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旦那「………友達…?」
妻「………」
彼女は無言のまま頷いて俺を見ていた。
旦那「………ごめん…それも無理だ、別れよう、ちゃんと…会わない方がいい」
妻「………どうして…?」
俺はまた…彼女を泣かせた…
抱きしめて彼女に触れて…
一緒に居たいって…言いたい…
旦那「……どうしても無理なんだ…ごめん…」
妻「………どこへ行くの?」
旦那「………帰る…あいつが居るからいいだろう?」
俺は泣いたままの彼女を置いて店を出た…
あいつが彼女に駆け寄り抱きしめていた…
あぁ…苦しいなぁ
彼女が俺を追いかけてきた…
妻「待って…!だめ…嫌だ…離れないで!」
旦那「………ごめん…」
妻「好きなの!嫌だよ…嫌だ…」
旦那「………ごめん…」
妻「………うん…もう、いいよ、決めたから」
彼女は壊れたように笑っていた…
妻「ははは…もういい…もう…あぁ…もう…無理だ…」
彼女は車が激しく通る車道に向かう…
俺は察して咄嗟に彼女の手を引くが 遅く…
彼女を抱きしめた…
ドンと言う音と同時に俺の視界が赤く染まる…
妻「何で…?ねぇ!」
彼女は生きていた…良かった…
何度も彼女は俺を激しく揺らす
妻「だめ…」
旦那「あぁ…君は綺麗だ…」
俺は不覚にも泣いてる彼女を綺麗だと思ってしまった…
妻「………だめ…だめ…お願いだから…
いなくならないで!離れないで」
彼女は俺の手を握り何度も叫ぶ。
もう…俺には感覚が無いのに…
妻「お願い…待って…救急車来るから!」
あぁ…思い出す…彼女に初めて会った日を…
俺はあの日…乗り気じゃなかった…
あの見合いは俺にとって地獄そのものだと思っていた、どんな女が来ても…女は俺を嫌う…だから彼女に言った。
5年前…
遠藤ヤマト「………ども、初めまして…あの…最初に言っときます、俺の異能力は
嫌われ者何で…今、会ってみて嫌ならば
全然帰っていいので…」
いつもそう言っていた…
皆そう言えば帰る…なのに君は…
小鳥凪「あ…はい!そうですか、私は小鳥凪と申します!私の異能力は多分、根性なので!なので関係ありません!」
遠藤ヤマト「…え?w」
小鳥凪「あ…おかしなこと…言ってました?」
遠藤ヤマト「いえ…全然」
そんな君を見て、
俺は君に日に日に恋をする
半年付き合って
君を離したくなくて
ダメ元で 君にプロポーズをしてみた…
君は泣いて俺を抱きしめありがとうって好きだって何度も言ってくれた、
小鳥凪「………嬉しい…ありがとう、ありがとう!」
遠藤ヤマト「え…?w何でお礼?」
小鳥凪「嬉しいんだもん!幸せなんだもん、ありがとう!w好き、大好き!好き…」
俺は初めて人に愛された…
嬉しかった…君の限界も知らずに…
少しでも愛してくれてると思っていたから…いや…ちゃんと俺を愛してくれてた…。
でも、愛されたら愛されたでキツイなぁ…
これが…俺達の物語だ…