テラーノベル
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h「もっちゃんっ!手繋ごっ!」
「ひろくんは甘えん坊さんだねぇ」
昔、仲良い女の子がいた。
女の子だけど髪は短くて、今思うと親が女の子じゃなくて男の子が欲しかったのかなと思う。
でも顔が可愛くて、アヒル口が特徴的で一緒に遊んでいる中で好きになった。
いつも幼稚園では、絵を描く時も外で遊ぶ時もお昼寝も常に隣にいた。
だから幼稚園児にはよくある、プロポーズをしたことがあった。
その時の返事は覚えていないけども印象的だった。
そんな俺はもう中学二年生になる。
そして今日は転校生がくるみたい。
友達とわくわくしながら大人しく待っていると、先生に促されて入ってくる一人の男の人がいた。
m「初めまして、大森元貴です」
自己紹介が終わり、大森くんは席についた。
髪は長くてアヒル口でどちらかと言うと女の子みたいな顔をしている。
昔の好きな子と似てるなぁ、なんて思いながら大森くんの背中を見つめた。
ホームルームが終わるとみんな大森くんの周りを囲うように集まっている。
俺もその輪に入りたかったけどどうも無理そう。
だから授業の準備をしていた。
m「先生、僕来たばかりで教科書がないんですけど…」
大森くんの隣は支援学級の子で毎日空席。
その後ろの二人組は片方が忘れているから、移動もできない。
「なら…若井前に来て」
h「え″」
結局その後ろにいる俺が大森くんの隣に行くことになった。
みんなが笑ってるから悪い気はしないけど。
m「ごめんね、移動してもらっちゃって」
h「んーん大丈夫」
机をくっつけて真ん中の溝に教科書をはめる。
お互い反対側のページが見えないから、真ん中に寄って定期的に肩がぶつかる。
m「ねぇ、若井くんはなんの部活入ってるの?」
h「俺サッカー部」
m「サッカーか…いいねぇ」
あれ、なんかその“え”だけ伸ばす感じ聞いたことある気がする。
もしかして昔のあの子?
まさかね。あの子女の子だし違うか。
m「ねぇ、若井くん」
m「あ、いた若井くん」
m「若井くん、一緒に行こ?」
m「どうしたの若井くん」
あれから大森くんはやけに俺に引っ付いてくるようになった。
まぁ仲良くなれたってことだから嬉しい。
m「若井くん、一緒にトイレ行こ?」
h「うん…いいよ、」
最近、大森がしつこく感じてきた。
俺だって他にも友達がいるからそっちに時間を使いたいのに、ずっと大森が話しかけてくる。
でも一回だけ断ったことがあった。
その時、断ったことを後悔した。
m『なんで断るの…そうやって若井くんはまた俺を置いてくの…?』
意味がわからないし目が怖かったし声色もいつもより低かったから逆らえなかった。
それから俺は大森に対して恐怖心を抱くようになった。
大森が用を足してる間に鏡で身だしなみを整える。
彼女とかいないけど、なんとなく。
そうしたら大森が俺の手首を掴んで引っ張った。
声をかけてもトイレの奥の個室に誘われる。
個室に入れられ、鍵を閉められる。
そして、壁に追いやられ両手首を掴まれ頭上で固定される。
h「何すんだよっ!」
m「久しぶり。」
「*ひろくん*」
h「は?」
mtk side
本当にたまたまだった。
転校先にひろくんがいるのを知った。
もちろん、ひろくんは僕のことを覚えていなかったけど。
けど今日で明らかにする。
h「もしかして…も、もっちゃん?」
m「うん、ひろくんが大好きなもっちゃんだよ」
あー、覚えていてくれたんだ。
嬉しい、嬉しいなー。
やっと言える。
m「俺、ひろくんのことだぁいすきなの。」
ひろくんは俺より身長が高いし、力も強いはず。
だから俺なんかすぐに跳ね退けることができるのに、ひろくんは何も抵抗しない。
そう言うところ、優しくて好きだな…。
h「もっちゃんって男だったの…?」
m「…嫌、だった?なら俺、女の子になるよ」
m「いつかひろくんに抱かれるのが夢だったの。それで、子どもも作りたい。」
m「それなら、女になった方が好都合だねぇ」
青ざめるひろくんの顔は、心配よりもそそられるような興奮を覚える。
可愛い。
こんなの、俺が可愛がるしかないじゃん♡
m「ひーろくん♡おはよ、子どもできた?」
h「だ、黙れ…マジで話しかけてくんな…」
m「なんで?ひろくんからプロポーズしてくれたんじゃん。今更、破棄はなしだよ?」
昨日、ひろくんを抱いた。
あの後、トイレで容赦なく犯した。
中出しもしたしぃ、キスマもつけたしぃ。
今更、僕から逃げられるとは思ってないだろうから取り敢えずは安心かな。
それにしてもひろくんのナカ、未使用だからキツキツで気持ち良かったな…。
今日もしてもらおうかな!
部活あるけど休んでもらって、明日は休日だから家に泊まってもらおうかな!
あぁ〜楽しみぃ!
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没なんですけど生存確認のために上げました。
もしかしてら消えてるかもしれません。
今、色んな物語が生まれてますがどれも納得できず没になってるものが多いんですよ。
だからなかなか投稿はできないと思いますが、気長に待っていただけたら嬉しいです🍀
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コメント
2件
え〜なんで消すんです?私この話好きですよ?