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テラーノベル(Teller Novel)
さいころさん集

さいころさん集

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2

5️⃣&6️⃣

♥

97

2023年12月07日

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メモ 2


青.黒


無理する癖。



社畜の君の部屋から聞こえてくる

キーボード音。

聞き慣れたもんだ

君の手は止めようとする様子を一切

見せない。

自分で無理してることに気づいてないん

だから。

自分の限界を知らない。

限界を超えると分かりやすいんだから

隠せてないんだから。


そんな君のそばに寄り添ってあげる

のはいつも俺

彼は俺以外に弱い部分を見せられない

年下のメンバーに心配させたくないから

それも彼の優しさなんだろうけど。

唯一の年上である俺は君の弱いところを

たくさん見てきた

メンバーが知らないことだってたくさん

ある


そんなときはこうする


黒.つっかまえた〜〜!ギュ

青.おっ、

黒.まろのやることりすと1っ!!

青.はい、笑

黒.手を止める、次に風呂入る!、次に

歯磨きして俺とねる!!はいやるでっ

(引っ張る)

青.はぁい…


大丈夫?ってそんな甘い言葉で声掛けても

大丈夫だよって返ってくるに決まってる。

だから強制的に辞めさせる

一緒に寝るのは意味がある。

俺は寝付けにくいから寝たフリをしておく。

寝たか寝たかと作業し出すから止めるんやで。


青.ん、みがいたっ

黒.はい寝るで

青.寝よ寝よ〜(あくび)


一緒に布団に入ると

青.っ…


うるうるとこちらを見つめてくる君


ここからは俺とまろだけのひみつ。


黒.…‪‪‪w‪ ふぁ、っ”笑

青.ッ…!!


笑うなと言っているのだろうか。

きりっとした目に変わる。


黒.はぁい、おやすみ チュッ

青.うんっ…好きっ、(にこっ)

黒.ふふ…俺も好きやし

青.すぅ ……ぎゅッ

黒.っ、ニコ

大きな身長の彼を精一杯包み込む

今日は深い眠りにつくといいな。

おやすみ

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