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出てくる人物  、、、

(キャラシ)

人を殺してしまった 親友と一緒に逃げ出す 男の子

猿山 碧斗  (  さるやま  あおと  )らっだぁ

性別    男

性格   元気っ子で マイペース、 クラスの人気者であるが 面白いだけがとりえ、 勉強が苦手であり、 家族からは愛されているが家族のことは嫌い、 誰とでも仲良くするような子だが、 かなり 抱え込むタイプ  。

渾名 は  何故か らっだぁ と 呼ばれている 、


親友と一緒に逃げ出す 人を殺してしまった 男の子

黒紀  怜   (   くろき  れお    )レウクラウド  ,

性別  男

性格     真面目な 優等生、 両親は片親であり母親からは母親自身の欲望と夢を押し付けられている、 いじめられっ子であり、 そんな毎日に嫌気がさしている、 勉強は 好きだが 母親の夢は嫌い  。

あだ名は何故か レウ  、 と呼ばれている  、

碧斗 と 怜  は  親友 の 関係である   。

2人とも 両親から夢を押し付けられている  。




本編⤵︎ ︎




あの夏が飽和する 。

梅雨時なのか、今日は 雨が酷く降っている、

夏が始まったばかりというのに最悪だ 、

 かと言って暑すぎるのも嫌いだけど。

そう言えば 気にしていなかッたが 、何やら 家の前で泣き声が聞こえる気がする、

うるさいし仕方なく、扉を開け 傘を差し 外に出た 一体どんな奴が、なんて思っていたが 、

泣いていたのは同じクラスの 怜 だった  、

夏が始まった ばかりというのに  、

怜 は酷く震えていた

 「    怜、?  どうしたの、  」 と どうしたのかと聞いてみれば 、怜 は微かに震えた声で

「   … 昨日、 ひ、 人を、 殺しちゃったんだ… 」と、 確かにそう言った  。










そんな思い出から始まるあの夏の日の俺の記憶 












「  … そっか、 因みに誰殺しちゃったの、? 」

と、つい思ったことを聞いてしまったぐすぐす と

泣く 怜 は 泣きながらも 話してくれた

「  隣の席の… 何時も虐めてくる あいつ、 気にしてなかったはずなのに、もう嫌になって、つい、肩を突き飛ばして、そしたら、打ちどころが悪くて…   」

嗚呼、それは仕方がない、だってアイツの虐めは度が過ぎていたし、自業自得だろう、

そんなことを思いながら俺は 怜 の話を聞いた、

「   もう、俺ここには居られないと思うし、 どっか遠い所で死んでくるよ、どうせ母さんだって、 俺にくだらない夢しか 押し付けてこないんだから 。   」怜 の話を 聞いて俺は 自分の両親と 似ている事に気づき、 咄嗟に 

