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🔷side

お昼頃に始まったオイルリグが終わり、警察の鎮圧で街が静まった。また事件対応に追われる前に、署内はChillタイムの雰囲気に包まれていた。


今日は、天気がいいから外で食べよう。眠たい目を擦り、署の屋上の影に座った。


🔷「いただきま〜す。」

🦀「あー、らだセン美味しそうなお弁当食べてる。」


🦀「珍しいっすね、デヤンスのホットドッグじゃないなんて。」

🔷「まあ、たまに はね〜。」

🌮「自分でつくったんですかー?」



🔷「ん~~?、、秘密。」


🐱「ラダオー、唐揚げちょーだィ。」

🔷「ん?まあ、良いよ。」

🔷「卵焼きは食べちゃだめね。」



🌿side


一方、事件対応終わりの署内では、


🌮「あれ?」

🌿「どした、ひのらん?」


🌮「ふぅーん、なるほどね~」

🌿「なんだ、弁当が可笑しいのか、?」


🌮「んーん、可愛いおにぎりだなーって思っただけ!」

おにぎりは、まん丸い俵型で、唐揚げと卵焼き、きんぴらごぼうなどのおかずが、目一杯に詰められたお弁当だ。


🌿「そっか?」




🌮side


おそろいのお弁当食べてるってことは、そうだよね、そうだよね、そういうことだよね。 


🌮「あ~もう、甘ったるいんだからさぁ〜。」

青井先輩と、ドリー先輩って。


🌮「あっ!カニ先輩、ちょっと耳貸して下さい。」


【たぶん、あの二人付き合って、同棲してますよ。】


二人仲良く談笑している方を見ながら、カニ先輩に耳打ちする。


🦀「え~、なんでわかったの?」

🌮「だって、手作り弁当の中身まるっと同じでしたよ。」


🦀「なるほどね~、ラブラブ弁当っすか。」

🌮「ラブラブ弁当だね。」


いつまで、隠し通せるかな青井先輩と、ドリー先輩。

ドリーさんの作ったであろう、卵焼きだけは死守したかったんだね、青井先輩。



🦀side

意外な二人が、付き合ってるかもしれない。よくよく考えてみれば、あの二人ずっと一緒にいるし。ひのらんが気づくまでわからなかった。

警察同士が、仲良すぎて、絶妙な距離感に気がつかなかった。ちょっとだけ、カマかけてみよー、、


🦀「ドリー先輩、、」

🌿「何?カニ君。」


🦀「きんぴらごぼうは、どっちが作ったんですか?」

🌿「いや、どっち、どっちって、、」

「ちょーっとまて、おい力二、俺にカマかけたな!」



屋上からヘリを出す。

ドリー先輩から電話が、掛かってきた。  


🌿「もしもしー!」

🦀「はいはーい、」


🦀「いや、手作り弁当羨ましい限りっす。」

🌿「バカヤロー///!!!」


🦀「で結局どっちが?」

🌿「ほぼ青井だよ。」



🦀「お幸せに、結婚式待ってます。」


それだけ言い残し、俺は電話を切った。

多分、俺が帰る頃には警察署内で噂が広まってるであろう。

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