突然だが俺は今、誰も居ない公衆トイレの個室の中にいるそして、「……っふ、んん……」俺は今、おしっこを我慢している。
もじもじと腰を揺らし、ぎゅうぎゅうと性器を掴みながら。何故こんなことをしているのかというと、俺がおしっこを我慢するのが好きだからだ。勿論理由がある。まず第一に尿意を感じている時のあの感覚だ。膀胱の中がパンパンになり、じんわりとした切なさを感じる。それが堪らなく気持ちいいのだ。
次に第二の理由としては、その尿意を限界まで溜めた状態でおもいっきり放出する快感だろう。溜めれば溜めるほど勢いよく放出される液体はまるで快楽そのもので、解放される瞬間の心地よさといったらない。まあそんな訳で俺はいつもおしっこを我慢してから用を足すようにしていたのだが、今日は運悪く寝坊してしまいトイレに行き損ねてしまった。
学校に着いた時には既にかなり尿意が強くなっていた為、授業中ずっともじもじそわそわしてしまっていた。
そして放課後になった今もまだトイレには行けていない。しかしここで一つ問題が起きた。「くぅ……ん」なんとこのトイレには故障中の張り紙があったのだ。
つまり現在ここには俺一人しかいないということだ。このままではいつまで経ってもおしっこ出来ないじゃないか!そう思った時だった。(あれ?なんか変な感じ……)急に身体の奥の方が熱くなったような気がした。なんだかむず痒くてモヤモヤして何とも言えない気分になる。これは一体……。「ひゃあん!」次の瞬間、股間に電流が流れたかのような衝撃を感じた。
慌ててそこを見るとズボン越しにも分かるくらい膨らんでいてテントを張っていた。嘘だろ!?まさかこれって……「勃起……?」確かに最近抜いてなかったけど、それにしてもいきなりすぎる。だって今まで一度もこんなこと無かったんだぞ。どうしよう……収まる気配が全く無いんだけど。とりあえず落ち着こうと思い深呼吸をしてみるが逆効果だったようで余計興奮してしまったようだ。
それどころかどんどん大きくなっていくばかりである。「ああもうっ!しょうがない!!」こうなったら仕方が無い。抜くしかない!!幸いここは男子トイレだし周りからバレる心配も無いはずだ。早速ベルトに手をかけようとしたその時、「誰かいるのか?」入り口の方から声が聞こえてきた。
しまった、人が来ていたなんて気付かなかった。早くここから出なければ。急いで立ち上がろうとしたものの、焦っていたせいで足を滑らせ転んでしまう。
するとガチャリと扉の鍵を開ける音がした。やばい、入ってきた。しかもよりによって一番会いたくない奴が。「おい大丈夫か!?」「うわぁぁぁぁ!!!」最悪なことに入ってきたのはクラスメイトであり幼馴染みの谷崎であった。こいつは俺のことが好きらしくて何かにつけて絡んでくる。はっきり言ってウザい。でも今はそんなこと言ってる場合じゃない。
どうにかこの状況を打開しなければ。そうだ、ここは誤魔化せば何とかなるかもしれない。「お、お前こそどうしてここに来たんだよ」「えっと……それは……」少し口ごもりながらも谷崎は答えてくれた。
なんでも俺を探しにきたらしい。多分トイレに行く途中で張られている故障中の張り紙を見たのだろう。しかしそこで疑問が生じる。何故わざわざ探しに来る必要があったのだろうか。「なんで俺を探してたんだ?」「それはその……最近一緒に帰ってないから寂しくなってつい探してしまって」そういうことだったのか。
まあ確かに最近は帰り道が一緒になることも無くなっていたからな。しかしそれだけの為にここまで来たとは驚きだ。そこまでされると流石の俺も嬉しさを感じた。ただしかし、今は間が悪い。
俺はただでさえおしっこを我慢しているというのに、勃起までしているのだから。とにかく一刻も早く出て行ってほしいところだが、それを言ったところで素直に出て行くとは思えない。
さて、どうしたものかと考えていると、「あのさ、もしかして体調悪いとか?顔赤いし息荒いし汗かいてるみたいだけど」と言われてしまった。そりゃあそうだろう。今まさに尿意と性的欲求の両方を感じているのだから。そんなことを思っていると突然身体がビクッと震え、性器が脈打ち始めた。
