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何千年もの時を経て

第1話 - 目覚めたネガイボシのお話

2023年02月12日

#ポケモン

#ジラーチ

#セレビィ

#七夕

#ピカチュウ

みるくうさぎ

何千年もの時を経て

xxxx年7月3日｢1000年眠り、1週間だけ起きるポケモンがいるらしい。“それ”は起きてる時願いを叶えてくれるらしいよ。それが今年の七夕の前後にあるんだって！しかもそれが明日！｣そんな話声が聞こえてきた夜。その日の月は満ちそうだった。そしていてとても晴れていた。夜が明ける頃。パチッと目を開いた黄色のそれはまただ。と1つ呟いた

何回も何回もネガイを叶えたのにボクのネガイはだれも叶えてくれない自分のネガイは自分で叶えれない

それは起きて直ぐに人里離れた森へと行くそこにいた同じくらいの大きさのなにか。｢おはよう、ジラーチ｣『セレビィか、おはよう。会って早々で悪いけどどこかいい所ないか』｢唐突だな………それなら私のお気に入りの場所があるけど｣『人里の近くでないならそこでいい』｢お前本当に……やっぱりなんでもない。案内するから来い｣

ジラーチに願い叶えてもらおうぜ！誰が探せるか勝負な！！

そんな子供の声が響きわたる夏。

価値が高いから当然かもしれないそれでも大部分が力目当て

みんな力目当てかなみんなの力だけで満足する欲に塗れたやつら

｢着いたけど、ずっとここにいるつもりか｣『セレビィ、あんたは人間に恨みを抱かないのか？あんただって酷いことされたんだろ』｢……｣『どうなんだ』｢変わったもんだね、ジラーチ。だけどそれは私も同じ。人に好意なんか抱けない。｣『今頃人の前に現れたいだなんて思える？ボクには思えない。』｢聞くまでもないんじゃないか｣

ボクはともだちに会いたいだけなんだけどなねぇ……なんでボクは何年も寝ちゃうのかなどうして……楽しかったのにな今は亡きともだちに想いを馳せる。それでも………自分の消えたい気持ちは消えぬままなんだ

それから3日が経った。七夕の前日｢木の実取りに行ってくるからここで待ってろ｣そういいセレビィは行く。セレビィは森の守り神同然。ボクなんかと違って。ボクなんのために生きてるんだろう？周りの願いを叶えられるのにどうして…………ボクの願いを叶えることは出来ないの…？なんで…もうあれから1000年経ったんだだからもうマサトくんもサトシくんもいないいんだ。ボクはなんのために生きてるんだろう。欲深いヤツらのネガイを叶えるため？…………このまま消えれたらどんなに楽だろう

｢ぴかぴっ！起きてよ！ねぇ君……君は何を見てるのお星さま｣この声。聞き覚えのある声。ボク消えれるのかな……｢ぴかぁぁ！｣………ピカチュウ…サトシくんのなわけないよね。それでもそんな感じがする｢大丈夫？うなされてたから……怖い夢見てるのかなって思って………知らないから怖いかもだけどピカチュウわるいひとじゃないからね！｣どうして……どうしてもういないのに重ねてしまうのだろう。どうしてボクみたいな落ちこぼれを助けてくれるだなんて。なんでかこの子のになら全てを話してもいい気がして。

『てことで……ごめん、こんな話聞かせて』｢…………ねぇ！明日ここに来てもいい？｣『いいけど』｢やったぁ！！じゃあまたね！｣『あの子と仲良くなったらボクは……』｢終わったか？シリアスな話してたから入んない方がいいのかと思ってな｣『どこからだ』｢中盤くらいか？｣『全部聞いてなかったこt』ぐ～～『あばっ！？』｢ほら食えよ｣

7/7　七夕

｢ジラーチちゃん！！ぼくのお願い叶えてほしいな。｣『ボクはネガイなん……いいよ分かった。ネガイはなに？』｢いいの！？じゃあ“ぼくとジラーチちゃんが一緒に過ごせるようにしてほしい！！”あと“ジラーチちゃんとおともだちになりたいな”｣え？おともだちになるのはよしとして一緒にすごすって……？『何千年も何億年も生きるってことだよ？分かってる？』｢分かってるよ！ぼくもジラーチと一緒に寝たい！それで起きて一緒に遊びたい｣『どうして！ボクとなんかいて楽しくなんかないでしょ！』｢昨日ね、夢でね御先祖様が言ってたの。君があったお星さまは僕のおともだちなんだ。トレーナーさんと一緒にお星さま……ううんジラーチと遊んだんだよ。あの子は優しくていい子なんだって。ぼくも独りだし。君といると楽しそうだって直感的に分かったから｣『なんで……なんでなの。ボクは君にそんな運命辿って欲しくなんか！』｢ぼくのお願いを叶えてくれるって言ってくれたのは君だから！ぼくは後悔しない。どうせ今こう生きててもいいことないし。みんなといてもぼくみんなといてもだし｣『わかった。お願い叶えるよ。君の悲しんだ顔なんて見たくないから』｢うん！！｣

｢良かったじゃんね、ジラーチ。お前の願い叶ったじゃん｣｢君もおともだちになる？｣『セレビィか、お前もどうだ。寂しくないのか？いつも1人だと思うが』｢言うが友くらいいるぞ！だが誘ってくれるならばわたしも友にならせてもらおうかな｣

そのネガイボシは中を見てくれたから。きっとまたあの時みたいに心を開けたのかもですね。そしてその子たちはこれからも末永く共に過ごすんでしょうか。私たちには分かりませんね。