「   それじゃぁ、 俺も連れてって、 どうせ 俺も 両親 に くだらない夢しか 押し付けられないし、 」と、

そう言ってしまった、 少し泣き止んだ 怜 は 驚きながらも

「    え、でも 碧斗… 、碧斗 がいいなら 一緒に行こう、  俺はそれでいいよ  、   」

と、そう答えてくれた、 そうとなれば

 怜 に 傘を貸してあげ、

俺は 家の中に戻って 少し大きめのカバンの中に  

財布 、 何かあった時の為のナイフ、暇つぶし用の携帯ゲーム  とか 、

必要なものは色々と 入れた、

 いらないものは全て壊せばいい、

そう思って 家族写真を燃やし、

日記は読めないくらい 黒く塗りつぶして捨てた、

こんなもの今となってはもういらない、

こんなダメ人間の俺と人殺しの怜と2人の旅だ、

そして準備が整えば俺は家を出て、

怜に貸した傘を返してもらい、

寒そうだったので怜に 上着を貸してあげ、

傘を差し、 その場から俺達は逃げ出した、

こんないじめの起きる狭い世界で 家族も、クラスメイトも、何もかも全部捨てて

怜と、 2人で 逃げ出した  、

 「   遠い誰もいない場所でさ、 2人で死んでやろうよ、   もうこんな生きにくい狭い世界で我慢して生きてる価値なんてないよ、楽になろ、   」

なんて、 そんな本音をつい、口に出してしまった、まぁ、あながち間違ってないしいいだろう

、それに、人殺しなんてそこら中に湧いているようにいるじゃんか  、

だから 、怜は何も悪くないよ 、この世界が間違っているだけだから 、

そこから2日がたって、 ふと思った、 結構俺ら誰にも愛されたことなんかなかったな 、 …って、こんな嫌な共通点で俺ら簡単に信じあってきたの?w と、まぁ思えばほんと、変な共通点でよく信じ合えたなと思う、未だに 怜 のことが少し心配だから手を握ってみた、だけどあの時のような微かな震えは既になくなっていて、暖かかった、そして移動しようと、そのまま怜の手を握ったまま、誰にも縛られないで 2人で線路の上を歩いた、初めて線路の上なんて歩いた、 電車も通っていなく、 すごく不思議な感じに囲まれた、さすがに金が尽きてきて、ご飯も買えなくなってきた、だから、人から金を盗んで、2人で笑いながら逃げて、そんなことをしていたらどこにも行ける気がした、結局、今更もう怖いものは俺らにはなかったんだ、走り疲れた額の汗も、落ちた怜のメガネも 

「    そんなの、今となっちゃどうでもいいよ、笑  」

そう、落ちたメガネを踏みつぶしながら怜は言う、とあることを思った俺はつい目を輝かせながら

「   今更だけどこれ俺らの小さいけど逃避行の旅じゃん!   」

と、言ってしまった、なんであんなアホらしいことを言ったんだろうと今になって少し後悔した、そんな俺の隣で怜は 、いつか、夢見た優しくて、何もしてなくても誰にも好かれる主人公なら こんな汚い 俺らのこと見捨てずに 今頃救ってくれたのかな 、 なんて、独り言を言っていた、俺は思った事をつい言ってしまった、

「   そんな夢なら捨てたよ、 だってさ、現実見ろよ、 幸せ なんて四文字もなくて そんなこと、今までの 人生で思い知ったでしょ  、 救いの手なんてないって 。  いじめも犯罪も何もかも、起こした人は皆  自分は何も悪くない って 誰もが思ってるんだよ 。」

と、怜の気持ちも考えず、そんなことを言ってしまった、そこから数日後、 こんな旅が続く訳もなく、あてもなく彷徨ううるさい蝉の群れに、水がなくなってしまいぼやけて揺れ出す視界、迫り狂う大人という名の鬼達の怒号 に、 ばかみたいにはしゃぎあって  、 ふと 怜 は いつのまにか ナイフを取っていた、 そして、「      碧斗 が 今までこんな俺でも ずっと 傍に居てくれた から ここまでこれたんだよ、 だから、もういいよ 、  もう、大丈夫、  死ぬのは俺一人でいいから  。    」そんな微かに震えた声で 怜 はそう言う、 そして 震えた手で 怜 は 首を切った  、その光景はまるで何かの映画のワンシーンのようだった、その光景が信じれなくて、白昼夢を見ている気がした、そんな怜を見てたら気づけば俺は捕まっていて、ぼやけてる視界で 怜 を探しても 見つからなくて、 どこにもいなかった、  なんで、どうして、そんなことが頭を過ぎていった、 


そして時は過ぎていった、 ただ、暑い日が過ぎていった、 自分の夢ばっか押し付けてくる両親も、うるさくてうざいクラスメイトも居るのに、何故か、いくら探しても何日も待っても 怜はどこにもいない、 探してる途中に ふと あの夏の日のことを思い出す、俺は 怜が好きだった曲を口ずさみながらも 怜を ずっと探している、 俺まだ、怜に言いたいことがあって、謝りたくて、あの時助けれなかった自分に嫌気がさして、ぐちゃぐちゃな感情を持ちながらも 、 怜の事をずっと探していればもう9月の終わりだった、もう終わりか、なんて思っていれば くしゃみをし、あの6月の時の匂いをまた同じように繰り返して思い出す、怜の笑顔は、怜のたまにあった無邪気さは、 今でも俺の頭の中を飽和している、そうだ、誰も悪くなかった、怜も何も悪くなかった、だからこんな事もう投げ出してしまおう、 きっと、怜はそう言うことを言って欲しかったんだろう、 そうだよね、きっと 。



9月の終わり頃、俺はもうどうでも良くなって 台所の包丁を持って、 首を切った 、 そんな終わり方をした、俺の夏の記憶 。


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