「この世界は顔がいい子が多くて眼福だよ」
「良かったな〜空…」
説明しよう!!この物語は、BLと百合をこよなく愛す空くんと時々様子のおかしい相棒の扱いに少し困っているパイモンの物語である!!しかし、それだけではない!空くんは無自覚にも老若男女問わず愛されて(色々な意味で)居るのである!!!
こんにちは、俺は空です。つい先日(?)離れ離れになってしまった双子の妹である蛍を探すため、非常食兼マスコットのパイモンと一緒に七国を巡る旅に出るところです。
「あ、あったぞ!モンドの七天神像だ!!」
「え?????」
「?どうかしたのか?」
「いや、なんでもない」
(え??神様って人間の姿なの!?!?え?むりむりむりむり、いい意味で吐く。しかも見た目かなり良くね?受けじゃね?攻めじゃね?(?)ネタ帳だけはあって良かった本当にえ待って?顔面強くない?好きぃ…)
「早速行ってみようぜ!」
「OK任せろ。破滅の雨を降らせてやるぜ」
「お前いつの人間だよ」
早速風神の像に触れてみたら、なんだかよく分からない力がなんだかよく分からないけれどひゅーんと俺に宿った。
(これは…風神の力?認められたってこと?え?風神攻めじゃんありがとうございます)
「どうやらお前は風神の力と共鳴したみたいだな」
「きょうめい」
「つまり、風の力が使えるんだぞ!」
「かぜのちからがつかえる」
「この世界の人は、お前みたいに簡単に元素の力を扱えるようにならないんだぞ!」
「ほえ〜…確かに少し力が戻ってる気がする」
「おう!じゃあ早速自由の都、モンドへ向かおう!」
ここからは大体モンドの魔神任務のストーリーと同じなので、空くんの狂った発言をダイジェストでお送りします。
「え?ウェンティってかなり中性的な見た目じゃん、攻め?????」
「ディルックとガイアは険悪な空気…なるほど理解┌(┌ ^p^)┐ホモォ…」
「あはは!ダインとか受けじゃねぇか!」
「エウルアンバーは最早公式」
「ガイアは受けだ。異論は認めない」
こんにちは、そろそろ璃月に行こうかなうふふってしてる旅人です。どうやら今日は俺と非常食の送別会をエンジェルズシェアでしてくれるみたいです。嬉し。今はアビスのウンパシャー共をぶち転がして居るので、終わった頃には向かおうということになっています。
「風刃…!」
「アビャビャビャビャー…」
「よし、終わったから向かおう」
「ダメだぞ!!お前怪我してるんだから、西風協会に行くぞ!!」
「え〜…目立たないし出血量も少ないから大丈夫だよ〜」
「パイモンお腹空いたでしょ?」
「うっ…でも…グゥゥゥゥ」
「はいはい、行くよ」
てけてけ歩いてエンジェルズシェアへと向かうと、扉の近くには圧倒的受けオーラを放つ褐色系美女(♂)のガイアが突っ立っていた。
「よぉ、親友」
「あれ、ガイア珍しいね」
「ん?何がだ」
「お酒の席だってのに呑んでないんじゃない?」
「ほら、アルコールの匂いがしない」
「おッまえ…誰にでも顔近づけるのは良くないぜ」
「そんな誰にでもはやらないよ〜」
(女子にやったら引っぱたかれるじゃ済まないだろうな)
「…はぁ〜」
「何そのクソデカため息」
「いや、俺の親友は随分とタラシだなと」
「失礼な人、怒っちゃうな」
「空!!これ凄く旨いぞ!これも、これも!!」
「はいはい、今行くよ〜」
「ちょっ…!」
ヨダレをだらだらにしながらも俺の分を残してくれてるパイモンになにやら既視感を覚え少し笑ってしまう。蛍もあんな感じだったな〜、と物思いにフケりながらもニンジンとお肉のハニーソテーを口いっぱいに頬張る。
「あ、おいひ」
「オイラにもくれ!!」
「あーん」
「あ〜ん!!」
「手ごと食べないでよパイモン」
「え?ご、ごめん…って、さすがにオイラでも手は食べないぞ!!」
「ごめんごめん」
「棒読みじゃないか!」
食いしん坊な非常食に餌をやりつつ、少し周りのオスに目を見やる。ウェンティは酒をがぶ飲みして、ディルックさんに何杯飲んだか数えられているみたいだ。こんなときでもディルックさんは大目に見ないとは…さすがむっつりスケベ(偏見)な攻めだな。アルベドも今回は来てくれたみたいだ。うん、顔がいい。やっぱり創造主様は面食いだろうな。しかも何が良いって、クレーと一緒に居るときとんでもなく母性を撒き散らかしてる顔面してやがるんだぜ奥さん
こんなんてぇてぇカーニバルですわ。しかも今日はベネットとレザーも来てる。もはやここは公式以外の何物でもないよね(気狂い)お喋りなベネットとおしゃべらないレザーのコンビで生の鳥肉50はイける(絶対に真似しないでください)
しっかしパイモンよく食べるな
…いや本当によく食べるな!?
