⚠︎︎ prak
prmz 注意
ak さん side
「 俺、mz太のことが好きなんよね 」
「 、 っ ッッ ! 、゛… ( 飛 起 」
「 は ッ ゛、 … は ッッ ゛ 、 」
また同じ夢で目が覚める。
肌に張り付く服に嫌悪感を感じて、暑苦しく感じた毛布からでて呼吸を落ち着かせる。
丁度、1ヶ月前に彼から聞いた言葉を思い返していた。
夢で見たあの言葉に続くのは、「協力してくれへん?」という俺のことを1ミリとも恋愛対象として見ていないと言われなくてもわかる言葉で、わかっていたはずなのに心底傷ついた。
わかってるだなんて言って、盲目になって何も分かっていなくて、期待していた自分が気持ち悪くて仕方がなかった。
協力なんてしたくない、君が俺以外の他の人を好いてる話なんて微塵も興味ないけれど、この俺の醜い恋心を無かったことにするには気づかないふりが1番楽だったから押し込んだ。
帰り道、前までだったら君と2人で帰っていたはずの帰り道は君1人欠けるだけで色褪せて見えた。
あの日から、俺はできるだけ2人が話せるように、2人きりの瞬間が増えるように身を引いた。
2人の恋路は順調に進んで、最近は一緒に帰るようになった。
俺だって1人で帰らずとも誰かを誘えば一緒に帰ってくれたかもしれないけれど、未だに誰かと一緒に帰るような気分にはなれくて、情けない自分のプライドに呆れてまたひとつ自分の嫌いなところが増えた。
「 、は ぁ ッ … 」
幸せをちょっぴり逃して、なんとなく足元が寂しくて近くの石ころを蹴った。
蹴った石ころは別の石ころの近くまで転がって、ぶつかって、止まった。
好きな人と好きな人の好きな人がくっつくように背中を押す俺はモブキャラでしかないんだろうな。
2つの石ころのわざわざ真ん中を、間に割って入るように蹴飛ばして、そのまま何も無かったように前を向いて家まで走った。
何ヶ月か経って、2人の間が縮まってるのは誰から見ても明らかだった。
俺は、君と話す頻度が段々と減って、違う友達と話す頻度が段々と増えた。
「 なぁ 、あっきぃ今日の帰り3人で帰らん?話したいことがあるんやけど 」
ある日の放課後、久しぶりに君に一緒に帰らないかと誘われた。あの子も含めて3人で、
「 … 、ぃ いよ っ !! 久しぶりに3人で帰ろ っ 、! 」
久しぶりに君から話しかけてくれて一瞬だけ期待した気持ちは、「 3人 」という言葉にかき消された。
「 … 、 」
3人で並ぶ帰り道、誰も話だそうとはせずに少し気まづい空気が流れる。
「 … 俺 たち 、あっきぃに 、 言いたいことがあってさ 」
そんな空気を破るように最初に口を開いたのはmzちだった。
嗚呼、聞くたくない。
今から2人が俺に伝えることを予想するのは容易いことで、それが胸を締め付ける。
俺の願いが叶って事実が変わってしまえば、話なんて無視してここから逃げ出してしまえば、楽になれるのだろうか。
醜すぎる思考、自分が嫌になる。
今だけは、気分を切り替えて息をいっぱい吸い込んでできるだけ明るく、バレないように返事をする。
「 、 何々 っ ?! もったいぶらずに言っちゃってよ っ !! 」
もう言われることなんてわかってるけど、
本音は喉の奥で噛み殺して嘘を吐く。
明るいお話をするのに、暗い空気なんて似合っていないから。
「 実は 、俺たち 、さ ッ … 」
『 付き合ったんだよね っ 、 // 』
… あ ー ぁ 、
「 … その 、あっきぃにはたくさん協力して貰ったから ッ 、 」
言われちゃった 。
「 1番最初にいいたかったんよ ッ 、 な っ ! 」
聞いちゃった 。
「 そう っ 、 ほんとあっきぃには感謝しかないし … // 」
付き合えたんだね 。
「 … ッ ゛ まじで っ 、 ?! おめでと ー っ 、ッ ! 」
「 … ッ 、ほんまにありがとな っ // 」
「 、 ぅ う ん 俺も2人がやっと付き合ってくれて嬉しぃ 、… っ 」
「 … 俺 、… あっきぃが親友でほんまよかったわ ッ 、!! / 」
… 嗚呼、苦しんでる。胸が締め付けられる。
あれだけ君と距離をとって、あれだけ2人の仲を取り持って、とっくに諦めたつもりだった。
なのに「親友」その関係性が重く、重くのしかかってくる。
「 俺も 、 だ ょ … ッ 」
早く、早く、1秒でも早くこの場から逃げ出したい。
「 じゃ ぁ ッ 、 俺 、おじゃまかな ッ 、? 先帰るね っ 、… ! 」
「 ぇ ッ 、 そんな気使わなくても 」
「 … ッ ぃ や 、 悪 ぃ しさ っ … 笑 」
「 ッ 、 ばいば ー ぃ !! またあした ッ 、 」
逃げ出すようにその場を去って、苦しいを誤魔化すように家まで走って帰った。
帰り道、視界の片隅には季節遅れの向日葵畑が俺を嘲笑うように咲いていた。
切り方雑すぎちゃう🥲🥲🥲
最近失恋しちゃったから失恋のお話をかきました(^ ̥_ ̫ _ ̥^)
ひまわりの「貴方だけを見つめる」という花言葉をスライディングで最後に詰め込んでみたり🤧🤧 ()
連載を出す勇気が出ませんᐡඉ́ ̫ ඉ̀ᐡᐡඉ́ ̫ ඉ̀ᐡ
コメント
8件
切ない、、🥲 でもすごく素敵っ!︎💕 akさんの辛いって感情がすごく伝わってきて私も悲しくなっちゃいました、🥹 失恋しちゃったの悲しい、😭 いっぱい慰めてあげるっ!!✨
わーっ!!🥲🥲 切ない、、、(´•̥ ω •̥` *) ぷりまぜめでたいけど、!! って感じ😖😖 あっきぃ気持ちめちゃ伝わってくるඉ ඉ しかも、距離が近くなってるのが1番?辛いよね、、🥲💧
初💬失礼しますっ💓 感動しましたぁ~🥲💓 akさんの気持ちがすごい伝わってきて🥲🥲😭 れもさん失恋しちゃったの可哀想すぎます🥺😭 よしよししますヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