の始まりということを知らずに_
第1話 「 魔族の街 」 𝐄𝐍𝐃
コメント
4件
今までの作品の中でトップに入るくらいこの作品好きだな〜♪書き方がうまいし、サクサク進んでいって、読みがいがあるし、内容もおもしろいよ!
第1話読み終えたわ!6人のパーティ、それぞれ個性と実力がはっきりしてて、「普通じゃない強さ」の片鱗がもう見えてるのが熱いな。特にすずの冷静さと夢花の能天気さの対比がいい——でも最後の「破滅の始まり」の一文で空気が一変したのが痺れた。このメンバーがどう壊れていくのか……続きが気になりすぎる🔥