まずい、もう限界かも……。「あのさ、実はちょっと前から思ってたことあるんだけど」「うわぁぁ!!」「へっ!?」思わず叫んでしまい谷崎は驚いているようだったがそんなことは気にせず慌てて個室から出て行った。
そしてそのままダッシュで駆け出し、トイレを出て教室に向かった。そして誰も居ないことを確認してから素早く自分の席に戻り机の下に潜り込んだ。「ふぅ……危なかった」もう少しでバレるところだった。
なんとかやり過ごせたことに安堵しながら再び下半身へと目を向けると、そこはさっきよりも明らかに大きくなっておりズボンの前が大きく盛り上がっていた。「はぁ……やっぱり治まらないか」溜息混じりの声と共にゆっくりとチャックを下げていく。
そしてパンツごと一気に下ろした瞬間、勢いよく陰茎が飛び出してきた。完全に勃ち上がった状態のそれは腹につく程反り返っており、先端からは透明な液体が滲み出していた。
「すごい……これが俺の……はあ……」ゴクリと唾を飲み込みながら恐る恐る手を伸ばし触ってみると、全身に強い快感が走った。「んんっ!」あまりの気持ちよさに思わず声が出てしまう。自分でする時はいつも気持ちいいけどこんなに気持ちいいなんて知らなかった。
もっとしたい……!欲望のままに手を動かそうとしたその時だった。ガラリと扉が開く音がしたのでそちらに目を向けてみるとそこには、奴が、谷崎が居た。
「お前、急にどこ行ってんだよ。こっちが心配してるって言うのに」「……?!」俺は慌ててズボンのチャックを上げ、勃ち上がっている陰茎をしまった。俺の尿意と性的欲求は、不完全燃焼のまま、俺の腹の中で渦を巻いていた。「すまん、ちょっとトイレに行ってたんだ。それで何か用事でもあったのか?」なるべく平静を装いながら答える。
谷崎の顔を見ると心做しか赤く染まっているように見えた。「そ、そうなのか。じゃあさ、今日一緒に帰らないか?」「ああ、分かった」本当は一人で帰るつもりだったがまあいいかと思い了承した。
しかし俺はまだ知らない。この後起こる出来事によって俺の人生は大きく変わることになるということを。「あーもう最悪だ!!」学校からの帰り道、一人愚痴を言いながら歩く俺の姿があった。
結局あの後授業中もずっとムラムラしていて全然集中出来なかったのだ。おまけに昼休みには女子生徒達の会話を聞いてしまったせいで余計興奮してしまい、ますます抑えることが出来なくなってしまった。
「これどうしようかなぁ」正直言ってこの状態で家に帰るのはかなり辛い。どこかで抜いてしまおうかな。そう思った時、いつもの公園の公衆トイレが目に入った。あそこなら大丈夫だろう。早速トイレに向かい個室に入る。幸いなことに誰もいないようだ。
俺は早速ベルトを外し、ズボンとパンツを下ろす。するとビンッと陰茎が天に向かって伸び、先走り液が垂れていた。
「はぁ……はぁ……」荒くなった呼吸を整えつつ、俺は右手を股間に持っていき、陰茎を握った。そして上下に動かし始める。「くっ……はぁ……あっ……」やはり自分でやる方が気持ち良い。
今まで何度かオナニーしたことはあるがこれほどまでに気持ち良かったことは無かったはずだ。しかし、何故か物足りない。
確かに気持ち良くはあるのだが、絶頂を迎えることが出来ない。それどころか徐々に射精欲が萎えてきているような気がした。一体何故だ。どうしてイケないんだ。焦りと苛立ちが募っていく。
「なんでだよ……どうしてイけないんだよぉ!!」大声で叫ぶと同時に陰茎がビクンと震えた。しかし精液が出ることはなく、ただ空しく痙攣しているだけだった。「はあ……はあ……クソが!!」もう我慢出来ない。このままだと頭がおかしくなりそうだ。
俺は急いで服を脱ぎ捨て全裸になった。そして便器に跨がり腰を下ろした。「ふぅ……これでようやく出せる」そう思い俺はゆっくりと力を抜いた。
しかし一向に出すことが出来なかった。おかしい、絶対に出来るはずなのに。「はあ……はあ……な、んで」それから何回か試してみたが結果は変わらず、とうとう諦めてしまった。
「もしかして俺、EDになってしまったのか?嘘だろ……」絶望感に打ちひしがれていると突然尿意を感じた。
まさかと思ったがその予感はすぐに的中してしまった。「うわぁぁ!!やばい漏れる!!」俺は慌てて立ち上がり、目の前の便器の前に立ち、放尿をする姿勢になった。
