ちょっとしたお話
前編のあの文章
「お前、あの時はよくも…」
「だ、だってトオルさんが居ない時ナツメさんが来てここに居る俺らに『殴られるのと僕が来たとき素直にトオル渡すのどっちがいい?』って聞いてきたので…」
周りに居た人達はコクコクと頷いていた
(あいつ、俺の仲間になにしてんだよ)
後編のそのあとの文章
「おい、これで『何でも聞く』はこれで終わりだ」
「えっ何?『この関係はやめて僕と付き合う』って?」
「だから、人の話はちゃんと聞けって!」
「まぁ、僕から離れようとしても僕から離れられない身体にすればいいだけだからね」
「何でそうなるんだよっ」