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コメント
2件
ぐわっ…好きぃ…💘💘💘💘💘 ♡1111にしたぞー!笑
元貴side
h「おい……お前っ」
m「なーにー?てかさぁ!お前とか呼ぶのどうかしてるって!元貴!」
h「お前はすごいよな。ずっと笑顔で。」
m「話そらすなし……、。」
h「逆にお前無表情なことあんの……、?」
m「んー?ないかもぉ…笑」
はぁ……なんでよ。
なんであの頃が蘇ってくるの……、?
忘れたい。あの頃を。
これは、いつもにこにこな僕、大森元貴の過去のお話。
それはね、、高校生になる前、14歳くらいのときのお話。
その頃は学校なんて大嫌いだった。だって、アイツがいるから。
mob「あー、!元貴じゃーんっ」
m「なに……、」
mob「昼休み……屋上来いよ?」
m「なんで……。」
mob「うるせぇな。お前は言うことだけ聞いとけばいいんだよ。」
はぁ……懐かしい。
この頃は前を向くのも後ろを向くのも嫌いだったな……。
貼り付けたような笑顔の自分を好きになれなくて、いつも無表情で。
毎日湧き上がってくる希死念慮を落としこんで。
いつ死んでもいいように誰とも関わらないよう、無愛想な態度を取り続けていた。
嫌われるよう。
ー昼休みー
ガチャッ
mob「あーやっと来たぁ〜」
m「なんの用。」
mob「チッ……」
ダンッ
mob「お前のさぁ……そういう態度イラつくんだけど……。」
m「は?知らねぇよ。」
mob「いつも無表情で無愛想で虫唾が走るんだけど。」
m「なんだよっ……、、」
バンッドカッ
m「痛……、。なにすんだよ……。」
mob「もういいや……また明日ね〜」
m「また明日って……、明日休日だけど、、、」
俺の休日を邪魔すんのかよ。
ー次の日ー
母「元貴ー!友達来てるよ〜」
友達ねぇ……どうせアイツなんだろうなぁ
傷つけるくせに殺しはしてくれないゴミ。
早く殺してよ。傷つけるくらいなら一緒に死んで欲しい。
m「はーい」
mob「あっ元貴〜、!待ってたよ〜、、」
m「なんの用か先に言え。」
mob「まぁまぁ良いからさぁ〜
路地裏。来いよ。」
m「だからなんだよ……。用がないなら帰っ」
グサッ
は?刺した?こいつ。
良かった……腕だ。
殺す気ないな……こいつ。
mob「今さぁ〜殺す気ないなっとか思っただろ。」
なんでバレんだよ。気持ちわりぃ。
ドンツバタッ
mobが俺のことを押し倒す。
そして俺の上に跨ってきた。
そして僕の前にナイフを上げた。
mob「毎日無表情でムカつくんだよ。ほら、僕が笑顔の作り方っ教えてあげるっ笑」
そう言いながらドタバタと抵抗する僕の腕を押さえつけて僕の口角に刃先をあてがった。
mob「ねぇ〜切れちゃうねぇ〜、!大事な顔に傷ついちゃうねぇ〜、!」
くっそ動かねぇ……てか口角が切れるって言うか口裂けんぞこの刃の当て方と握り方。
なんでお前なんかにやられなきゃいけねぇんだよ。
そのとき、悔しくて涙が出てきた。
mob「なに……?その泣き顔、ちょー唆る笑」
そう言ってナイフに力がこもる。
俺の悲鳴が路地裏に響く。
一瞬だけあいつの動きが止まり、その隙に刃の向かう先をずらそうと顔を逸らした。
ズバッ
mob「よけんなよっ!!」
さっきの僕の悲鳴を聞いてやってきたんだろう。人だかりができ始めている。
それを見て、あいつは逃げていった。
俺は路地の壁に手を付きながら体を起こす。
おでこを切られたのか視界は真っ赤だった。
血がポタポタと地面に落ちる。
顔中に生暖かい感覚が降りてくる。
あれ……死にたかったはずなのにな。
これは傷……残るだろうな……。
痛みはあるがそれ以上に湧き上がる希死念慮からか吐き気がする。
そして俺は意識を失った。
そんなことを思い出しながら滉斗の会話をしている。
笑顔で。公園のベンチに座りながら。
もうすぐ秋だからか少し…冷たい風が頬を撫でる。
僕の前髪が少し風で靡いた。
めっちゃ遅くなりましたねっ……ごめんなさいっ
元貴くんの過去……どうでしょう…?
思ってた以上に暗かったですか?
元貴くんが無表情な若井のことをずっと心配している理由なのかもしれないですね。
元貴くんはおでこに残っている傷を隠すために前髪を作っています。
m)若井に見られないように。
そういうことです。
♡1000とか……お願いしちゃってもいいですか…、?
お願いします。
それではまたっ