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irxs 青桃
(コンビニ店員×ヤニ厨(客))
BL
⚠ご本人様方とはまったく関係ございません
二次創作、BLのものとなります
コメントでの実名はお控えください
Prologue+第1話『厄介な客』
深夜のコンビニ
真夜中に来る客もそこまで多くもなく、…
この話はそんな深夜にだけ来るヤニ厨とその店員の話だ
「あぁ゙〜…暇や〜……、」
深夜11時過ぎ…いや、もうすぐ日が変わる頃だろうか
客が来るとするならば非行少年少女か、社畜ぐらい
俺は、昼間は別の仕事をしているがどうしても金が足りず、こうして時給のいい深夜コンビニもやっている
青「…品出しでもしてよかな、」
そう思い立ちレジから離れようとする時
ピーンポーンピーンポーン
第一印象は、顔の良い派手髪
真っ先に目が行くようなピンク色の髪に少しクズっぽいような顔…
……いや、人を見た目で判断するのは良くないか
元に着ているのは少しカジュアルなスーツ
青「いらっしゃいませー」
他に客も居ないのでそのままレジに留まりその客を目で追う
菓子パンや総菜をいくつか手に取った後、そのままレジに持ってきた
桃「これお願いします」
「…あ、あと〇〇番のタバコも」
青「はい」
近くで見て気がついたがこの男余り生気がない…
体調が悪そう、という訳ではなくただ単に纏っているものが陰気とでも言うのだろうか、元気が無さそうというわけでもないのにどうも目の奥が暗い用に見えた
青(てか、この人タバコ吸うんや)
結構な時間…ましてや深夜コンビニともなると大抵喫煙者か見分けがついてもきたりする
それでもチャラいようには見えたが喫煙者には見えなかった、…し、喫煙者特有の匂いもしない
俺がタバコを取っていると
桃「…タバコって美味しいんですかね?」
「ほんとなんであんな依存してんのか……、」
青(あぁ…これもしかして恋人とかからのお使いか?)
案の定そうらしい、
本来回転率が悪いだマニュアルにもないだで余り客と世間話はしない
が、こんな深夜、回転率も何もないしこちらも暇すぎて寝そうになるので話に付き合うことにした
青「さぁ?俺も吸わないんで…」
桃「まぁ、身の上話なんすけどw」
「…、俺の父、ヘビースモーカーだったんですよ…」
青(…、これもしかしてシリアス系か…?)
桃「タバコは体に悪いってんで、父に」
『タバコは生きてくのに必要ないんでしょ?』
「って聞いたらなんて返ってきましたと思います?w」
『じゃあ、お前のゲーム機も要らないな?』
「ですよ!?、小学の子供に、」
「 そりゃもう言い返せなくなりましたよ…w」
青「そこまで行くと凄いですね…」
相槌を打ちながら彼が持ってきた商品を手早くバーコードをスキャンしながら会計をする
桃「そんなんだから体調も崩して…」
「今度実家帰るんで復讐としてあの人の前で吸ってやるんです…」
「あんたのせいであんたの息子も早死にするようなことしてんぞ〜って…」
「ほんとバカですよね…俺もあの人も……、」
そう言い肩を震わせながら俯く
青(……、亡くなってるのか…)
桃「いやぁ゙〜…ほんと…」
「禁煙中の人の前で吸うって言う地味ーにキツイ復讐なんですけどねww」
青「……、は?」
顔を上げたかと思うと眉を下げながら笑っている
桃「あれ、タヒんでるとでも?w」
「全然?ピンピンしてますよ?」
「まぁ、体調崩して母にタバコ全没収されたんすけどw」
「あんなにタヒぬ直前まで吸うって言ってたのにwww」
青「はぁ!?嘘かよッ 」
桃「いや?全然?全部ホントだしw」
「ちょっと言葉足りなかったり誇張してただけだしw」
うまくいたずらが成功した子供のように笑う
いや、実際成功しているのか
青「はぁ…、身分証明のご提示を」
桃「あぁ~…はい、」
手渡された免許証
青(年下かよ…)
2つ程下の年齢と黒髪の彼、そして乾ないこと書かれている免許証
青(黒髪よりかは今の方が似合っとるな…)
「レジ袋のご利用はどうなさいますか? 」
桃「お願いします」
青「お会計1054円です」
桃「ん、〇ay〇ayで」
「じゃぁ…またね?」
「猫宮さんw」
青「…、またのご来店をお待ちしております」
「乾さん」
桃「…、w」
青「ほんまになんやねんあの客…」
そう、悪態を付きつつも良い暇つぶしになったなと思う
青「”また”…、ね………」
謎連載開始(?)
next…