「…地脈行くか」
「ごめん、俺ちょっとゴミ共シバいてくる」
「えぇ?いやいや旅人ぉ〜、今日は君が主役なんだよぉ〜?」
「何杯飲んだんだよ呑兵衛詩人」
「…たくさん!!」
「パイモンがドカ食いするからモラが足りるか心配で…」
「安心しろ、旅人」
「ジン団長?」
「今回は私たちがやりたいと言い出したんだ、代金はこちらが持つ」
あ、ジン団長イケメン…
恋に落ちる音がするトゥンク(?)
「ありがとう…だけどそろそろ俺は用事で少し抜けようかな〜みたいな」
「旅人、君は西風大教会に行くつもりだろう」
「いや〜そ、そそそそんなことないけどぉ????」
「ん?君怪我をしているだろ?」
「ウェェ!?!?チョットアルベドクンナニイッテルンダヨマッタクモウ!!!??」
「大変だ空が半角になっちまったぜ」
「……チロ」
「はぁ?…」
「えぇ??ちょ、何してんの!?血液型!!(?)」
「大丈夫さ」
確かにアルベドなら大丈夫か…じゃなくて!?
血液!?舐めたの!?死ぬぞ!???
俺の血は多分毒性が含まれてるぞ!?!?
「ナ、ナーンデナメタンデス」
「ふむ…興味本位かな」
「あと、他に言うのであれば」
「少なからず君を好意的に思っているから…かな?」
「ヘァ…」
顎クイしやがった!!こいつ!!顔面強者が!!そういうのは本命にやれ!!ティマイオスとかティマイオスとかティマイオスとか!!!!!全然ウェンティでもガイアでもベネットでもレザーでもディルックでも良いと思う。むしろやるべき。でもやる相手を間違うなよ白亜の王子様よ〜!!俺は顔面偏差値中の上だろ!?!?双子の妹が可愛くても兄の方の顔面偏差値は高くねぇんだ悪かったな!!!こういうのは第三者が1番楽しいんだよ!!イケメンが!!も〜!!イケメンを至近距離で見るのに慣れてないんだよこっちは!!
「アルベドサーン…そろそろやめないと空がリンゴよりも真っ赤になっちゃうんだが〜」
「おや、すまなかったね」
「アルベドに今度大量のからくりパイモン人形送ってやる…」
「なんだよそれ!!」
「とりあえず空!バレたんだからもう隠せないぞ!!教会に行くぞ〜!!」
「さ〜いえっさ〜」
「フッ…」
「アルベド…だったっけ?」
「おや、詩人さん」
「旅人に手を出すのも程々にしなよ?」
「それはこちらのセリフだが」
「闇夜の英雄さんに詩人、白亜の王子様だって最近知り合ったばかりだろう?俺が1番歴が長いんだ」
「俺、空とルピカ」
「オ、オレは!!あいつと1番よく冒険に出てるぞ!!」
エンジェルズシェアで、空が戻ってくるまでの間男達の醜い争いは続いた。勝者を決めるとするなら、争いの終わりごろにポツリと呟いた赤い子だろう
「わたしが1番初めに出会って、1番よく冒険に出てるんだけど」
「…この話は終わりにしようか」
「蒲公英酒ちょーだい!!」
「午後の死をくれないか」
「俺、肉食う」
「オレも肉食おっかな」
「遅れてきたボクには競う権利すらないんですかね…」
「諦めなさい、あそこに入る必要も無いわ」
遊撃小隊測量士を不器用ながらも慰める遊撃小隊隊長が見られたそうな。
設定
空(旅人)
離れ離れになってしまった蛍を探すために七国を旅する異郷の旅人。
薔薇も百合もNLもなんでもござれ
リバもケーキバースもオメガバもイける
ハピエンバトエンメリバ、全部大好き。地雷?何それ非常食?な子
かなりの愛され体質で、老若男女問わず性的な目で見られる。自覚無し!!!!
