ご本人様には関係無し二次創作
はるぬち様の宝石パロのイラストが元ネタです
この物語はrd視点で進んでいきます
簡単な説明
オレンジダイヤモンド→ぺいんと
別名 パンプキンダイヤモンド
硬度10 靱性7.5
ブルートパーズ→らっだぁ
別名 スカイブルートパーズ
硬度8 靱性5
グリーンサファイア→ぐちつぼ
別名 オリエンタル・パリオドット
硬度9 靱性8
プレーナイト→クロノア
硬度6
本編にどうぞ
p「スカイおはよ!!」
オレンジダイヤモンドはとても明るい性格をしておりみんなを明優しい光で照らしていた
r「ぺいんと先輩急いでどうしたの?」
p「えへへ//実は寝坊しちゃって」
r「昨日夜遅くまでトランプしてたせいじゃん笑笑」
p「またみんなでやろ!!」
様々な人自分から関わり生まれて間もない俺にも親切にしてくれて本当に嬉しかったし彼に教わった技術が成長した今でも役に立っている
r「いいね〜」
kr「ぺいんと見張りの場所行くよ〜」
p「はーーい!!じゃ、行って来ます!!」
r「………行ってらっしゃい」
でもその隣にはいつもペアであるプレーナイトが側にいた
(…ノアさえ、いなければ)
と思う時はよくあったが本当に消えて欲しいと思ったことは一度もなかった
そんなある日見張り中のぺいんとが息を切らし青い顔をして俺たちが住まう家に帰って来た
p「新型の!!月人がぁ…!!」
その言葉を聞いた瞬間俺だけでは無くその場にいたオリエル以外の人員は彼が見張りをしていた場所に走り向かった
残念なことに俺たちがくついた時にはもう月人の姿もプレーナイトの姿も無くあるのは彼の武器と月人が回収し忘れた小さなカケラだけだった
p「ぁ……ああ……僕…のせいだ…僕の…」
r「……」
俺はどんな言葉をかければいいかわからず抱きしめ彼の嗚咽を静かに聞いた
r「ぺいんと、目ぐちつぼに直してもらお」
彼の左目あたりは月人の攻撃を受けて破損しておりきっと今片目が見えないなのだろう
p「………」
何の反応も見せなかったが、彼がこれ以上ここに今いるのはまずいと感じ取った俺は彼の腕を掴んでみんなの待つ家に向かった
r「ぐちつぼ、ぺんちゃんの様子どう?」
g「ありゃぁすぐに闘える状態じゃない…」
r「まぁ……そうだよね」
ここに連れてくるときも俺のせいでとずっと呟いており今の精神状態で闘わせればノアが守った彼までもダメになってしまう
r「俺ぺんちゃんの様子見てくる」
それだけ行って彼の部屋を目指した
(よかった…)
彼の寝室にやってくると布団にうずくまって寝ている様子がわかった
こんなことを思うのは最低かもしれないが連れ去られたのがノアで本当に良かったと思ってしまっている
ノアとは仲がよくないわけでもないが俺にとって彼はノア以上の大切な存在であるから、どんな形でも彼が帰って来てくれて良かった
(きっとプレーナイトの事は時間が解決してくれる)
俺たちは不死身な宝石。
月人にさえ攫われなければ永遠を生きることが可能だからきっと生きてさえいれば心の傷は時間が何とかしてくれる
そう思っていた
あの事件から約520年の時間が経過した
俺は念願であったオレンジダイヤモンドとペアになることが成功したが彼は昔と比べて極力人と関わらず無口で笑わなくなってしまった
p「……」
それによく家にいる時は自分の部屋でプレーナイトの欠けらを眺めている
r「ぺいんと先輩遊びに行こ? 」
p「1人で行って」
r「せっかく今日休み貰ったのにソレを眺めて終わる気?!」
p「……」
ソレが何か悪いと言いたがな視線で俺のことを見てくる彼の瞳には光が入っていなかった
r「……俺を代わりにしたら、ダメなの?」
p「_は?」
自分でもその言葉が出て来た事に驚いてしまったがその言葉を聞いた彼は俺よりさらに驚き目を見開いていた
p「何言ってんの…?」
r「ご、いや今の忘れて!!」
俺を代わりにして彼が昔のように元気にならばと思っていることは事実だが彼の目の前でソレを言ってしまうのはダメだろうと俺は急いで彼に謝りその場を後にした
誰にも何も言わずに丘にやって来てしまった俺は地べたに座り込んだ
(あー………最悪、、)
この件でもしも彼は俺のことを嫌いになってしまったらどうしようなどと考えてしまっているが言った事は戻せないのでさらに俺はテンションを落とした
r「合わせる顔……ないなぁ」
コレほどまでの失態を犯して今日いつも通りに話に行けと言われても絶対に無理だろう
(俺はただ……ぺいんとにまた笑って欲しいだけなのに…何でこううまくいかないんだろ)
物事がから周りしてしまうだけで何の進歩にもならない
もしも彼がまた笑顔になってくれる方法があるのなら俺は迷わずその方法を試すだろう
(そんな方法ないから悩んでるんだけど…)
視点を少し横にずらすと遠くで輝く何かがある事に気がついた
(コレは……!!)
