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あぁッ…痛た…
頭が痛いッ…!
殴られた感じがするっ…!
えと…私、なにしてたんだっけ…?
ここは…寝室…?私の部屋みたい…。
う…とりあえず何があったか教えてもらわないとッ…。
とりあえず部屋を出よう。当たり前だけどね
あれは…ポピー!何があったのか知ってくれてたらいいんだけど…。
「あ…えっと…poppy!やっほー!」
返事がない…気づいてないのかな?
「poppy?聞こえてる?」
あ、やっと振り向いてくれた!
…でもなにも言わない…目も充血してる…リボンが汚れてる…
一体何があったの? !
頭に浮かぶのは…なにもない…知らない…分からない…。
「痛っ!」
な、なに…?私の周りにキャンディが散らばってる…
poppyの腕には紙吹雪とイコル…まさかっ…
Twisted…?周りを見渡すと、イコルまみれだった。
あぁ、昨日何があったのか思い出したよ。
昨日というか、昔。
ガーデンビュー教育センターでは、Twistedってやつが徘徊して閉園になったんだった。
…それまで生き残れた私、凄くない?
でも、頭痛はなんでだ…?
いや、昨日も何かあったのか…。
いーや、こんなこと考えてる余裕と時間はない!このTwistedから逃げないと!
無我夢中で走った。
けれどもすぐにスタミナが切れてTwistedが寄ってきた。
「嫌!嫌!私に近づかないで!傷つけないで!嫌だ!!」
poppyが拳を振りかぶり、私の体から紙吹雪とイコルが流れた! 吹き出した!
痛いっ…!痛いっ…!!殴られたっ…殴られたっ…!
早くっ…早く…逃げないとっ!お願いだからっ…私を見失ってッ!!
迫る不快感と吐き気、複数のTwistedに追われてる気がした。
「うひっ…うっ…おえっ…」
こんな反応してるけど、別に吐きはしなかった。
あぁ、無事に逃げ切れたけど、なんだか変だ。
違和感が頭の中に浮かんで、なんだか嫌な気分になった。
不快感と吐き気に苛まれる中、疑問が浮かんだ。
あのリボンに付いてた汚れ…私達toonの血…イコルだ…。
イコル…toon…どうやって私達は作られてるの…?
あぁ、考えても仕方ない!早く隠れる場所を見つけないと!
「あっ、私のお菓子の隠し場所…!」
棚によじ登り、排気口をこじ開けた。
中の通路にはお菓子がたくさんで、たらふく食べた。
下から明るい光が差し込んだ。
思わず覗いてみると、Tishaが排気口を掃除しようとはしごを使って排気口を開けていた。
そういえば、ここの下はTishaの部屋だったんだった!
「うーん…甘い匂いがするのよね…」
Tishaが呟くと、ガッチリと汚れないように掃除用の服を着た。
戦闘装備みたいだった。
「わわっ!Tisha!私はなにも悪いことはしてない!」
私が驚いて腰を引くと、Tishaは呆れて手招きした。
私はまだ食べていないお菓子を両腕に抱え、Tishaの部屋に飛び込んだ。
Tishaのふかふかなベッドに飛び込み、そのまま寝てしまった。
むしろここに住もうかな()
まぁそれはいいとして、なんでTishaと部屋は何1つ汚れていないんだ?
訪ねてみるとしよう。
「ねぇTisha、なんでこの部屋には汚れ1つなくて、Tishaにも汚れがないの?」
Tishaは潔癖症なのかな、棚はピカリと輝いてて、ベッドは毛玉もなく、乱れてもなかった。
毛布とかめくったままにしてないし。
暇だから四次元ポケットから本を取り出して読み始めた。
え?何を読んでるかって?東h(別ゲーの話をしてしまい申し訳ございません。)
Tishaは、私の質問に答えようとしなかった。
まるで聞こえなかったかのように。
まぁいいや、という表情で本を読み漁り始める。
「そういえば、あなたTwistedに頭を殴られて気絶してたよ。」
「えっ?」
急な告白で心臓が飛び跳ねた。
とりあえず頭を触ってみると、イコルがたらたらと垂れていた。
まぁいいや、寝よ。
ぐーすかと寝ていると、布団に何かが潜ってきた。
驚いて目を開けると、Tishaが布団に入って寝ていた。
私は申し訳なく感じて、ベッドの端に寄った。
数時間後、「おーい!」と私を呼んでる声が聞こえて目が覚めた。
…あれ…?ここは…私のベッド?
私の部屋じゃん…どうして?
あぁ、記憶が曖昧だ!
頭を触ってみると、まだイコルは垂れていた。
部屋の入口を見ると、Blotとlooeyがそこにいた。
「そういえば…今日はサーカスする日だっけ…?」
頭を抑えて止血?止イコル?しながら尋ねると、Blotがはははと笑いながら答えた。
「!よだ日るすンラは日今!attayのるてっ言何」
あぁ…そうだっけ…?
頭をボリボリと掻きむしりながら、ヘルスキットを使って傷を癒やした。
3人で手を繋いで、ランをしに行った。