面食いだが、顔面偏差値激高な人を至近距離で見ると顔がみるみる赤くなっていく。可愛い
現在の推しカプはディルガイとウェンミカなそうだ。
作者はモンドならレザ空が好きだ。
パイモン(非常食)
非常食扱いされるがなんやかんや妹と同じくらい大切にされている。
食べても太らないらしいので空くん曰く非常食失格だとか
空くんが変なやつなことは出会った時からなんとなく察していたが、ここまでとは思っていなかったらしい
この作品では食べ物関連以外だと苦労人ポジ
最近マトモな人間であるエウルア、アンバー、スクロースとの絡みが多くなっているが、そのおかげで空くんの薄い手帳が厚くなっていってるのをまだ知らない
好きなものは空と空の作ったご飯という天使
ガイア
シラフだったのは告白しようとしたから。
でも逃げられた。今度既成事実でも作ろうかなと密かに企んでいる。
空くんが大好き(異性として)
ディルック
今度飲み物に睡眠薬でも混ぜて監禁してやろうかと思っている。普通に危険思想
今度自分の知らないところで怪我したら一生自分のもとから出さないぞと思っている。義兄ちゃんは愛が重い。
空くんを○○○してやろうかと思ってる
アルベド
いきなり空くんの血を舐めだしたヤバいやつ
薬を作れるため彼がいちばん有利…?
いつの日か嫁にしてやると考えている
スクロースによると空と出会ってから催眠術や睡眠薬、惚れ薬方面の知識をつけようと日々勉学に勤しんでいるらしい
空くんは逃げた方がいい。もしくは煙緋に法律的にも物理的にも守ってもらわないと危険が危ない
ウェンティ
空くんはずっと自分の元素を使って居てくれたら幸せだな〜と感じている実は一番ヤバイヤツ
後々元素を変えて帰ってきた空くんにどんな反応してくれるかとても楽しみ
酒に酔ったフリをして頬や首、腹にキスをしてる常習犯
そろそろ結婚かなと思っているらしい
まだ交際すらしていない
レザー
空=ルピカ
ルピカ=家族
家族=空
つまり俺と空は夫婦なのか、という結論に至ってしまった
だがちゃんとそれは違うとクレーに言われ、改めて恋人から関係を始めよう!と意気込んでいる
なかなか純粋な方である
ベネット
よく怪我をするベネットを手当してくれたり、痛い痛いの飛んでけしてくれるお兄ちゃん力溢れる空くんに恋をした一番の純粋な恋心
憧れているため他のヤツらより積極的にアピールできないが、空くんには自分の隣で笑っていて欲しいと思っている
可愛い恋路だ
ミカ
かなり自分の健康に気を使ってくれる空くんに惹かれた
恋なのかはまだよく分かっていない
このままミカ空を開拓しろ
一日三時間睡眠のミカくんを膝枕と子守唄で寝かしつける空くん可愛い
純粋すぎる。ピュアピュア
???(アビスの姫様)
空くんの恋路を全力で応援する
百合厨だが空くん受けならなんでも喰える
レザ空とベネ空、ミカ空が好きなそう
純粋な恋は応援したくなるよね、分かる
だが全然ヤバいやつら四人衆×空くんも薄い本を分厚く出来る程には好きらしい
姫様は疲労が溜まっているんだ、だから少し様子がおかしいんだ、と考えているアビス教団の子達が密かに自分を労うパーティーを計画しているのだと知ってさらに様子がおかしくなった。
主でございます
腐男子な空くんの弊ワット冒険記、第1話これで終了となります
実は空くんが推しカプ守るために本家よりエグ強だと嬉しいです
誤字脱字等ございましたらコメント欄での指摘をお願いいたします
キャラクターの一人称、及び二人称にも誤りがある場合、指摘お願いいたします
コメント
4件
続き見たいです!!!
面白かったです!!