テラーノベル
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〜 数日後 〜
休日をゆったりと過ごしていた時
幼馴染から連絡が入った。
-メッセージ-
【△△】ごめん!〇〇!
「んー?」
【△△】私、推しがいるって言ってたじゃん?
「あー、えっとなんだっけ、」
「俺に原因があるだっけ?」
【△△】ちがう!原因は自分にある。!
「あーそれそれ」
「その人たちがどうしたの?」
【△△】いやあのね、頼み事なんだけどぉ、
「うん?」
【△△】ライブ!連番してくれない???
「え??」
【△△】お願い!!!
連番予定の子が熱出ちゃって!
お金はもらわないから!
「えぇ、いきなりすぎるってぇ」
「ちなみにいつ???」
【△△】明日!
「明日ぁ!?」
【△△】ごめん!ほんとに急で!
「いやぁ、まぁ、、んー、、いいよぉ」
【△△】ほんとに!?ありがとぉ!!!
いきなりの誘いに戸惑いながらも
私は幼馴染からのお願いだと思い
受け入れた。
〜 次の日 〜
【△△】あ!こっち!
「暑いよぉ笑」
【△△】そうだよねぇ笑笑
ほんとに今日はありがとう!!!
「いいけどぉ、グッズとかどーするの?」
【△△】私ペンライト4本あるから2本使って!
「緑???」
【△△】そそ!推しのメンカラが緑なの!
「あーそゆこと?」
アイドルというものを推してこなかった私は
アイドルの知識が疎い
いや、疎すぎると言ってもいい。
【△△】公演までそんなに時間ないから
もう会場入っちゃお!
トイレは大丈夫?
「おん大丈夫だよぉ」
【△△】おけ!
会場へと足を進めた。
たくさんの可愛い子たちがウキウキとした表情を
浮かべながら、大好きな人を待っている。
なんて可愛らしい光景なんだ。
癒される。
どうやら、この子達を『観測者』というらしい。
観測するからつけられた名前なのだろうか。
だんだんと興味が湧いてくる。
〜 30分後 〜
【△△】やばい!始まる!!!
会場が湧いた。
妙に緑のライトが多い。
この推しメンは、人気度が高いのだろうか。
どうやら、『杢代和人』という人らしい。
どんな人なんだろう。
【たかと】おい観測者〜!!!
脳裏に焼き付けとけよ〜!!!
【観測者】きゃぁぁぁぁ!!!!!
な、何だこの人!!!煽りまくっている!?
それにキャーという観測者はドMなのか!?
なんだなんだ!!!
おもしろい!このライブ!
黄色、、この人は黄色なのか!!!
〜 MC 〜
【かなめ】まぁ、これから僕らお話をするので
お座りください。
熱中症にもなりますので、水分もね、
取ってください。
体調に変化がありましたら、お近くのスタッフさんまでお声がけしてください。
な、なんだ、、この低音ボイス!!!
耳に響いてくる、、!
しかも、観測者の体調も考えている!?
しごできなのか!?
紫、、この人は紫か!!!
【まさや】みなさん、聞いてもいいですか?
俺たちに会いたかったですか???
【観測者】イェーイ!
【まさや】おぉ〜笑
んん!?慣れてるのか慣れてないのか分からない
この声がけはなんだ!?
初心なのか!?
ピンク!ピンク色なのか!
初心だなぁ、、、。
【かずと】俺たちも観測者に会いたかったよね
会いたかったよ
この人が、、、杢代和人、くん、?
一瞬で分かる。
沼だ、ダメだ、沼ったらダメなタイプの沼だ(?)
時が止まったかのように
杢代和人くんに心を惹かれてしまった私。
私たちの席はラッキーなことに
トロッコというものが目の前を通る席だ。
どうやら、今から彼らはここを通るらしい。
【△△】やばいよ〇〇!
もっくんこっち来る!!!
「も、もっくん、あっ、和人くん、」
もう少しで私たちの目の前に来る和人くん。
【観測者】もっくーん!!!
周りが騒ぎ出す。
これが合図だと思い、空気に合わせ
ペンライトをフリフリと振ってみた。
こんな数多くの観測者を目の前にして
ポツンといる人間に気づかないだろう。
そう思っていた。
【かずと】あっ (ニコニコお手振り
え?何が、?今なにが起こった?
お手振り、はしていた。
え、私に?
【△△】〇〇!!!
あんた今ファンサされてたよ!?
「え、あっ、え!?」
【△△】すごいって!!!
その瞬間、心の何かが破裂した。
そう、恋だ。
私は、あの一瞬で恋をしてしまった。
単純な人間。
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