創作小説注意
すれ違った
成人男性と
何故か彼とは 、
懐かしい雰囲気が漂っていた
けれどその” 懐かしい ”が分からなかった
男の人は 、 左手の薬指に綺麗に光る指輪をつけていた
既婚者だった
男の人の事を忘れられなく 、 一睡も出来なかった
けれど少し眠りに着けた
下半身は川の水に浸っていた
目の前にはさっきの男性
何故あの男性が 、 ?
男性は口を開けて云った
“ 又共に過ごそうでは無いか 、 ”
“ 如子 ( ゆきこ ) ”
如子 、 誰だろ
そう思っていると 、
突如私が経験した事がない記憶が蘇ってくる
その記憶は目の前の男性にそっくりな男性と 、
私なそっくりな人がデートをしていたり 、
幸せそうに微笑んでいたり 、
けれど 、 私に似た女性は亡くなってしまった
それを知った目の前に居る男性に似た男性が
私がさっき行った川岸にそっくりな所でこう歌った
“ 何にもつく人 ”
“ 最愛の一言 ”
“ さようなら ”
私はその言葉に親近感を覚え 、
目を覚ました 。
コメント
1件
うわぁ凄いッッ…!!辛いし儚い!! 幸子さんが転生してて…気付かなかった男性はそう言い残し歌を歌って亡くなってしまったんですか…幸子さんとしての記憶が戻るのがもう少し早かったら… あーるちゃん凄い、凄いよ本当!二人の関係や思いも流れも儚くてぐって来ました!左様ならがさようならになってるのも凄すぎる…あーるちゃん尊敬します!本当凄かったですー!