読み切りでーす、そして文章量多めです。
頑張って書きます!!
⚠桃♀︎、赤桃、地雷さんと苦手さんはさようなら
桜の花が散り、若葉が芽を出し始めた頃。ここ1週間ほど雨が降り続いている。そのせいか心も体も少しだるく感じる。
今日も学校に行くためにバスに乗る。
赤)(あっ、今日もいる…)
そこにはピンク髪の女の子がいた。いや、いたと言うより今日もいると言った方が正しい。
この学校に入学してから見たことの無い人だったが、ここ最近雨が降り始めてから毎日バスで登校しているようだ。
俺より先にバスに乗り、後で降りる為どこの誰かは全く分からない。ただ、、、
赤)(いや、顔良すぎだろ!)
とにかく可愛かった。
赤)「てな感じなんだけど、どう思う?」
水)「いや、そんな事言われてもな💦」
そう言って困った顔をするこいつは水。小さい頃からなんだかんだで仲のいいやつ。
水)「てか、珍しいね、あの赤ちゃんが「女の子」に興味を持つなんて」
なぜか、いやその理由は分かるが「女の子」を強調した水っち。
赤)「だって、なんかすっごい顔がいい!名前ぐらい知りたい!」
水)「いや、顔かい!」
実際、1度目が合った時があった。その時、少し間があったもののニコッと微笑み。視界をスマホに戻した。
俺はびっくりして何も出来なかった。
水)「ニヤニヤ、それってさぁ〜、好きなんじゃない?その子のこと。」
赤)「いやっ、そんなことは…ない?」
水)「わかんなくなってんじゃんw」
水)「まぁ、いいんじゃない?好きなら好きで。赤ちゃんの好きにしたら?」
赤)「好きにするもしないも情報が少なすぎてどうにも出来ないじゃん(泣)」
水)「てか、僕の話も聞いてよ!」
この後、20分くらいその水っちの好きな人、青について語られたのはまた別の話…
そんなこんなで1週間が過ぎた。未だに話しかけたことの無いままだった。そんな中、俺は今、人生最大のピンチに直面している。
赤)「今日晴れじゃん…」
ニュースでは久しぶりの晴れの日を喜ぶ様子が映されていた。俺の気持ちとは真逆だ。これまで晴れの日に彼女を見たことは無い。嫌な予感を伴いながらいつものように登校する。
赤)(あ、やっぱりいない…)
そこにはやっぱり彼女はいなかった。その事実が分かった瞬間、後悔や焦燥感が俺の気持ちを覆っていった。
なんで話しかけなかったんだろう、なんで、なんで…
ふと窓を見る。そこには見た事のあるピンク髪の女の子がいた。いつの間にか体が動き、次のバス停で停るよう、ボタンを押していた。本当に無意識だった。
バスを降りると丁度彼女がすぐ後ろを歩いている時だった。いつもとは違い、髪をツインテールに結んでいたためか印象がいつもとだいぶ違った。(どちらかというとこっちの方が好き)印象がどうであれやっぱり近くで見た顔は整っていて、可愛かった。
赤)「あ、あの…」
桃)「え?あ、あたし?」
赤)「はい、その…」
桃)「あ!あの時の、イケメンくんだ!!」
赤)「………え?」
桃)「あれ?違った?」
そんな事を言いながらどんどん近づいてくる彼女。
赤)(いや近すぎません?!)
桃)「やっぱりそうだ!ずっと話してみたかったんだよね〜」
赤)「あ、え?そうなんですか?」
桃)「そうそう♪あ、やっぱり!!君、いれいす学園の中等部の子?」
赤)「?はい、中3です。」
桃)「懐かしー、その制服。あたしね、高等部の高一!」
あっ、と思った。何だか見た事のある顔だなと思ったら、そういえば昨年の生徒会長だ。
桃)「そうか〜、後輩くんか〜。いやぁ〜可愛い後輩を持ったもんだね、あたしニコッ」
そう言いながら俺の頭を撫でてくる先輩。予想通り、笑った顔は世界一だった。でも、少し照れくさい。
赤)「その、名前なんて言うんですか?」
桃)「あ、そういえば自己紹介がまだだったね。あたし、桃って言うんだー。よろしくねニコッ、えっと…」
赤)「あ、赤です。こちらこそよろしくお願いします。」
桃)「赤ね、了解!!……赤ってさ、初めて顔みた時はめっちゃイケメン!!って思ったけど、よく見るとやっぱり何だか可愛いね、なんでだろ…」
そう言いながらまた頭を撫でようとしてくる。顔を褒めるのは良いが、一応俺も男なのでこのままでは気に食わない。そう思い、伸びてきた先輩の手首を掴む。
桃)「え?あ、ごめん。嫌だっt」
その瞬間、先輩の。桃先輩の唇を奪う。
赤)「先輩、赤も男ですよ。気を付けないと♪ニヤッ」
桃)「フェ、は、はい…////」
赤)「じゃあ先輩、学校行きましょー。」
桃)「え?なんかないの?ほかに、ほら!その…好きとかボソッ」
照れながら言う先輩も可愛いー。(ガチの本音)そう思いながら、先輩に近づいていく。その度に顔がどんどん赤くなっていく先輩。
赤)「先輩!来年まで待っててね」
桃)「ムッ、意地悪だね。赤。じゃあしょうがないから来年まで待つかー」
いや、終わり方!!ってツッコミたくなるような終わり方ですね笑。
本当にすみません、そしてこのクソ長くてキャラ崩壊パラダイスの小説を読んでいただきありがとうございました!
では、また次の小説で会いましょう。
コメント
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いや、最初の落ち着いたテンションどこいった(小説の書き方)