手に取ってみるとそれはプレーナイトのカケラだった
r「そうか、ここは…ノアが連れ去られた丘だから……」
きっと月人も俺たちも気づかなかっただけでずっと拾わられるのをこのカケラは待っていたのかもしれない
悔しいがきっとこれを渡せば先程の謝罪になる上少し元気を取り戻してくれるかもしれないと思い自分のポケットの中に入れた
r「ぁ、でも擦れて壊れたらダメだから手袋絡んでおこ」
確かプレーナイトの硬度は俺よりも低かったので何かの振動で壊れてしまうかもしれないと感じた俺は自分の手袋を外し宝石を入れて落ちないように深くポケットの中に入れその場を後にしようと立ち上がると空に黒点があるのが見えた
r「…………まじかぁ」
武器は一応持っているが今の俺は1人で戦ってはいけない決まりになってしまっている
(これを……ほっといたら他の人が犠牲になるかもしれない)
俺は自分の腰からぶら下げている刀の鞘を抜き敵に向けた
r「1人で、やって見せる」
空から降り注ぐ無数の矢を避けたり受け流したりするが防戦一方で近づかないしヒビが少しずつ入って来ているのが自分でもわかる
(手袋しとくべきだったな)
手袋はヒビが少し入っても支障なく闘える為の必需品だがソレは先程彼の宝石を包むために使ってしまった
r「ぐっ!」
ヒビに気を取られてしまっているうちに矢が一発足を貫き体制を一瞬崩してしまったがすぐに持ち直し敵の方に飛び移った
r「俺だってやればできる!」
飛び移った時に武器を持っていない方の腕が破壊されてしまったが足を止めるわけには行かないと思い一気に核であるボスの首を切った
しかしこの月人は"あたり"だったようで中を切り開くと俺らの仲間である宝石が武器として使わいるものが出て来た
r「さいやくだ…」
俺はそれに顔以外の全てを貫かれてしまった
(もう…流石に何も出来ないな)
彼彼との最後の会話があんな喧嘩終わりみたいな奴なのと自身のポケットの中に入っているカケラを渡さなかったのが悔しいと思いながら月人が散らばった俺のかけらを集めるのを眺めた
?「ふざ、けんな!!!」
(だれだ…?)
流石に自分の宝石を失いすぎて意識を保てなくなっていると怒号と共に月人が次々に霧散して行くのを最後に俺は意識を失った
目を開けるとそこは家の中だった
r「助かった…?」
綺麗に全身を修復された俺は手起き上がりあたりを見回すとあたりは真っ暗になっており俺の近くには光クラゲが置かれていた
(行くか)
光がないと動きが鈍くなるので光クラゲがいる深皿を持ってこの時間帯でも起きている宝石を探しに修復台を後にした
ある一室を除いたすべての部屋を見終わったが夜だった事もあり起きている宝石は誰1人としていなかった
(部屋に………帰りたくない)
勝手に家を飛び出したくせに連れ去られかけてしまった事実をオレンジダイヤモンドが知っていればさらに幻滅されて口を聞いてくれないかもしれないと思った俺は部屋には帰れないでいたのだった
しかし行く場所も特にない俺は結局彼がいるであろう自分の部屋の扉にそっと手を伸ばし捻った
p「…………」
予想通り先輩は起きており俺の元に俯きながら歩いて来た
r「ぺいんとせn」
怒られると思った俺は謝罪をしようとするとぎゅっと俺が彼にされても割れない程度に強く抱きしめてきた
p「勝手に…いなくならないでよ…怖かった……本当に 」
その声は途切れ途切れで小さかったが確かに聞こえた俺は自分が彼に心配をかけてしまったのだと反省しつつこれほどまでに心配してくれたのだと嬉しくなった
r「次はちゃんというね」
p「うん………」
r「先輩助けてくれてありがと」
p「別に… 」
俺たちは仲直りをし初めて夜通し彼と一緒に話し楽しい一夜を探した
次の日
先生から俺はお叱りを受け今日一日はぺいんと先輩と共に武器を没収され無くなって来た海に入るための白粉の原料をとる仕事に回されてしまった
r「はー、あんなに怒らなくてもよかったじゃん……」
p「あれでもだいぶ怒ってなかったように見えたけど?」
r「うそぉ……」
p「ほんと」
地道に植物を買ってカゴに入れる単純作業で普段なら俺は嫌で適当になるのだがぺいんとと一緒にやるので楽しく思えた
r「……昨日渡さなかった物あるんだけどさ」
昨日は話に夢中なのと渡すタイミングが見つからずプレーナイトのカケラを持ったまんまでいたが今日こそは渡そうと思い持って来たのだった
r「はい、これ」
p「コレって……もしかして」
r「そー、見つけたの丘で」
p「そっか……」
もっと喜んでくれると思ったが思った以上に嬉しくなさそうだったので俺は頭の上にクエスチョンマークが浮かんだ
r「要らなかった?」
p「んーんいる、いるけど…… 少しずつ前を向こうかなって」
r「ぇ”?!」
彼のその言葉が信じられなくて自分がやっていた作業を投げ出して彼の手を掴んでもう一度言うように促した
p「…?少しずつ前を向かうかなって」
r「な、何でそう思ってくれたの?」
p「思ってほしくなかった?笑笑」
r「ぁ、え、ちがうちがう!嬉しくて」
彼の笑った表情はいつぶりだろうかと思いながら彼の言葉を否定した
p「んー………またらだがどっか行ったら…大変だから?」
r「えぇ……」
r「……ん?まってその理由だと俺の為に前を向いて歩いてくれるって」
そう言って彼の顔を見ると少し頬を赤く染める彼の姿を見て掴んでいた手を離してあけっに取られていると 時間差で自分が言ったこと彼が頬を染めた理由を理解した
p「ほら、仕事やるよ!先生にまた怒られちゃう」
r「ぁ、、え?」
今の俺の顔はきっと彼よりも真っ赤で見るに耐えないだろう
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本垢であげた物語のその後とらっだぁ視点のお話です