テラーノベル
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今回はあおかぶです
それではどうぞ
「………」
「どうかしましたか?」
「………」
珍しく青山の兄貴が静かだった
突然後ろから抱きしめられ、動けなかった
「なにか、ありましたか?」
「………」
(何も喋ってくれねぇな…)
(話したくないかもしれねぇしな)
「兄貴、話したくなかったら無理に話さなくてもいいですからね」
「………」
抱きしめる力が強くなった気がした
結局この日は喋らなかった
〜別の日〜
「そういえば、あの時どうしてあんなことしたんですか?」
俺は気になって兄貴に聞いてみた
「あぁ〜あの時かぁ…」
兄貴は話しづらそうにしていた
「実はあん時嫌な夢見てな…」
「嫌な夢とは?」
「ちゃんかぶがいなくなる夢」
「あぁ、だから…」
「安心してついな…ごめんな、あの時は」
「全然大丈夫ですよ」
(むしろ嬉しかったし…)
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