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聖次
910
#大正時代
井川奎
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コメント
1件
わあ、久しぶりの再会エピソード、ほっこりしましたね。小学生の頃の友達と高校でバッタリ会うって、なんだか運命的ですごく素敵。「相変わらず鈍いな~」とか「子ども扱いしないでよ」とか、昔と変わらないやり取りの感じがすごく自然で、読んでてこっちまで笑顔になりました。悠斗くんが頭ぽんっとするところ、紬ちゃんの照れくさそうな笑顔…良いですね。この再会がきっかけで、これからどういう風に紬ちゃんの周りが騒がしくなっていくのか、すごく気になります!
昼休み。
紬は一人で廊下を歩いていた。
すると――
「……白石?」
後ろから名前を呼ばれ、振り返る。
「え?」
そこにいたのは、爽やかな笑顔の男の子。
「やっぱり紬だ!」
「……悠斗くん!?」
紬は目を丸くした。
藤宮悠斗。
小学生の頃、近所に住んでいた友達だ。
「うわー! 久しぶり!」
「ほんとに! 何年ぶり!?」
久しぶりの再会に、二人は思わず笑い合う。
「高校同じだったんだな。」
「私も今知った!」
「相変わらず鈍いな~。」
「な、何それ!」
悠斗が笑いながら、ぽんっと紬の頭に手を置く。
「もう、子ども扱いしないでよ。」
「はは、ごめんごめん。」
懐かしいやり取りに、紬の頬も自然とゆるむ。
「でも、ほんとにびっくりした。こんなところで会えるなんて。」
「俺も。ずっと会ってなかったからさ。」
「うん……なんだか不思議。」
少しだけ照れくさそうに笑う紬に、悠斗もやわらかく笑った。
「じゃあ、俺は教室戻るわ。また今度ゆっくり話そう、紬。」
「うん!」
「またな。」
悠斗は手を振って去っていく。
紬はその背中を見送りながら、胸の奥が少し温かくなるのを感じていた。
こうして、紬の周りが少しずつ騒がしくなり始める。