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ワンクッション
・女×男
・吸血鬼パロ
・地雷・嫌いな人は見ないで!
・エロ要素なし
それでおk。って人はGO!
ー時刻は午前二時半ぐらいだろう。その時の俺は、ぐっすり眠っている時間帯だ。ー
青「すぅ…すぅ…」
ー俺がぐっすり寝ていると、何だか体が重い感じがした。重い物が俺の腹に乗っかってるようだ。ー
青「ん…何だッ…?」
ー俺は恐る恐る目を開けると、そこには吸血鬼化した月夜さんが居た。ー
青「…!?!?」
ー俺の目は完璧に覚めた。だって、ここに吸血鬼が居るんだもの。ー
青「月夜さん!?何でここにッ…」
ー俺は動揺が隠せなかった。ー
月「安心して。貴方を殺すつもりじゃないわ。」
ー冷静な声で彼女は言った。ー
月「今回は貴方に用があって来たの。」
青「…用?」
月「そうよ。それはね、貴方の血を飲ませて欲しいの。」
青「…へ?」
ーいきなりの事に、頭の処理が追いつかない。これが「吸血鬼」と言うものなのか。ー
月「大丈夫よ。直ぐに終わる。」
ー直ぐに終わるから…とそう言っているのなら…ー
青「…そうですか…分かりましたッ…」
月「ありがとう。それじゃあ、首筋から貰うわね。」
青「はっ…はいッ…」
ーそう言って、俺は自分の首筋を月夜さんの目の前に出す。ー
ーカプッ…と言う音と共に月夜さんは俺の首筋に齧り付いた。ー
カプッ…
ー俺は、少しの恐怖と痛さが重なり合って唸り声をそっと漏らした。ー
青「う”う”ッ…」
ーそれでも、月夜さんは俺の血を飲み続けている。ー
月「ん〜…」
青「そっ…そんなに美味しいですかッ…俺の血って…」
月「分からないわ。」
ーそして数秒も経たない内に、月夜さんは俺の首筋から歯を抜いた。ー
ボタボタッ…
ー歯を奥に入れ過ぎたのだろう。首筋からボタボタと血が垂れてくる。ー
月「…!大変!」
青「え?」
ー俺は、首筋から血が垂れてる事に全く気づいていなかった。ー
月「うっ…動かないでッ…」
月「よし…これでいいはずッ…」
青「だっ…大丈夫ですか?」
月「大丈夫よ…」
月「…ふぅ…」
青「月夜さん?」
月「ありがとう。貴方の血、美味しく頂いたわ。」
青「…はっ…はいッ…」
月「ちょっとこっちに来て?」
青「?」
ーそう言うと月夜さんは俺を抱き寄せ、俺の頬にそっとキスをした。ー
青「…!?⁄(⁄ ⁄ ⁄ ⁄)⁄」
ー俺は、炎のように顔が熱くなった。ー
月「それじゃあ、私はここで。」
ーそう言うと、彼女は赤い羽を広げて帰って行った。ー
青「…また何時か会えるのかな…」
ーそう言って俺は窓の外を見ると、もう明け方だ。ー
ー目覚ましを見ると、午前五時を上回っていた。ー
青「もうそんな時間か…」
ー俺は下に降りて、朝食の準備をしに行った。ー
𝐹𝑖𝑛.