そして勢いよく放出した瞬間、身体中に電流が流れたかのような感覚に襲われた。
「うっ……はぁぁ!!」ビクビクと身体が震える。そして身体の奥底から熱いものが込み上げてくるのを感じ、次の瞬間、陰茎の先端から大量の白濁液を放出した。
「ああ……出てる……いっぱい出てる……んんっ」あまりの快感に耐えきれず、その場に倒れ込んでしまう。床には白い水溜まりが出来ており、その上に仰向けに寝転がったまま、しばらくの間動けなかった。
しばらくして落ち着きを取り戻してから、ゆっくりと起き上がり辺りを見回す。そこには凄まじい光景が広がっていた。
「こ、これは流石にヤバいな……」思わず苦笑いを浮かべてしまうほど酷い有様だった。壁一面に飛び散っている精液、床には大量に撒き散らされた小便の跡、極めつけは便器の中に入っている自分の出した尿。
俺はそれらを眺めながら深い溜息をついた。「はぁ……とりあえず掃除するか」まずは自分の下半身の処理をし、次に床の清掃に取り掛かった。その後、トイレから出て手を洗い、身支度を整えるとそのまま帰宅した。
「疲れたぁ……風呂入ってさっさと寝よう」浴室に入りシャワーを浴びる。全身に付いた汚れが流れ落ちていくのを感じる。
一通り流し終えたところで湯船に浸かる。全身の疲労が取れていくようでとても気持ちが良い。「今日は色々あったけど、明日になれば元に戻ってるよな……」そんな淡い期待を抱きつつも俺は夢の中へと落ちていった……。
次の朝、俺は起きると、それなりの尿意を催していたのでいつものようにトイレに向かった。「んんっ……はぁ……」昨日あんなことがあったせいか少し緊張する。
扉を開け、トイレに入るといつもと同じ様にズボンを下ろし、便座に座り込む。そしていつもの様に排尿しようとした時だった。
「ん?なんだこれ」陰茎を掴もうとした時、何か違和感を覚えた。見るとそれはいつもより大きくなっており、先端からは透明な液体が出ていた。
恐る恐る触ってみると、「あっ!ああっ!」今まで感じたことの無い程の快楽に襲われ、危うく漏らしてしまうところだった。「こ、これって……もしかして」俺はある一つの結論に辿り着いた。
そして、それを確かめようと再び勃起した陰茎に手を伸ばした。すると今度は先程よりも敏感に反応し、すぐに限界を迎えそうになったので、一旦手を止め、深呼吸をして気持ちを整えた。
そして覚悟を決めると、俺は一気に陰茎を握った。すると、その瞬間、信じられないことが起きたのだ。
「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」俺は叫び声を上げ、それと同時に射精してしまった。勢いよく飛び出した精子は壁にまで飛び散り、俺の顔にもかかってしまった。
しかしそれでもまだ収まる気配はなく、それどころか更に勢いを増していた。「ああ……ああ……ダメだ……また出る……ああっ!!」二回目の射精にも関わらず量は最初の倍以上出ていた。それだけでなく、快感も増しており、俺は連続で射精し続けてしまった。
「ああっ……あああっ!!」三回目、四回目、五回目、六回目……そして七度目でようやく射精が止まった。「はあ……はあ……」息切れを起こしながらもなんとか立ち上がり、顔に付いている精液を拭き取ると、そのまま洗面台に向かい、鏡を見た。
そこに映っていた自分は、まるで林檎のように真っ赤な顔で、息を切らし……なんていうか、凄く、エロかった。俺は途端にものすごく恥ずかしい気分になった。
………そろそろ学校に行かないと行けないため、俺は大量の水を飲んだ。今日もおしっこを我慢しながら登校することになるだろう。
学校に着く頃にはすっかり落ち着いていた。教室に入ってすぐ、俺は自分の席に着き、鞄から教科書やノートを取り出し机の中に入れようとしたその時、「お、おい……あれ見ろよ」「え、何?」「ほら、あそこだよ」クラスメイトの会話が聞こえてきた。
どうやら皆の視線は俺の方に向けられているようだ。一体なんだろうかと思いつつそちらを見ると、男子生徒が一人こちらに向かって歩いてきた。
「あの、ちょっといいかな」彼はそう言うと、返事を待たずして俺の隣の席に腰掛けた。「なんだよ」
「あーやっぱり変わってないね。うん、大丈夫そうだ」
