第1章 1話 『故郷』
「おぎゃぁ!」
「おぉ良かったぁ生まれたぁ」
「おめでとうございます!元気な男の子ですよ!」
「ありがとうございます!ありがとうございます!……」
「そうだ!名前!何にする?」
「そんなの決まってるわよ裕貴よ!」
「裕貴か!よし!裕貴これから元気に育てよう!」
『臨時ニュースです!たった今”クニ”を出てから2週間と3日目にあの竜狩り1派が帰ってきました!合計47体の”恐竜”を倒して帰ってきた模様です!では現場の来栖さ〜ん!』
『は〜い現場の来栖でーすただいま竜狩り一派の帰還を見ております!彼らの体は血で濡れバックにははち切れんばかりの皮が入っていますそして…あっ来ましたリーダーの理玖さんです!クニに帰ってきてどうですか?』
『いやーまず休みたいです!この”クニ”の美味いもんたらふく食べてシャワーを浴びて寝たいです!』
『忙しい中ありがとうございますした!よくお休みになってください!以上現場からでした!』
『いやー凄いですね!あの恐竜を47体倒してくるなんて!』
『そうですねぇ彼はこの”クニ”の希望ですなぁ…………』
「かっこいいなぁ!そう思うよな?裕貴」
「う、うん ソウダネェ」
「なんだよぉその反応憧れないのか?」
「憧れるわけ無いだろ!あんな危険がある仕事いくつ命があっても足りないよ」
「そうかぁ?まぁいいや今日は帰る!遅くなると行けないし明後日テスト出しな!じゃあな!」
彼の名は宗太郎たまに物凄く暗くなるときがあるがよく元気で面白いやつだ今俺たちは”クニ”の教育施設『学び屋』に通っている明後日に、テストがあるがまぁ勉強しているから問題ないだろう、そんなことより今日の夜やるテレビ番組『発見!?古代人類の発明品!』と言う番組と『我々は新の人類?古代人に付いて』と言う番組がものすごく楽しみだ!
「はぁすごく面白かった!何なんだよ古代人類の発明品 『じてんしゃ』ってものすごく気になる!でも昔に俺たちよりもっともっと発展した文化を持っ出たんだ!
そうだ!俺は研究員になる!この”クニ”を囲う檻から出て…まだ、誰も知り得ない…古代人の文明を追う!」
これが俺の出来た初めての夢そしてこれからの目標だ!
翌日
「おはよう!裕貴!」
「おう!」
「どうしたんだ?そんなにまけた顔おして?彼女でもできたのか?」
「そんなんじゃないよ、ただ夢ができたんだ!」
「夢?」
「そう、俺は研究者になる!この”クニ”から出てまだ眠っている古代人が残した遺物を探すんだ!」
「そうか!でも外は恐竜でいっぱいだろ?」
「そうだけど…でもやりたいんだ!”クニ”のためでも他の人のためでもない自分だけの…発明品を…自分だけで見つけたいんだ!!」
「でも就職とかはしないのか?外で活動するにしろ金はかかるだろ?」
「うっ」
「よかったら俺もついていっていいか?」
「いいのか?」
「あぁ学校卒業したらな狩り人になろうと思ってるんだどうせ21までここから出られないし」
「そうだな…俺も研究者になるなら基礎を身に着けないとな…約束だぞ」
「おう!」
第1話 故郷終了
落書き
作者の僕です!途中まで書いたのですがテレビを見るシーンから飽きてしまい色々音楽などを聞いて制作をしていたので何かテンションとかがちがうと思いますが目をつぶってもらえると嬉しいです!
次の第2話もご期待ください!
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