テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

私の花心

一覧ページ

「私の花心」のメインビジュアル

私の花心

3 - もっとポジティブになろうよ!

♥

202

2025年08月30日

シェアするシェアする
報告する

花「はあ…」


私の名前は大友優奈。


そんでこの子は…


友達の花。


なんか、初めて見る顔。


花「…」


優奈「なんかあった?」


花「…シンデレラの王子様の人が同じマンションだった… 」


優奈「え?」


優奈「イケメンだった?」


花「いや、そこじゃない…」


優奈「…なんでそんなにそれだけで落ち込んでるの〜?」


花「いや、練習あるから、毎日会うの地獄っていうか、気まずいじゃん…」


優奈「もっとポジティブになろうよ!」


優奈「どっちかの部屋でまた練習出来るじゃん!」


花「…いや、それはそれで地獄!!」


花って深く考えすぎ!!


もっとポジティブになればいいのに…


それより今日は男子校との初の練習!


花の顔は死んでるけど…


まあ、頑張ろ!


優奈「あ、来た」


優奈「イケメンじゃん!」


優奈「じゃあね!」


花「…」


真「…」


花(いや、そうなるよねえ)


花(気まず。優奈なにしてんの!)


真「あ」


花「え?」


真「いや、昨日クッキー焼いたから、いらない?」


花「え!いいの…?」


真「うん」


花「じゃあ、もらっていい…?」


花「…」


真「はい、どうぞ」


真「昨日焼いたからサクサクってよりかはしっとりかもしれないけど…」


花「…美味しい」


真「本当?良かった」


真「袋詰めるから持って帰ってもいいよ」


花「…ありがとう!」


花「よくこんな美味しいの作れるね」


真「まあね、クッキーの他にもマカロンとか、ケーキとか作ってるよ。ほら」


花「うわあ、美味しそう…」


花「趣味?」


真「えっと、年の離れたパティシエの姉さんがいるんだけど…」


真「昔からお菓子作りに手伝わせれて、でもおかげで俺も好きになれたから、感謝してるよ」


花「へえ、いいお姉さんだね」


花「…また食べに来てもいい?」


真「…うん!たくさん作っとく」


ガチャ


花「ただいま〜」


朔「早かったね」


花「うん、生徒会じゃなくて文化祭の練習だったから」


朔「へえ、今年はなに?白雪姫?」


花「それ去年!今年はシンデレラ」


朔「3年生で王道のシンデレラなんだ…」


朔「てか、なんか甘い匂いしない?」


花「え?!分かる?」


朔「うん…クッキーかな」


花「友達の家でクッキー食べたの、手作りなのにお店みたいでめっちゃ美味しかったよ!」


朔「そっか、俺も負けてられないな〜」


花「あ、もらってきたら食べる?」


朔「え、いいの?」


花「うん」


朔「ありがとう!」



朔「うま」


朔「またもらってきてよ」


花「うん、そのつもり」



おわり

この作品はいかがでしたか?

202

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