「だからなんのことだって聞いてるだろ」「まあまあいいじゃない。それより……ふぅん、なかなかやるじゃん」そう言ってニヤリと笑みを浮かべた。
「は?何を……」
「とぼけちゃって~昨日トイレでシコったんでしょ?しかもあんなに沢山出してさぁ」「は!?お前いきなり何言い出すんだよ!!それにどうして知って……」
「あははっ、ごめんごめん。でもちゃんと答えてあげるからさ、今から時間あるよね?屋上行こうよ」
「い、いや別にそんなことしなくても……」「はい決定!!じゃあ行くよ」
「ちょっ!!待てよ」半ば強引に連れていかれてしまい、俺は渋々彼の後についていった。「それで、話ってのは……」
「ああ、まずは自己紹介からしようか。僕は三城勇人、よろしく」
「あ、ああ、俺は真崎拓斗。よろしく」「OK。じゃあ早速本題に入るけど……君は自分の尿意と性的欲求がリンクしているということに気付いていないみたいだね」
「は?どういうことだ?というかそもそも、尿意とか性欲とかそういうものは普通、別のものだろ」
「確かに一般的にはそうなんだけど、中には例外もいるみたいなんだ。例えば僕もそうだけど、君はさっきトイレに行ったでしょ。そこで尿を出す前にオナニーをしたはずだ」「っ!!」こいつはなんなんだ。何故そこまで知っている。まさかずっと監視されていたのか?「あ、そんなに警戒しないでよ。僕はただ君のことが心配なだけなんだ」
「……どういう意味だ?」
「実はね、僕の知り合いにそういった研究をしている人がいて、色々と教えてもらったんだ。そして分かったのが……君は恐らく特殊な体質の持ち主ってわけさ。そのせいなのか分からないけれど、尿意を感じれば感じるほど、それが性的興奮へと繋がるようになっているんだ」俺は三城の話を黙って聞いていた。正直、突拍子もない話でとても信じられなかった。
しかし、同時に納得できる部分もあった。というのも、この身体になってからというもの、俺は何度もトイレに行きたくなっていたからだ。しかし、その度に我慢できていたのもまた事実だった。
「つまり、俺は排尿する度に、その…自慰行為、をしないといけないってことか」この話をしている最中にも、俺は尿意を感じていた。
「うーん……正確には違うかな。排尿する時に快感を感じるのはあくまできっかけに過ぎない。問題はその後にあるんだ。要するに、排尿する時はいつでも勃起してしまうっていう状態になってるのさ。だから、これからは毎日排尿をする前に必ず射精するようにした方がいいと思うよ」
「射精……そ、それって毎回……か?」
「勿論だよ。そうしないとどんどん溜まっていってるからね。それに、一回出しただけで終わるなんてことは絶対に無い。もっとしたくなるはずさ。あ、あとこれは重要な事なんだけど、一日一回以上は必ず射精した方が健康にもいいらしいよ」
「そ、そうなのか……」
「まあ、最初は慣れるまで大変かもしれないけど、頑張ってね。それじゃあ、また何かあったら相談に乗るから。またね」
三城はそれだけ言うと屋上から出て行った。一人残された俺は、服の上からでも分かるくらいにパンパンになった自分の膀胱を見つめていた。
……漏れそう。おしっこが。俺は慌ててトイレに向かった。そして個室に入り、鍵を閉めるとズボンとパンツを下ろした。すると、すぐに陰茎が元気よく飛び出してきた。
「……よし」俺は便器の前に立ち、いつものように握ろうとした。しかし、ふと疑問を抱いた。もしここでおしっこをしたらどうなるのだろうか。……やってみるか。
俺は尿道に力を込め、勢い良く放出しようとした……その時、「あっ、あぁっ、だめぇ、もう、出ちゃ……あああッ!!!」びゅるるるるるる!!と音を立てながら精液が発射された。それと同時に、今まで感じたことのないような快感に襲われてしまった。
「ああっ!出るっ!!出ちゃうっ!!あぁっ!!」じょぼぼぼぼぼぼ!!! 大量の尿が放出されると同時に精液も大量に噴出されていき、やがて収まった。
「はぁっ……はぁっ……何これ……すげえ気持ちいい……」全身に鳥肌が立ち、頭が真っ白になっていた。こんな感覚は初めてだ。これが俺の新しい日常の始まりだった……。
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