思い出したくなくても思い出すあの時の事。
いなくなってからずっとフラッシュバックしている。
もし、あの時一緒に逃げていたら。もし、あの時に…
一人で何もできないぼくを受け入れてくれたのに
なんでっ、なんでっ…、殺しちゃったんだろ
最近は吐いてばかりで食欲もなく体重もどんどん減っていく。
もしもあの時に戻れるならって…今思ってもいいかな?
あの時ぼくはっ…
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桜の花舞う季節
親もいなくてずっと一人ぼっちだった。家もなく、食べる物もなくてただ一人でずっと泣いていた。でもそんな毎日にいきなり転機が訪れた。路上で一人で座っていると目の前に人影が現れた。
「坊や一人かい?」
突然マフラーをし、帽子を被っている男?の人に声を掛けられた。
「えっ…あっ…えっあ…」
「そうか。可哀想に、ところで坊やはSPAWNを信じるかい?」
「SPAWN?」
「SPAWNは第2の人生を生きられる事なんだ。」
「第2の人生…!パパやママにあえるの?!」
「もちろん会えるさ、」
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「ほら着いたよ。」
そこは小さな村みたいな所で子供から大人まで沢山の人がいた。どうやらみんなSPAWNというのを信じているらしい。
それで部屋が沢山ある所に連れていかれた。そこには茶色の髪をした魔女みたいな大きな帽子の被っている子を見つけた。
「ほらAzure、新しいお友達だよ」
その子はAzureという名前だった。僕と一緒でこの子も親がいないらしい。
「へぇ…君twoTimeって言うんだね!あっ外に綺麗な花があるの!一緒に積みに行こ!」
「うん!」
ここはとても暖かかった。初めて人に恵まれてると思えた。
最後まで見てくださりありがとうございます!!
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