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『ゴクウブラックのシェアハウス:キッチン 』
速ブラック「……」(ペロッ)
るるか「ど、どう……? 」
あの後るるかは速ブラックのもとでチョコアイス作りに励み、現在その 試作品を味見してもらっていた。
速ブラック「少し雑味が混ざってい ますが、まあこれくらいは問題ないでしょう。 」
るるか「……良かった。 」
ほっ、と胸を撫で下ろするるかに、速ブラックはまた言った。
速ブラック「ですが…問題はここからですよ? 」
るるか「……え? 」
速ブラック「……『タイミング 』と『包装材』です。 」
るるかは少し戸惑った。包装材は何とかなるとして、『タイミング 』までは考えて居なかったのだ。
速ブラック「夏油さんとは連絡先を交換していないんですか? 」
るるか「うん…タイミングが合わなくて。 」
速ブラックは呆れたようにため息をつき、携帯を取り出してLINEを始めた。
るるか「何してるの? 」
速ブラック「……るるかさん、空いてる時間はありますか? 」
るるか「え?えっと……ほとんど空いてると思う。 」
決まりですね、と速ブラックは呟きメールを送信した。
速ブラック「明日の午後2時に予約したクルーズ船に乗ってください。場所は後で送ります。 」
るるか「予約……? 」
…………………
……………
『クルーズ船内 』
るるか「………」
なんの説明もされないままるるかはクルーズ船に乗った。るるかの手元には昨日作ったチョコアイスがある。
?????「君がるるかちゃん…だね?話は速ブラックから聞いてるよ。 」
るるか「ッ!?/// 」
不安な気持ちを抱えているるるかの前に突然夏油傑(0)が現れた。突然のことに驚いたるるかの胸は早打ちが止まらない。
るるか「夏油…さん。/// 」
夏油傑(0)「ん? 」
るるか「こ、これ…良かったら食べて下さい。/// 」
るるかは赤面しながらもチョコアイスを夏油傑に 渡した。夏油は少し困惑しながらもそれを受け取り箱を開ける。
夏油傑(0)「これは…アイスかい?」
るるか「…アイスはアイスでも、チョコアイスなの…/// 」
夏油傑(0)「ふーん…よく出来てるじゃないか。さすが速ブラックが教えただけあるね。 」
と言って、夏油はチョコアイスに口をつけた。
夏油傑(0)「……うん、行けるね。 」
るるか「ほ、本当に……?/// 」
夏油傑(0)「二言は無いよ。 」
るるか「良かった……///」
るるかは夏油と 二人で夕日を見ていたが、突然口を開いた。
るるか「あの ……夏油さん。 」
夏油傑(0)「どうしたんだい? 」
るるか「私…貴方の事が好きだったの。どこにいても何故か貴方の事を思い浮かんじゃって…… 」
夏油傑(0)「………知ってたさ。 」
るるか「え……? 」
夏油はふぅ、と息を整えてから話し始めた。
夏油傑(0)「君の近くにいた時、ずっと君の 視線が私の方に向かっていた。どうせ変な人だなと思っているんだろう……そう思ってたけど、まさか君に 恋心を抱かれていたなんて思いもしなかったよ。だから念の為私の呪霊に君を偵察させていたんだ……その恋心が真意なのかをね。 」
るるか「……! 」
るるかは魅せられていた。夏油傑の、 紳士的な態度に。夕日が二人を照らし、海面はいつもより輝いて見えた。
森亜るるかのアイスチョコ大作戦!………完。
コメント
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カービィ:ひゅーひゅー!こりゃカップルだ〜! バンワド:今度アイスクリームの作り方を教えましょうか?
サッピーの小説室