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齋藤家
ア「夏月〜はやくいこうよ〜!」
「ん〜?今着替えてる〜」
ア「携帯鳴り止まないけど、??」
「ちょっとまって、今行くから、 」
ア「ユイ、、?誰そいつ 」
「昨日一緒に居た女子高校生」
ア「切るよ」
「出る、ちょうだい」
「もしもし」
唯「今どこ?」
「俺の家」
唯「あ、そうなの、」
「なに、?来るの」
唯「うん、まぁ行きたいけど」
「来なよ」
唯「でもいいの?」
「え?なんで? 」
唯「だって、橘さんに嫌われてるみたいだし、」
「笑笑」
唯「夏月!笑わないでよ〜」
「大丈夫だよ、おいで」
唯「いいの?」
「うん、来ないならいいけど?」
唯「行くから待ってて」
「わかった 」
僕の家に、唯が到着した
そのまま、アイカのノートに書いてあった友人1人目の家に向かう。
皐月家
インターホンを鳴らす。アイカは少しだけ緊張していた。若い男の声が聞こえ た。
出てきたのは、ピンクに染まった髪に動物のシャツを着た女だった
女「誰ですか?」
「齋藤夏月と言います。」
女「はぁ?」
「橘アイカさんについて聞きたいことがあります。」
女「たちばな、、あいか?」
「はい。」
女「なんで、?」
「はい?」
女「なんで、あなたがアイカのこと知ってるの?」
ア「こいつ、皐月ユズ 」
「皐月ユズさんですか??」
女「なんで、名前知ってるの!?」
「信じられないかもしれませんが、今僕の隣にアイカさんがいます。」
女「は、?」
「ユズおひさー!ナツキは悪い人じゃないから、お家に入れてあげて」
女「は?」
「そうアイカさんが言ってるので、そのまま、話しました。」
女「うーん、わかりました、どうぞ」
「ありがとうございます。」
リビング
柑橘系の匂いが漂っている。
「ユズさんで合っていますか?」
柚「はい」
柚「こちらの方は?」
「僕の友人です」
唯「中村唯って言います。 」
柚「、なるほど」
「聞きたいことがいくつかあるので、早速本題に入ってもいいですか?」
柚「どうぞ」
「アイカさんと友人で合っていますか?」
柚「まぁ、はい」
「なるほど」
柚「ずっと前に、警察に同じこと聞かれましたし、同じこと話しました。」
「アイカさんは何故亡くなったのかご存知ですか、? 」
柚「自殺じゃないですか?」
「え?」
ア「絶対違うでしょアタシが自殺するわけなくない?」
「僕もそう思う 」
柚「はい?」
「あ、すみません、アイカさんが言っていたことに相槌を打ちました。 」
柚「アイカはなんて言ってるんですか?」
「そんなことないって言ってます」
柚「私も詳しくは知りません」
「そうなんですか?」
柚「アイカが死んでるとこ見てないんで」
「そうなんですね」
「柚さんにとって、アイカさんはどんな存在ですか、? 」
柚「普通のクラスメート」
「友人じゃないんですか?」
柚「まぁ、色々合ったんです」
「色々?」
柚「はい、女子高校生には色々あるんです」
「そうなんですね」
柚「サイトウさんは、大学生ですか?」
「はい、大学生です」
柚「そうなんですね、因みに、どこ大でづか?」
「S大学です」
柚「へーそうなんですね〜」
「時間も時間ですし、失礼します」
柚「はい、どうぞ」
「またお話しに、伺ってもいいですか? 」 柚「うーんまぁ、はい、」
「では失礼しました」
齋藤家
唯と別れたあと、僕は皐月さんのことをまとめた。皐月柚という女性とアイカの間には、なにかあったのかもしれない。
アイカは、僕の寝床に急いで走っていた。
僕がドアを開けようと、ドアノブに手を伸ばそうとした。
その瞬間だった
ア「開けないで!!お願いだから、開けないで!ナツキ!」
アイカが涙声で訴えてきた。怒ってるかのような声色で、静かに泣いていた。僕は静かにその場をあとにし、アイカのノートを開いた。
「次は、この子か、」
僕もパジャマに着替えて、寝床についた。
つづく