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ご本人様との関係は全くありません。
主の実話を元に書いています。
地雷に当てはまる方はお戻りください。
年齢操作 有
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九月一日、僕は。
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弱音を吐いても、泣いても、僕の声は届かない。だから、僕は_
水「みんなおはよ~っ」
赤「おはよっ」
桃「今日は遅刻しなかったね笑」
水「あれはたまたまだからっ!!笑」
青「ちゃんとするときはするんやな、あほとけ笑」
水「うるさいっ!」
白「んふ、いむくんおはよっ」
水「しょ~さ~んっ」
黒「んは、笑」
いつも通り、高校に通って、仲の良い友達と話す。それで良かった。
本当の僕なんて見せない方が良いから。
ある日の帰り道、りうちゃんと初兎ちゃんとこんな話をした時があった。
白「あともうちょっとで九月一日やけど、二人とも居なくなったりしないよな?」
赤「りうらは大丈夫だよ笑、高校通って友達にも先輩にも恵まれてるんだからっ」
水「僕は…分かんない、死なない約束は出来ないから笑」
赤「なんかあったら言うんだよ~」
白「僕たちが悲しむってこと忘れんといてな」
水「うん、笑」
…二人が悲しむ、なんて分かりきったこと。僕はそれでも死のうと思った。
小学六年生の頃に決めた人生のゴールは25歳。今時点でのゴールは今年の九月一日。
もう生きていても良いことなんて無い。なら、早く終わらせよう。
水「そういえば、九月一日…皆で遊ぶ日だっけ」
カレンダーを見てみると元気な文字で「6人でカラオケ!」と書かれていた。
僕はペンでその文字を黒く塗りつぶし、スマホを手に取った。
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いつメン 🎲 (6)
水「ごめんっ、急用で遊べなくなった!」
桃「全然大丈夫だよ~」
黄「また予定組もう!」
白「僕はいつでも行けるよ~」
赤「りうらはバイトあるから、また分かり次第連絡する~」
青「俺はいつでも」
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、これで良い。僕は静かに居なくなるんだ。
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